高専みらい
明石工業高等専門学校のイメージ機械・材料

明石工業高等専門学校

国立近畿兵庫県

学費(年平均)
251,520円
代表倍率
1.0倍
学科数
4学科
あり
就職率
33.9%
R7・卒業者比
学生数
853名
2025年5月時点
女子比率
28.6%
2025年5月時点
解説記事明石高専(兵庫)の偏差値・倍率・進路・寮【2026】

学校概要

明石高専は兵庫県明石市にある国立高専で、JR神戸線・魚住駅から徒歩約5分という高専としては珍しい駅近立地です。女子学生比率は28.6%(令和7年度)と全国平均を上回り、建築学科を含む4学科構成も特徴。神戸・明石エリアから通学しやすく、近畿圏で人気の高い学校です。

設置区分
国立
所在地
近畿・兵庫県
アクセス
JR神戸線「魚住駅」から徒歩約5分 / 山陽電鉄「山陽魚住駅」から徒歩約10分
学科系統
機械・材料・電気・電子・建設・建築
公式サイト
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公式SNS
X(Twitter)↗

教育理念・育てたい人物像

明石高専は、教育基本法の精神と学校教育法に基づき、深く専門の学芸を教授して職業に必要な能力を育成することを目的に、高等教育機関として社会に対し三つの使命を担うと位置づけています。教育目標としては、豊かな教養と感性を育てるとともに、科学技術の進歩に対応した専門の知識・技術を教授し、一定の能力を備えた技術者の養成を掲げています。同校はこの目標を「豊かな教養と感性を育てると共に、科学技術の進歩に対応した専門の知識・技術を教授し、以下の能力を備えた技術者を養成することを目標にしています」と説明しています。

「三つの使命」および「以下の能力」の詳細は公式ページに図表として掲載されており、学科・専攻ごとのディプロマ・ポリシー/カリキュラム・ポリシー/アドミッション・ポリシーは公式「三つのポリシー」ページで確認できます。

入試情報

入試は推薦選抜・学力選抜・帰国生徒特別選抜の3方式。志願倍率は近年1.0〜1.6倍で推移しており、数字だけ見ると落ち着いていますが、卒業生の6割超が大学進学する進学型トップ校(令和7年度・進学率63.7%)で、大阪大学・神戸大学・東京大学などへの編入実績があります。倍率の低さをレベルの低さと読み違えないよう注意が必要です。

明石高専は「自由な校風のなかで夢を育み、将来を自ら切り拓いていこうとする意志を持った」学生を求めるとして、①技術者として活躍したいと強く希望を持っている人、②総合的な基礎学力を持ち、理数系科目および英語に優れている人、③さまざまな実験や実習に周囲と協働して取り組める人、の3点を挙げています。4学科ともアドミッション・ポリシーの文言は共通で、学科ごとの求める学生像の違いは設けられていません。

入学者選抜は推薦選抜・学力選抜・帰国生徒特別選抜の三種類。推薦選抜と学力選抜の募集人員は各学科とも入学定員の50%程度ずつ(帰国生徒特別選抜は若干名)で、160名の定員に対しておおむね80名ずつが振り分けられる形です。

方式ごとの見られ方はかなり違います。推薦選抜は学力検査を課さず、調査書350点・特別活動等45点・グループワーク45点の合計440点満点。調査書は数学・理科・技術家庭・外国語の4教科を2倍、国語・社会を1.5倍、音楽・美術・保健体育の3教科を等倍で重みづけし(各5段階評定。1学年あたり70点)、さらに3年生の評定を1・2年生の3倍で見ます。特別活動等では生徒会・学級活動、課外活動、検定、社会貢献やボランティアなどが評価対象です。

学力選抜は理科・英語・数学・国語・社会の5教科をマークシート方式で受験し、英語と数学だけ配点が1.5倍(各150点)になる600点満点。これに調査書270点を加えた870点満点で選考します。アドミッション・ポリシーが学力選抜について「特に数学および英語に優れている人」と書いているとおり、配点にもその重みがそのまま表れています。帰国生徒特別選抜は理科・英語・数学の3科目300点に加え、当日テーマが示される日本語の作文と、1人10分程度の個人面接があります。

