高専みらい
神戸市立工業高等専門学校のイメージ機械・材料

神戸市立工業高等専門学校

公立近畿兵庫県

学費(年平均)
251,520円
代表倍率
2.4倍
学科数
6学科
なし
就職率
54.0%
R6・卒業者比
学生数
1,229名
2026年4月時点
女子比率
集計中
解説記事神戸市立高専(兵庫)の偏差値・倍率・進路・寮【2026】

学校概要

神戸高専は神戸市が設置する公立高専です。2025年度に独立6学科体制へ再編され、入学定員は各学科40名・計240名。本科の在籍者は1,229名(2026年4月現在)です。神戸市営地下鉄「総合運動公園駅」から徒歩13分の立地。学生寮はなく、出願資格でも原則として県内または保護者と同居する自宅からの通学が求められる、通学制の学校です。

設置区分
公立
所在地
近畿・兵庫県
アクセス
神戸市営地下鉄「総合運動公園駅」から西へ約800m・徒歩13分 / 「学園都市駅」から東へ約1km・徒歩15分(JR舞子・朝霧・垂水駅から市バス・山陽バスで学園都市駅)
学科系統
機械・材料・電気・電子・化学・生物・建設・建築・情報
公式サイト
公式サイトを見る
公式SNS
X(Twitter)↗

教育理念・育てたい人物像

神戸高専の準学士課程は、一般科目と専門科目を通じて、豊かな教養と工学の基礎知識に加え、創造性・国際性・問題解決能力を備えた実践的技術者の養成を掲げています。卒業時に身につけるべき力は4つの学習・教育目標として整理されており、各学科の所定単位を修得し、これらの能力・素養を身につけた学生に卒業を認定する方針です。

4つの柱は、大きく次のように示されています。

  • (A) 工学の基礎知識:数学・自然科学・情報技術の基礎を身につけて活用し、各学科の専門分野(A4)の基礎知識・基礎技術を扱えること。専門分野の目標は学科ごとに定められています。
  • (B) コミュニケーションの基礎的能力:自分の意図を文章・口頭で適切に伝え、質疑に応答し、日常的な平易な英語や技術英文を読み解けること。
  • (C) 複合的な視点で問題を解決する基礎的能力・実践力:基礎知識を応用・解析し、情報を集めて戦略を立てて課題を解決し、技術者に必要な体力・教養やグループでの協調・報告の力を身につけること。
  • (D) 地球的視点と技術者倫理:工学技術が社会や自然に与える影響と技術者の倫理的責任を理解し、異文化を理解して多面的に考えられること。

各目標には「数学」「日常英語」「技術者倫理」といった下位項目がさらに細かく設定されています。

入試情報

選抜は学力検査による選抜・推薦選抜に加え、「女性エンジニア養成枠」「高度情報人材養成枠」を設けた特別推薦選抜があるのが特徴です(高度情報人材養成枠ではプレゼンテーションを課します)。学力検査は理科・英語・数学・国語の4教科。代表倍率は2.4倍で、公立3校のなかでは最も高く、全国的にみても高い水準です(2023年度は2.7倍)。進路は令和6年度で就職54%・進学42%。大学編入は2023〜2025年度で豊橋技術科学大学17名が最多、地元の神戸大学9名、徳島大学9名、長岡技術科学大学9名が続きます。

神戸高専は本科課程で、豊かな教養と工学の基礎・専門知識を備え、高度化・複合化する科学技術に対応して社会に貢献できる、創造性豊かな実践的技術者・開発型技術者の育成を目指すとしています。

求める学生像としては、科学技術・ものづくりへの関心と社会貢献の意欲がある人、論理的に思考・判断し自分の考えをわかりやすく表現できる人、基礎学力があり特に数学や理科が得意で目標に向け主体的に取り組める人、多様な価値観を理解して協力して課題に取り組める人、国際的な舞台で活躍したい人、といった人物像を挙げています。

入学者選抜は、高専教育にふさわしい能力・適性を有する者を公正に評価するため、次の3方式で行われます。

  • 特別推薦選抜:「女性エンジニア養成枠」「高度情報人材養成枠」を設け、志望学科への関心やこれまでの主体的な活動・作品制作等の実績を、調査書・志願理由書と面接(高度情報人材養成枠はプレゼンテーションを含む)で評価します。
  • 推薦選抜:学業・人物ともに優秀で入学意思が強固な生徒を、調査書・特別活動・面接により評価します。
  • 学力検査による選抜:学力検査(理科・英語・数学・国語)と調査書を総合して評価します。
代表倍率(志願倍率)
2.4倍
前年比 +0.2
高め

