機械・材料旭川工業高等専門学校
国立・北海道・北海道
学校概要
旭川高専は北海道旭川市にある国立高専です。2026年度入学者から5学科体制に移行し、入学定員は各学科32名・計160名。本科の在籍者は720名で、女子学生比率は19%(令和7年5月1日現在)。旭川駅からバスで約25分の立地に学生寮「明誠寮」(収容213名)があります。2025年の全国高専ロボコンでは優勝(内閣総理大臣賞)を果たしました。カーリングの鈴木夕湖選手(2018年平昌五輪 銅メダル)は物質化学工学科の卒業生です。
- 設置区分
- 国立
- 所在地
- 北海道・北海道
- アクセス
- 旭川駅から道北バス29番・30番で「高専前」下車(約25分)
- 学科系統
- 機械・材料・電気・電子・情報・化学・生物
- 公式サイト
- 公式サイトを見る
- 公式SNS
- X(Twitter)↗
教育理念・育てたい人物像
本科の教育目標
旭川高専は、次のような人材の育成を教育目標に掲げています。一般教養と科学技術の基礎知識・工学の専門知識を備えた教養豊かな人材、社会の課題に協働性をもって自主的に取り組める実践的な人材、国際的適応力と英語力を備えグローバルに活躍できる人材、広い視点からの思考力と創造性を持ち自立して行動できる人材、そして健全な心身と将来的視野を備えた豊かな人間性を持つ人材という5つの柱です。
称号授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
本科では、所定の単位を修得し、学科ごとに定められた能力を身につけた学生に準学士の称号を授与します。学生が身につけるべき能力は、高専機構モデルコアカリキュラムに示された「基礎的能力」「分野別専門能力」および「分野横断的能力」に準拠して定められています。学科ごとの具体的なディプロマ・ポリシー本文は上記出典PDFに掲載されています。
施設・環境
産学連携を推進する拠点。企業からの研究・開発に関する技術相談、企業と教員が共同で行う共同研究、委託を受けて実施する受託研究の窓口となり、本校の設備・装置を地域企業に開放する設備共用利用も行う。
普通旋盤・フライス盤などの汎用工作機械に加え、ワイヤー放電加工機、CNC旋盤、5軸制御立形マシニングセンタ、レーザー加工機、各種溶接機、高周波誘導溶解炉などを備え、本科の実習・実験や卒業研究、専攻科の特別研究に対応する。
遠隔地から通う男子187名・女子36名・留学生10名の計233名が生活する学生寮(令和8年4月1日現在)。栄養士がバランスを考えた朝・昼・夕の3食を毎日提供し、食堂・売店・浴室・洗濯室、各階の談話室・補食室を備える。
入試情報
選抜は推薦・学力・帰国生特別の3方式。推薦は調査書と面接、学力選抜は5教科の学力検査と調査書の総合判定で、英語・数学・理科を重視します。代表倍率は1.7倍で、2022年度2.46倍・2025年度2.23倍と高めの年もあります。進路は令和7年度で就職62.7%・進学36.4%。大学編入は2023〜2025年度で豊橋技術科学大学13名・長岡技術科学大学6名が中心です。
求める人材像
旭川高専は、卒業認定方針(ディプロマ・ポリシー)に沿った人材を育てるため、幅広い分野の基礎学力を備えた人(知識・技能)、その基礎学力を活かして論理的に考え他者に伝える表現力を持つ人(思考力・判断力・表現力)、主体的に学び多様な考え方を理解して他者と協働できる人(主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)を受け入れる方針を示しています。
入学者選抜の基本方針
多様な学生を迎えるため、推薦選抜・学力選抜・帰国生特別選抜・編入学選抜を実施し、基礎学力、とりわけ数学・理科・英語を中心とした学習内容の理解を重視するとしています。選抜方法は次のとおりです。
- 推薦選抜:出願資格を満たした志願者を対象に、個人調査書と面接の総合判定によって選抜します。
- 学力選抜:学力検査(数学・理科・英語・国語・社会)の成績、個人調査書、入学意思確認書の総合判定によって選抜し、英語・数学・理科を重視します。
- 帰国生特別選抜:外国で教育を受け出願資格を満たした志願者を対象に、学力検査(数学・理科・英語)の成績、個人調査書(成績証明書)、作文、面接の総合判定によって選抜します。
高専の中では平均的な競争率
※ 公表された志願倍率に基づく当サイトの目安で、偏差値ではありません。人気・競争率を示すもので、倍率は年度・学科・推薦/学力で変わります。