代表倍率(志願倍率)
1.0倍
前年比 -0.3
倍率ひかえめ

志願者が定員に対して比較的少なめ(穴場になりうる)

※ 公表された志願倍率に基づく当サイトの目安で、偏差値ではありません。人気・競争率を示すもので、倍率は年度・学科・推薦/学力で変わります。

算出: 志願者数の合計 ÷ 入学定員。推薦・学力など全ての選抜方式の志願者を合算した延べ人数で、両方に出願した志願者は重複して数えられます(学校が重複を除いた実数を公表していないため)。(入学定員160名)

倍率の推移

全国中央値 1.61.622年度1.623年度1.324年度1.325年度1.026年度

入試方式

2026年度

推薦選抜

対象: 中学校長の推薦を受けた者

選抜: 学力検査は免除(調査書・面接等による選抜)

令和8年度は本試験を1月17日に実施。追試験制度あり。

学力選抜

対象: 中学校卒業(見込み)者

選抜: 全国共通の学力検査(国語・数学・理科・英語・社会)による選抜

令和8年度は本試験を2月8日に実施。追試験制度あり。「最寄り地等受験制度」は学力選抜のみ対象で事前相談が必須。

帰国生徒特別選抜

対象: 海外在住経験のある帰国生徒

選抜: 学力選抜と同日程で実施

出典: 学校公式サイト

配点(2027年度)

傾斜配点あり / 学力検査600点教科ごとの配点を見る
学力検査による選抜
理科100
英語150
数学150
国語100
社会100
調査書270
合計870

英語・数学を各1.5倍して評価する。

調査書: 9教科×5段階×(1年1.2+2年1.2+3年3.6)

配点は傾斜を適用したあとの点数です。2026-08-10 時点の募集要項によります。

出典: 学校公式サイト

学費・奨学金

国立高専のため授業料は全国一律(年額234,600円)。本科1〜3年は高等学校等就学支援金で授業料の全額が支給され、所得制限もありません。4・5年は世帯状況に応じて授業料減免や給付型奨学金の対象になる場合があり、実質負担を抑えられるケースもあります。

年平均
251,520円
入学金
84,600円
授業料/年
234,600円
5年総額(概算)
1,257,600円
本科1〜3年授業料は実質0円

高等学校等就学支援金は令和8年度(2026年度)から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず本科1〜3年が対象になりました。国公立高専の支給上限は年額234,600円(月額19,550円)で授業料と同額のため、申請すれば授業料の負担はなくなります。 支給は原則として通算36か月まで。入学料・教科書代・寮費などは対象外で、本科4〜5年・専攻科は高等教育の修学支援新制度(所得要件あり)に切り替わります。

出典: 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」/国立高等専門学校機構「経済的支援」。受給には申請が必要です。

後援会:入会金15,000(入学年次)+会費26,000/年。学生会費3,000。教科書約28,000〜50,000。製図器具約15,000〜60,000・関数電卓約5,000・実習服約11,000・運動服等(入学時)。入学時一時金=後援会入会金15,000(教材別)。出典:公式『学費・諸経費』

奨学金・学費支援

  • 減免高等教育の修学支援新制度(授業料減免+日本学生支援機構給付型奨学金)対象: 4・5年生・専攻科生のうち住民税非課税世帯またはそれに準ずる世帯(多子世帯は所得制限なく授業料全額免除)

    住民税非課税世帯は授業料減免(年額234,600円)に加え給付型奨学金(自宅通学17,500円/月・自宅外通学34,200円/月)。準ずる世帯は2/3・1/3・1/4の額。家計急変世帯向けの随時採用もあり。

  • 貸与日本学生支援機構奨学金(貸与型・給付型)