志願者が定員を上回り競争率は高め

※ 公表された志願倍率に基づく当サイトの目安で、偏差値ではありません。人気・競争率を示すもので、倍率は年度・学科・推薦/学力で変わります。

算出: 志願者数の合計 ÷ 入学定員。推薦・学力など全ての選抜方式の志願者を合算した延べ人数で、両方に出願した志願者は重複して数えられます(学校が重複を除いた実数を公表していないため)。(入学定員240名)

倍率の推移

2.221年度2.622年度2.723年度2.424年度2.225年度2.426年度

入試方式

2026年度

特別推薦選抜(女性エンジニア養成枠)

対象: 兵庫県内在住・通学の女性で在籍学校長の推薦を受け、評定等の要件を満たす者

選抜: 調査書(100点満点)+面接(約20分・200点満点)の300点満点。志願理由書に基づく口頭試問等を含む

システム情報工学科・知能ロボット工学科は各2名程度、機械システム/電気電子デザイン/環境応用化学/都市デザインの各学科は4名程度(計20名程度)。検査日2025年12月20日または21日

特別推薦選抜(高度情報人材養成枠)

対象: 兵庫県内在住・通学で在籍学校長の推薦を受け、プログラミング/ロボットコンテスト参加経験や個性的な作品の制作経験を有する者

選抜: 調査書(100点満点)+プレゼンテーション及び面接(約20分・200点満点)の300点満点

システム情報工学科・知能ロボット工学科でのみ実施(各2名程度)。女性エンジニア養成枠との併願は不可

推薦選抜

対象: 兵庫県内在住・通学で学業・人物ともに優秀、入学意思が強固な在籍学校長推薦者

選抜: 調査書(1100点満点)+特別活動(75点満点)+面接(50点満点)の1225点満点

各学科16名程度。面接2026年1月17日、合格発表1月21日

学力検査による選抜

対象: 兵庫県内に住所を有する、または兵庫県内の中学校等に通い入学後も兵庫県から通学する者等

選抜: 学力検査450点満点(理科100・英語100・数学100×1.5・国語100の4教科/社会なし・マークシート方式)+調査書225点満点の675点満点。第1志望学科を優先

各学科20名程度(本科募集人員は6学科計240名)。検査日2026年2月8日

出典: 学校公式サイト

配点(2026年度)

傾斜配点あり / 学力検査450点教科ごとの配点を見る

2027年度の募集要項は2026-08-10時点で公開されていません。下の配点は2026年度のものです。配点は年度によって変わることがあります。

学力検査選抜
理科100
英語100
数学150
国語100
調査書225
合計675

数学は100点の1.5倍。社会は学力検査では課さず、調査書側で3倍に重く見る。

調査書: 社会を3倍(15点)、音楽・美術・技術家庭・保健体育を2倍(40点)、国語・数学・理科・外国(英)語を1倍(20点)で計75点。これを中学2年時は1倍、3年時は2倍して合計225点。

推薦選抜
調査書1100
特別活動75
面接50
合計1225

調査書: 数学・理科・外国(英)語・技術家庭の4教科を3倍(60点)、国語・社会・音楽・美術・保健体育の5教科を2倍(50点)で計110点。これを中学2年時は3倍、3年時は7倍して合計1100点。

特別推薦選抜(女性エンジニア養成枠)
調査書100
面接200
合計300

調査書: 1年から3年までの9教科×5段階の総和を 100/135 倍して100点満点に換算する。

特別推薦選抜(高度情報人材養成枠)
調査書100
プレゼンテーション及び面接200
合計300

コンテスト参加経験や自作の作品について5分程度のプレゼンテーションを行い、その後に面接を実施する。

調査書: 1年から3年までの9教科×5段階の総和を 100/135 倍して100点満点に換算する。

配点は傾斜を適用したあとの点数です。2026-08-10 時点の募集要項によります。

出典: 学校公式サイト

学費・奨学金

神戸市が設置する公立高専で、授業料は年額234,600円(国立高専と同額)です。入学料は設置者である神戸市の住民か否かで異なり、神戸市民は28,200円、市外(兵庫県内など)からの入学は84,600円です。授業料5年分に入学料を加えた学費は、市外で約126万円、神戸市民なら約120万円が目安。加えて学年費・研修旅行費・教科書代などの諸経費が別途かかります。金額・要件は必ず公式の募集要項で最新版を確認してください。