算出: 志願者数の合計 ÷ 入学定員。推薦・学力など全ての選抜方式の志願者を合算した延べ人数で、両方に出願した志願者は重複して数えられます(学校が重複を除いた実数を公表していないため)。(入学定員160名)
倍率の推移
入試方式
2026年度
対象: 出願資格を満たした志願者
選抜: 個人調査書及び面接の総合判定によって選抜する。
選抜: 学力検査(数学・理科・英語・国語・社会)の成績、個人調査書及び入学意思確認書の総合判定によって選抜する。英語・数学・理科を重視する。
対象: 外国において教育を受け、出願資格を満たした志願者
選抜: 学力検査(数学・理科・英語)の成績、個人調査書(成績証明書)、作文及び面接の総合判定によって選抜する。
出典: 学校公式サイト ↗
配点(2026年度)
傾斜配点あり / 学力検査800点教科ごとの配点を見る閉じる
2027年度の募集要項は2026-08-10時点で公開されていません。下の配点は2026年度のものです。配点は年度によって変わることがあります。
学力検査と個人調査書を合わせた総合点は要項に示されていない。
調査書: 国語・社会・数学・理科・英語は各教科5点×3か年×2、音楽・美術・保健体育・技術・家庭は各教科5点×3か年で算出する。
配点は傾斜を適用したあとの点数です。2026-08-10 時点の募集要項によります。
出典: 学校公式サイト ↗
学費・奨学金
国立高専のため授業料は年額234,600円(全国立高専共通)で、入学料を含めても5年間の学費は約126万円。公立・私立の専門系と比べて負担を抑えやすく、加えて高等教育の修学支援新制度、高専機構による授業料・入学料減免など、学年に応じた経済支援も整っています。
- 年平均
- 251,520円
- 入学金
- 84,600円
- 授業料/年
- 234,600円
- 5年総額(概算)
- 1,257,600円
高等学校等就学支援金は令和8年度(2026年度)から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず本科1〜3年が対象になりました。国公立高専の支給上限は年額234,600円(月額19,550円)で授業料と同額のため、申請すれば授業料の負担はなくなります。 支給は原則として通算36か月まで。入学料・教科書代・寮費などは対象外で、本科4〜5年・専攻科は高等教育の修学支援新制度(所得要件あり)に切り替わります。
出典: 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」/国立高等専門学校機構「経済的支援」。受給には申請が必要です。
学生会費8,000(入会金含む)。後援会費5年分95,000を入学時一括(年額換算19,000)。教科書教材約60,000。ノートPC約120,000・ジャージ約20,000・新入生合宿約8,000(入学時)。入学時一時金=ジャージ20,000+合宿8,000(PC別)。出典:公式『学費等』
奨学金・学費支援
- 給付高等学校等就学支援金対象: 本科1〜3年生(所得制限なし・要申請)
本科1〜3年が対象の国の制度(返還不要)。令和8年度から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず年額234,600円(月額19,550円)=授業料の全額が支給され、授業料は実質無償になる。支給は原則通算36月。
- 減免高等教育の修学支援新制度(授業料等減免・給付奨学金)対象: 本科4・5年生・専攻科生(本科3年生は予約採用)
- 減免高専機構授業料免除対象: 全学年
経済的理由等により授業料の納付が困難な学生を対象とした授業料の免除。
- 給付日本学生支援機構(JASSO)給付奨学金
- 貸与日本学生支援機構(JASSO)貸与奨学金
- 給付道新ウェルネット奨学金対象: 北海道内の高専生
寮生活
遠方からの進学を支える学生寮「明誠寮」を男子・女子別に備え、留学生用の国際棟も設けています。栄養士が朝・昼・夕の3食を毎日提供し、寮務担当教員や女性指導員、寮生会の協力で規則正しい集団生活を送れる環境が整っています。旭川駅からはバスで通える立地です。
- 寮
- あり
- 月額(食費込み)
- 約60,756円
- 定員
- 213名
- 女子入寮
- 女子寮・女子棟あり
- 寄宿料(部屋代)
- 700円
- 運営費・光熱水費等
- 14,545円
- 食費
- 45,386円
- 寮生会費等