    令和7年度は日本学生支援機構奨学生109名(在学生893名中)。多くは4〜5月締切。

  • 減免入学料免除・徴収猶予対象: 入学前1年以内の学資負担者の死亡・風水害等災害で入学料の納付が著しく困難な場合等(単なる低収入は対象外)
  • 減免授業料免除・徴収猶予対象: 全学年対象。保護者の死亡・災害・学資負担者の失職等による家計急変等で納付が困難な場合、申請・審査のうえ全額または半額免除されることがある。
  • 給付高等学校等就学支援金対象: 本科1〜3年生(所得制限なし・要申請)

    本科1〜3年が対象の国の制度(返還不要)。令和8年度から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず年額234,600円(月額19,550円)=授業料の全額が支給され、授業料は実質無償になる。支給は原則通算36月。

  • 給付高校生等奨学給付金(奨学のための給付金)対象: 1〜3年生の保護者等全員が住民税所得割非課税または生活保護受給世帯で、兵庫県内に住所を有する世帯(授業料以外の教育費負担を軽減)

出典: 学校公式サイト

寮生活

男子寮・女子寮に加えて国際寮(令和3年設置)を備える学生寮「潮寮」があり、遠方からの進学でも生活基盤を整えやすい環境です。

あり
月額(食費込み)
約57,200円
定員
32名
女子入寮
女子寮・女子棟あり
寄宿料(部屋代)
700円
運営費・光熱水費等
14,000円
食費
42,500円

寮名:潮寮(男子寮・女子寮・国際寮)

出典:経費 | 明石高専(学生寮)(令和7年度) 2026-08-07 確認

月額換算約57,300円 / 国際寮R3設置

学科・カリキュラム

機械工学・電気情報・都市システム・建築の4学科(各40名)を設置。なかでも建築学科を置く高専は全国でも数少なく、建築士を目指して高専を選ぶ受験生の有力な選択肢になっています。

明石高専は、中学卒業後の5年間で高等学校から大学卒業レベルまでの教養課程を一貫して学ぶ、早期からの専門教育を特色としています。教養教育と専門教育が合理的・効率的に組み合わされているため、大学より2年短い課程でありながら、卒業時の専門的能力はほぼ同程度に到達します。机上で学んだ基礎理論は、実験や実習、また設計・製図などを通じて体感しながら吸収できるよう配慮されており、充実した施設や先端機器のもとで実践力を養います。卒業後はさらに、5年間の学びを基礎により高度な教育・研究に重点を置く2年制の専攻科(機械・電子システム工学専攻/建築・都市システム工学専攻)へ進み、学士(工学)の学位取得をめざす道も開かれています。

機械・材料

機械工学科

定員 40

材料工学・機械設計・エネルギー工学・生産加工・制御情報の5分野を学び、金属材料の性質や強度計算、図面設計、加工技術、センサやコンピュータによる機械制御までを修得します。じょうぶで高性能な機械をつくる技術者を育てます。

電気・電子

電気情報工学科

定員 40

電気・電子・情報・通信の4分野を柱に、発送電や電気回路、電子回路・計測制御、コンピュータのハード/ソフト、情報通信方式を学びます。令和7年度からは全学生がAI・IoTや半導体などの先端技術を修得します。

建設・建築

都市システム工学科

定員 40

構造力学・水理学・地盤工学の3つの力学を基礎に、建設材料、都市・交通計画、防災・復興技術、環境評価などを学びます。SDGsの達成を担い、道路や橋、まちづくりなど社会基盤整備で世界に活躍する技術者を育成します。

建設・建築

建築学科

定員 40

「生きることは住まうことである」を理念に、計画系・構造系・環境系の各分野と設計演習・実験を通じて創造力と総合力を養います。自然環境と調和し、じょうぶで美しく快適な建築・都市空間をつくる技術者を育てます。