年平均
251,520円
入学金
84,600円
授業料/年
234,600円
5年総額(概算)
1,257,600円
本科1〜3年授業料は実質0円

高等学校等就学支援金は令和8年度(2026年度)から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず本科1〜3年が対象になりました。国公立高専の支給上限は年額234,600円(月額19,550円)で授業料と同額のため、申請すれば授業料の負担はなくなります。 支給は原則として通算36か月まで。入学料・教科書代・寮費などは対象外で、本科4〜5年・専攻科は高等教育の修学支援新制度(所得要件あり)に切り替わります。

出典: 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」/国立高等専門学校機構「経済的支援」。受給には申請が必要です。

その他=学年費6,900+研修旅行費50,000(年額)。入学時一時金=後援会入会金8,000+野外活動費等11,000。教科書教材約65,000〜85,000。本科5年は学年費+卒アル5,000・後援会+卒業祝賀2,000。入学料は神戸市民28,200円

奨学金・学費支援

  • 給付高校生等奨学給付金対象: 生活保護受給世帯、道府県民税・市町村民税所得割額が非課税の世帯、家計急変世帯

    授業料以外の教育費負担の軽減を目的とした返還不要の給付金。

  • 貸与日本学生支援機構奨学金対象: 学業・人物ともに優秀で学資の支弁が困難な学生

    貸与型(要返還)と給付型がある。

出典: 学校公式サイト

寮生活

学生寮を持たない通学制の学校です(寮なし)。出願資格でも原則として兵庫県内からの通学、または保護者と同居する自宅からの通学が求められており、自宅通学を前提とした運用になっています。遠方から志望する場合は住まいの確保を各自で行う必要があるため、通学圏かどうかを早めに確認しておくと安心です。

寮なし

学科・カリキュラム

システム情報工学科・知能ロボット工学科・機械システム工学科・電気電子デザイン工学科・環境応用化学科・都市デザイン工学科の6学科制で、入学時に学科を選ぶ従来型です。機械系・電気系・情報系・化学系・建設系がひととおりそろい、加えて知能ロボット工学科がAIとロボティクスを、システム情報工学科がソフトウェアとハードウェアを横断的に扱います。低学年に一般科目を多く、学年が進むほど専門科目が増える「くさび形」の課程で、実験・実習・演習を重視します。専攻科は機械システム工学・電気電子工学・応用化学・都市工学の4専攻です。

神戸市立工業高等専門学校は、神戸市が設置する市内唯一の工業高等専門学校で、2025年度からシステム情報工学科・知能ロボット工学科・機械システム工学科・電気電子デザイン工学科・環境応用化学科・都市デザイン工学科の独立6学科体制へと再編されました。準学士課程(本科)は5年間の一貫教育で、カリキュラム・ポリシーに基づき、数学・自然科学・語学・幅広い教養を養う一般科目を低学年に多く配置し、学年が進むにつれて各学科の専門科目が増えていく「くさび形」の教育課程を編成しています。実験・実習・演習を重視し、低学年から座学と実技を結び付けながら段階的に専門性を高めていくのが特徴です。授業科目の成績評価は各シラバスに明記された方法で総合的に行い、60点以上を合格として所定の単位を与え、評語は優(80点以上)・良(70点以上)・可(60点以上)・不可(60点未満)で表します。本科5年間の学びは、機械システム工学専攻・電気電子工学専攻・応用化学専攻・都市工学専攻の4専攻からなる2年間の専攻科(準学士課程の上に接続する課程)へとつながり、修了者は所定の要件を満たすことで学士(工学)の学位取得と大学院進学の道が開かれます。

情報

システム情報工学科

定員 40

情報技術とエレクトロニクスの両分野を統合的に学ぶ学科。数学・自然科学の基礎の上に、AIやデータサイエンスなどのソフトウェアと、半導体や回路設計などのハードウェアを横断的に習得する。実験・実習を重視し、アプリ開発や電子回路の設計・製作を通じて実践的技術者を育てる。

機械・材料

知能ロボット工学科

定員 40

ロボットの制作や操作を通じて、高度な情報技術やシステム制御技術を習得する学科。AIの基礎とロボティクスをPBL(課題解決型学習)やコンテスト参加で結び付け、省力化・自動化を担うシステムインテグレータやAIエンジニア、ロボット技術者を育成する。

