機械・材料群馬工業高等専門学校受験生のための学校情報
国立・関東・群馬県
学校概要
群馬高専は群馬県前橋市にある国立高専で、機械工学・電子メディア工学・電子情報工学・物質工学・環境都市工学の5学科(各40名)構成です。「電子メディア工学科」という名称の学科を置くのは全国58校で群馬高専だけ。卒業生の3人に2人が進学する進学志向の強い学校で(令和7年度・進学率65.0%)、女子学生比率は22.6%です。
- 設置区分
- 国立
- 所在地
- 関東・群馬県
- アクセス
- JR新前橋駅から徒歩約30分・タクシー約10分 / JR井野駅北バス停から高崎市循環バス「ぐるりん」大八木線(系統6)で「群馬高専前」下車(約20分)
- 学科系統
- 機械・材料・電気・電子・情報・化学・生物・建設・建築
- 公式サイト
- 公式サイトを見る
- 公式SNS
- X(Twitter)↗
教育理念・育てたい人物像(学校の公表資料)
群馬高専は、「専門分野を広い視野で捉え、高度な技術的課題に取り組む基礎能力を有する技術者」の養成を目指し、卒業までに次の力を修得した学生に卒業を認定する方針です。人文社会系科目を通じて人間文化と社会生活を理解する倫理・教養の基本的知識、自然科学や基礎工学の基本を理解しコンピュータリテラシーを習得して簡単な工学問題に応用できる幅広い工学の基本的知識、専門科目を通じて技術的課題に対応し工学・技術の潜在的危険性も理解できる専門分野の基本的知識、知識を活用して課題を解決し実験・実習を通じて自主的・継続的に学びチームで目標達成に向けて行動するシステムデザイン能力・問題解決能力、そして論理的・客観的な口頭・文章表現ができ異文化を理解して英語等の外国語でコミュニケーションできる力を重視しています。
施設・環境
男子寮の鴻志寮は北寮・中寮・南寮の3棟で定員132名、女子寮の藤寮は定員45名。自宅からの通学が困難な学生や外国人留学生が共同生活を送り、浴室・食堂・洗濯室・学習室・談話室・補食室などを完備。教員が舎監として交代で寮に泊まり生活指導を行う。
出典: 学校公式サイト ↗
偏差値・入試の難易度
高専に公的な学校別の偏差値はありません。高校受験の模試は母集団に 高専志望者がほとんど含まれず、学校ごとの偏差値を出せる前提が揃わないためです。 当サイトは民間の推計値を掲載していません。
代わりに、実際に公表されている数字で難易度を見ます。
- ・志願倍率 1.7倍(全国の中では標準)— 倍率の推移と選抜方式を見る
- ・学力検査の配点: 理科・数学を重くする傾斜配点 — 教科別の配点を見る
- ・選抜方式(推薦・学力検査など)— この学校の方式を見る
高専の偏差値がなぜ存在しないのか、何で測るのかは 高専の偏差値の正しい見方 で詳しく解説しています。
倍率・入試方式
入試は推薦・一般・帰国子女特別選抜の3方式。一般入学者選抜は5教科すべてマークシート方式で、数学・理科を各1.5倍、英語を1.3倍に傾斜した学力検査630点と調査書125点の計755点満点で判定します。単願・併願を選べるため、公立高校との併願を残したまま受験できるのも押さえておきたい点です。志願倍率は約1.7倍(2026年度)で、直近5年も1.66〜1.89倍と安定して高め。編入先は長岡技術科学大学と地元の群馬大学が中心で、2023〜2025年度の3年間で226名が大学へ進んでいます。
求める学生像(アドミッション・ポリシー)
群馬高専は、科学技術者になりたいという志を持つ人、人類の繁栄と地球環境を守る科学技術に関心のある人、国際的な場で活躍したいという希望を持つ人、工業技術に興味があり自ら進んで学習する意欲のある人、数学や理科などの自然科学系科目が得意で興味のある人を求めています。こうした学生を選抜するため、推薦入学者選抜(調査書・面接による選抜)、一般入学者選抜(調査書・学力検査による選抜)、編入学者選抜(調査書・学力検査・面接による選抜)を実施し、基礎学力と適性を備えた人を対象としています。
高専の中では平均的な競争率
※ 公表資料から当サイトが算出した志願倍率に基づく目安で、偏差値ではありません。人気・競争率を示すもので、倍率は年度・学科・推薦/学力で変わります。
算出: 志願者数の合計 ÷ 入学定員。推薦・学力など全ての選抜方式の志願者を合算した延べ人数で、両方に出願した志願者は重複して数えられます(学校が重複を除いた実数を公表していないため)。(入学定員200名)
出典: 学校公式サイト ↗
倍率の推移
入試方式
2026年度
対象: 令和8年3月に中学校等を卒業見込みで、志望学科への適性・関心があり入学意志が強固な者。第2・第3学年の5教科の評定合計が5段階で42以上で、在籍中学校長の推薦を受けた者。
選抜: 学力検査を免除し、推薦書・調査書・面接の結果を総合して判定。調査書の内申評価点(5教科評定値の合計×1.8=90点)と面接(15点)の計105点満点。募集人員は各学科とも定員の50%程度。
募集人員は各学科40名(機械・電子メディア・電子情報・物質・環境都市の5学科)。
対象: 令和8年3月に中学校等を卒業見込みの者等。
選抜: 学力検査(全教科マークシート方式・国語・社会・数学・理科・英語)と調査書の結果を総合して判定。学力検査630点満点(数学・理科は各100点×1.5、英語100点×1.3、国語・社会各100点)と調査書の内申評価点125点の計755点満点。単願・併願を選択できる。
対象: 各学科とも若干名。
選抜: 学力検査、面接および在籍中学校等の調査書に基づき選抜。
出典: 学校公式サイト ↗
配点(2027年度)