出典: 学校公式サイト/学校公式サイト/学校公式サイト/学校公式サイト

専攻科

本科(5年)修了後にさらに2年間学び、大学と同等の「学士」取得を目指せる課程です。

  • 機械・電子システム工学専攻(定員8)
  • 建築・都市システム工学専攻(定員8)

修業年限2年。所定の単位を修得し要件を満たすと、大学学部卒業と同様に学士の学位を取得できる。入学定員は各専攻8名(計16名)。

出典: 学校公式サイト

就職・進学実績

女子学生比率 28.6%(2025-05-01 現在)

令和7年度卒業生・卒業者に占める割合

就職率33.9%
進学率63.7%

卒業者数 168

学校公式の進路情報 ↗

学科別の進路(2025年度)

学科卒業者就職進学求人数
機械工学科391722704
電気情報工学科411030826
都市システム工学科421921476
建築学科461134299

出典: 学校公式サイト

主な大学編入先(2023〜2025年度

大阪大学 29名神戸大学 24名豊橋技術科学大学 13名東京大学 10名京都工芸繊維大学 10名

3年間の大学編入 計235

出典: 明石高専「学科進学状況」

主な就職先(2023〜2025年度

西日本旅客鉄道(株) 8(株)大林組 6東海旅客鉄道(株) 5(株)JALエンジニアリング 3姫路市役所 3日工(株) 3関西電力(株) 3(株)エイト日本技術開発 2

※ 2名以上採用の企業のみ掲載。全就職者数ではありません。

出典: 明石高専「就職先一覧」

実績・受賞

  • 2025アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2025 全国大会文部科学大臣賞(アイデア賞)全国
  • 2020高専ロボコン2020 全国大会特別賞(東京エレクトロン株式会社)全国
  • 2019高専ロボコン2019 全国大会特別賞(ローム株式会社)全国

主な出身者

  • 笑福亭銀瓶(落語家・俳優(電気工学科卒))

出典が公表されている主な人物のみ掲載

出典: 文部科学省/学校公式サイト/Wikipedia

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出典: 明石工業高等専門学校公式サイト等(自動収集・一部AI要約)

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明石工業高等専門学校のよくある質問

明石工業高等専門学校の偏差値はどのくらいですか?

高専は高校と入試制度が異なり、一般的な偏差値は公表されていません。明石工業高等専門学校の入試は、公表された志願倍率(約1.0倍)から見ると「倍率ひかえめ」が目安です。これは偏差値ではなく人気・競争率の目安で、年度・学科・選抜方式(推薦/学力)で変わります。

明石工業高等専門学校の学費はいくらですか?

明石工業高等専門学校の学費は、本科5年間の総額でおよそ1,257,600円(年あたり251,520円)が目安です。授業料のほか入学料・諸経費・寮費等が別途かかる場合があります。

明石工業高等専門学校に寮はありますか?

明石工業高等専門学校には学生寮があります。寮費は月額約57,200円(食費を含む)が目安です。遠方から通う学生の生活基盤として利用されています。

明石工業高等専門学校の入試倍率はどのくらいですか?

明石工業高等専門学校の代表的な志願倍率はおよそ1.0倍です。倍率は年度・学科・選抜方式(推薦/学力)によって変動します。

明石工業高等専門学校の女子の割合はどのくらいですか?

明石工業高等専門学校の女子比率はおよそ29%です(当サイト集計)。近年は多くの高専で女子学生の受け入れ・支援が広がっています。

明石工業高等専門学校にはどんな学科がありますか?

明石工業高等専門学校には機械・材料・電気・電子・建設・建築系などの学科があります。高専は中学卒業後の5年間で、実験・実習を重視した専門教育を受けられるのが特徴です。

明石工業高等専門学校の卒業後の進路は?

明石工業高等専門学校をはじめ高専の卒業生は、就職と進学(大学への編入学・専攻科への進学)の両方に進みます。専門性を活かした就職に強く、求人倍率が高いことで知られます。詳しい進路実績はページ上部のデータをご覧ください。

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データ更新日: 2026-06-21

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