機械・材料

機械システム工学科

定員 40

エネルギー・環境問題に着目し、機械工学を軸としたものづくり全般の知識と技術を習得する学科。熱・流体、材料、生産加工、計測・制御などを学び実践的な情報処理技能も養う。自動車・航空・宇宙・鉄道・エネルギー・医療など幅広い産業で活躍する技術者を育てる。

電気・電子

電気電子デザイン工学科

定員 40

電気・電子のテクノロジーで低炭素社会への移行を主導する技術者を育てる学科。スマートフォンや家電を扱うエレクトロニクス・情報分野と、高速鉄道などの基盤を担うエネルギー・制御分野を、1年次からの座学と実験実習を統合した段階的な学びで習得する。

化学・生物

環境応用化学科

定員 40

有機・無機・物理化学、化学工学、生物化学・生物工学の5分野を基礎に、環境・エネルギーを分野横断で専門的に学ぶ学科。水を溶媒とした有機合成や光触媒による環境浄化、バイオマス由来プラスチックなどを扱い、化学の視点から環境問題の解決に貢献する技術者を育てる。

建設・建築

都市デザイン工学科

定員 40

道路・鉄道・水道などのインフラの計画・設計・建設・保全から、都市防災や都市空間のデザインまでを扱う学科。橋梁構造、地盤防災、地震対策、コンクリート工学、交通デザイン、都市計画などを学び、安全で快適な都市環境の創造と維持を担う技術者を育てる。

出典: 学校公式サイト/学校公式サイト/学校公式サイト/学校公式サイト/学校公式サイト/学校公式サイト

専攻科

本科(5年)修了後にさらに2年間学び、大学と同等の「学士」取得を目指せる課程です。

  • 機械システム工学専攻
  • 電気電子工学専攻
  • 応用化学専攻
  • 都市工学専攻

本科卒業後に進学する2年間の課程。深く専門の学芸を教授し、研究開発能力と問題解決能力を育成する。修了者は所定の要件を満たせば学士(工学)の学位取得と大学院への進学資格が得られる。

出典: 学校公式サイト

就職・進学実績

令和6年度卒業生・卒業者に占める割合

就職率54.0%
進学率42.0%

学校公式の進路情報 ↗

主な大学編入先(2023〜2025年度

豊橋技術科学大学 17名神戸大学 9名徳島大学 9名長岡技術科学大学 9名岡山大学 8名

3年間の大学編入 計107

出典: 神戸高専「卒業生の進路(本科 過去5年の進学状況)」shinro2025.pdf

神戸市立工業高等専門学校のオープンキャンパス・説明会【2026年】

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公式サイトの最新ニュース

出典: 神戸市立工業高等専門学校公式サイト等(自動収集・一部AI要約)

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神戸市立工業高等専門学校のよくある質問

神戸市立工業高等専門学校の偏差値はどのくらいですか?

高専は高校と入試制度が異なり、一般的な偏差値は公表されていません。神戸市立工業高等専門学校の入試は、公表された志願倍率(約2.4倍)から見ると「高め」が目安です。これは偏差値ではなく人気・競争率の目安で、年度・学科・選抜方式(推薦/学力)で変わります。

神戸市立工業高等専門学校の学費はいくらですか?

神戸市立工業高等専門学校の学費は、本科5年間の総額でおよそ1,257,600円(年あたり251,520円)が目安です。授業料のほか入学料・諸経費・寮費等が別途かかる場合があります。

神戸市立工業高等専門学校に寮はありますか?

神戸市立工業高等専門学校には学生寮はありません。遠方の場合は近隣の下宿・アパート等の利用が一般的です。

神戸市立工業高等専門学校の入試倍率はどのくらいですか?

神戸市立工業高等専門学校の代表的な志願倍率はおよそ2.4倍です。倍率は年度・学科・選抜方式(推薦/学力)によって変動します。

神戸市立工業高等専門学校にはどんな学科がありますか?

神戸市立工業高等専門学校には機械・材料・電気・電子・化学・生物・建設・建築・情報系などの学科があります。高専は中学卒業後の5年間で、実験・実習を重視した専門教育を受けられるのが特徴です。

神戸市立工業高等専門学校の卒業後の進路は?

神戸市立工業高等専門学校をはじめ高専の卒業生は、就職と進学(大学への編入学・専攻科への進学)の両方に進みます。専門性を活かした就職に強く、求人倍率が高いことで知られます。詳しい進路実績はページ上部のデータをご覧ください。

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データ更新日: 2026-06-21

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