- 125円
寮名:明誠寮(男子寮・女子寮)+国際棟
出典:明誠寮に入った場合、1か月にかかる費用(令和8年度) 2026-08-07 確認
※入寮費は公式資料に記載なし(非掲載または徴収なし 2026-06)
学科・カリキュラム
ロボット・システムデザイン工学科、エネルギー・機械デザイン工学科、半導体・電気情報通信工学科、AI・デジタル情報工学科、化学・生命工学科の5学科で、入学時に学科を選ぶ従来型です。低学年に一般科目を厚く置き学年進行とともに専門へ移る「くさび型」の5年一貫課程で、1年次から実習・実験を重視し、高学年ではPBL演習・インターンシップ・卒業研究へと進みます。卒業後は専攻科(生産システム工学専攻・応用化学専攻)で学士(工学)を目指す道もあります。
旭川高専は、ディプロマ・ポリシーに定める人材を育成するため、低学年では一般科目を重点的に配置し、学年の進行とともに専門科目に重点を置く「くさび型」の5年一貫教育課程を編成しています。各科目は高専機構モデルコアカリキュラムに示された「基礎的能力」「分野別専門能力」および「分野横断的能力」に準拠し、学科ごとに講義・演習・実験実習・PBL科目を適切に組み合わせて編成されます。
本科は2026年度入学者から、ロボット・システムデザイン工学科、エネルギー・機械デザイン工学科、半導体・電気情報通信工学科、AI・デジタル情報工学科、化学・生命工学科の5学科体制に移行しました(2025年度までの入学者は機械システム工学科・電気情報工学科・システム制御情報工学科・物質化学工学科の4学科で、在学中は旧学科のまま学びます)。いずれの学科も1年次からの実習・実験を重視し、高学年では課題解決型(PBL)の演習やインターンシップ、5年次の卒業研究を通じて学びを実践的な課題解決へと結び付けます。学業成績は各科目の到達目標・評価方法をwebシラバスで公開したうえで100点法により評価し、60点以上で科目を修得したものとします。
卒業後にさらに専門を深める道として専攻科(生産システム工学専攻・応用化学専攻)が接続しており、修了生は大学改革支援・学位授与機構の審査を経て学士(工学)の学位を取得できます。
ロボット・システムデザイン工学科
機械・電気電子・情報の3分野を融合して学ぶ学科。プログラミングや電子回路、センサ、制御工学、メカトロニクス、ロボティクスを段階的に習得し、1年次からの実習や高学年でのグループでのロボット製作・卒業研究を通じて複合領域で活躍できる力を養う。
エネルギー・機械デザイン工学科
力・材料・加工・流体・エネルギーといった機械工学の基礎に加え、CAD・CAEなどのデジタル技術や再生可能エネルギー・環境技術を学ぶ学科。設計演習やインターンシップなど実践的な学びを重視し、持続可能な社会に貢献できるエンジニアを育成する。
半導体・電気情報通信工学科
半導体技術・電子回路・情報通信・プログラミングを総合的に学ぶ学科。電気回路や電磁気学の基礎から半導体デバイス、通信技術、AIプログラミングや機械学習まで、豊富な実験科目を通して習得し、新技術に柔軟に対応できる技術者を育てる。
AI・デジタル情報工学科
AI・データサイエンス・プログラミングを中心に、デジタル社会を支える情報技術を学ぶ学科。学びの約7割が情報技術と数学で、基礎からAI・データ分析・IoT・画像処理まで段階的に習得する。実験・演習を重視し、自分のアイデアを形にできる力を養う。
化学・生命工学科
化学と生物をバランスよく学び、食品・医療・環境・材料など生活を支える幅広い分野で活躍する力を育てる学科。基礎化学・有機化学・生物のしくみを学んだうえで、多くの実験科目を通じて物質の性質分析や微生物観察などを体験的に習得する。
専攻科
本科(5年)修了後にさらに2年間学び、大学と同等の「学士」取得を目指せる課程です。
- 生産システム工学専攻
- 応用化学専攻
生産システム工学専攻・応用化学専攻の2専攻を設置。生産システム工学専攻は機械・電気情報・システム制御情報系、応用化学専攻は化学系を基盤とする。修了生は特別研究等の取り組み状況により大学改革支援・学位授与機構の審査を経て学士(工学)の学位を取得でき、学士としての就職や大学院進学が可能。
出典: 学校公式サイト ↗
就職・進学実績
女子学生比率 19%(2025-05-01 現在)
主な大学編入先(2023〜2025年度)
3年間の大学編入 計36名
実績・受賞
- 2025アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2025 全国大会優勝(内閣総理大臣賞)全国・チーム「天旋」
主な出身者
- 小路幸也(小説家)
- ウヒョ助(漫画家)
- 岡しのぶ(歌人)
- 鈴木夕湖(カーリング選手(2018年平昌五輪 銅メダル・物質化学工学科卒))
出典が公表されている主な人物のみ掲載
出典: 文部科学省 ↗/Wikipedia ↗
旭川工業高等専門学校のオープンキャンパス・説明会【2026年】
日程をすべて見る →9/5土曜道内国立高専合同学校説明会(オンライン参加)オンライン説明会・オンライン
道内国立高専合同学校説明会(オンライン参加)|13:00〜15:50(受付開始12:30〜)、対面会場開催と同時開催のオンライン配信回、北海道内国立高専(函館・旭川・苫小牧・釧路)合同開催
対象:中学生・保護者等申込:要申込(2026-08-03〜09-04、専用フォームより登録)公式ページで詳細・申込 →9/5土曜道内国立高専合同学校説明会(対面参加)学校説明会
道内国立高専合同学校説明会(対面参加)|13:00〜15:50(受付開始12:30〜)、会場:北海道大学学術交流会館、北海道内国立高専(函館・旭川・苫小牧・釧路)合同開催、対面・オンライン同時開催(対面参加分)
対象:中学生・保護者等申込:申込不要(直接会場へ来場)公式ページで詳細・申込 →9/6日曜旭川高専まるごと体感DAY(第2回)体験入学
旭川高専まるごと体感DAY(第2回)|10:00〜12:30
対象:高等学校1年生及び保護者申込:要申込(mirai compassより2026-08-25 10:00〜09-03 17:00)公式ページで詳細・申込 →
※ 各学校の公式サイトに移動します。資料請求の手続き・個人情報の取り扱いは各学校の定めに従います。
公式サイトの最新ニュース
- アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2026北海道地区大会の開催について【観覧応募受付中】 ↗2026/8/21
- 【8/25~9/3申込受付】令和8年度 第2回 旭川高専まるごと体感DAYの実施について ↗2026/8/21
- 道内国立高専合同学校説明会を開催します ↗2026/8/21
出典: 旭川工業高等専門学校公式サイト等(自動収集・一部AI要約)
すべて見る(10件)→旭川工業高等専門学校のよくある質問
旭川工業高等専門学校の偏差値はどのくらいですか?
高専は高校と入試制度が異なり、一般的な偏差値は公表されていません。旭川工業高等専門学校の入試は、公表された志願倍率(約1.7倍)から見ると「標準」が目安です。これは偏差値ではなく人気・競争率の目安で、年度・学科・選抜方式(推薦/学力)で変わります。
旭川工業高等専門学校の学費はいくらですか?
旭川工業高等専門学校の学費は、本科5年間の総額でおよそ1,257,600円(年あたり251,520円)が目安です。授業料のほか入学料・諸経費・寮費等が別途かかる場合があります。
旭川工業高等専門学校に寮はありますか?
旭川工業高等専門学校には学生寮があります。寮費は月額約60,756円(食費を含む)が目安です。遠方から通う学生の生活基盤として利用されています。
旭川工業高等専門学校の入試倍率はどのくらいですか?
旭川工業高等専門学校の代表的な志願倍率はおよそ1.7倍です。倍率は年度・学科・選抜方式(推薦/学力)によって変動します。
旭川工業高等専門学校の女子の割合はどのくらいですか?
旭川工業高等専門学校の女子比率はおよそ19%です(当サイト集計)。近年は多くの高専で女子学生の受け入れ・支援が広がっています。
旭川工業高等専門学校にはどんな学科がありますか?
旭川工業高等専門学校には機械・材料・電気・電子・情報・化学・生物系などの学科があります。高専は中学卒業後の5年間で、実験・実習を重視した専門教育を受けられるのが特徴です。
旭川工業高等専門学校の卒業後の進路は?
旭川工業高等専門学校をはじめ高専の卒業生は、就職と進学(大学への編入学・専攻科への進学)の両方に進みます。専門性を活かした就職に強く、求人倍率が高いことで知られます。詳しい進路実績はページ上部のデータをご覧ください。
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データ更新日: 2026-06-21
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