傾斜配点あり / 学力検査630点教科ごとの配点を見る閉じる
数学・理科を各1.5倍、英語を1.3倍して評価する。
配点は傾斜を適用したあとの点数です。2026-08-10 時点の募集要項によります。
出典: 学校公式サイト ↗
学費・奨学金
国立高専のため、授業料は全国立高専共通の年額234,600円で、入学料84,600円も共通です。さらに、遠方から進学する新入生を応援する『自立応援入学支援金』(入学料相当額の給付)など、独自の経済支援も整えられています。
- 年平均
- 251,520円
- 入学金
- 84,600円
- 授業料/年
- 234,600円
- 5年総額(概算)
- 1,257,600円
高等学校等就学支援金は令和8年度(2026年度)から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず本科1〜3年が対象になりました。国公立高専の支給上限は年額234,600円(月額19,550円)で授業料と同額のため、申請すれば授業料の負担はなくなります。 支給は原則として通算36か月まで。入学料・教科書代・寮費などは対象外で、本科4〜5年・専攻科は高等教育の修学支援新制度(所得要件あり)に切り替わります。
出典: 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」/国立高等専門学校機構「経済的支援」。受給には申請が必要です。
奨学金・学費支援
- 減免高等教育の修学支援新制度(授業料等減免)対象: 本科4年生以上および専攻科生(世帯収入などの要件あり)
授業料と入学料の免除または減額を受けられる。
- 給付高等教育の修学支援新制度(給付型奨学金)対象: 本科4年生以上および専攻科生(世帯収入などの要件あり)
原則返還が不要な給付型奨学金。
- 減免入学料免除制度対象: 本科1年生で、学費負担者の死亡または風水害等の被災により入学料の納付が困難な者
選考のうえ入学料の全額または半額が免除されることがある(徴収猶予制度もあり)。
- 貸与日本学生支援機構奨学金対象: 本科4年生以上・専攻科生等
採用基準・申請方法が定められた貸与型奨学金。
- 給付自立応援入学支援金対象: 令和8年度入学者選抜の受験者で、経済的理由により進学を諦めることのないよう応援する新入生
ジー・オー・ピー株式会社の寄附金を財源とし、入学料相当額を給付する返済不要の制度。
寮生活
男子寮『鴻志寮』(北寮・中寮・南寮の3棟/定員132名)と女子寮『藤寮』(定員45名)を備え、自宅からの通学が困難な学生や外国人留学生が共同生活を送っています。浴室・食堂・学習室・談話室などを完備し、教員が舎監として交代で寮に泊まる体制で、遠方からの進学も想定した生活環境が整っています。
- 寮
- あり
- 月額(食費込み)
- 約40,440円〜56,560円
- 定員
- 177名
- 女子入寮
- 女子寮・女子棟あり
- 寄宿料(部屋代)
- 700円
- 運営費・光熱水費等
- 7,500円
- 食費
- 32,240円
寮名:鴻志寮(男子・北/中央/南)・藤寮(女子)
※ 食費は日額1,612円のみ公表。給食が月20日なら下端、30日なら上端です。
出典:寮生活Q&A(費用:寮生活の費用はどの程度必要ですか?)(出典に年度の記載なし) 2026-08-07 確認
就職・進学実績
女子学生比率 22.6%(2025-05-01 現在)
学科別の進路(2025年度)
| 学科 | 卒業者 | 就職 | 進学 | 求人数 |
|---|---|---|---|---|
| 機械工学科 | 38 | 12 | 23 | — |
| 電子メディア工学科 | 33 | 11 | 22 | — |
| 電子情報工学科 | 33 | 6 | 25 | — |
| 物質工学科 | 34 | 12 | 22 | — |
| 環境都市工学科 | 39 | 15 | 23 | — |
出典: 学校公式サイト ↗
主な大学編入先(2023〜2025年度)
3年間の大学編入 計226名
学科・カリキュラム
情報系が電子メディア工学科と電子情報工学科の2学科に分かれており、映像・音響・通信といったメディア技術寄りか、コンピュータとソフトウェア寄りかで進む先が変わります。化学系の物質工学科、社会基盤の環境都市工学科もそろい、5学科で工学の主要分野をひと通りカバーする構成です。本科の上には2年制の専攻科があり、生産システム工学専攻が機械・電子メディア・電子情報の3学科を、環境工学専攻が物質・環境都市の2学科を基礎としています。
カリキュラムの方針(学校の公表資料)
群馬高専は、機械工学科・電子メディア工学科・電子情報工学科・物質工学科・環境都市工学科の独立した5学科制で、5年間の一貫教育を行います。各学科が独立して募集・教育を行い、入学時から専門分野を選んで学べるのが特徴です。
低学年では数学・理科などの自然科学系科目や工学の基礎、人文社会系のリベラルアーツを学び、学年が上がるにつれて各学科の専門科目の比重を高めていきます。1年次から5年次まで各学科に実験・実習科目が配置され、講義で学んだ理論を手を動かして確かめながら実践力を養います。物質工学科では4年次に材料化学コースと生物工学コースに分かれるなど、高学年で専門を深める仕組みも用意され、5年次にはそれまでの学びを総合する卒業研究に取り組みます。
本科卒業後は、さらに2年間学ぶ専攻科(生産システム工学専攻・環境工学専攻)に接続でき、複数学科の融合領域を含む大学の学士課程に相当する分野を学び、特別研究を通じてより高度で複眼的な専門性を身につけることができます。
機械工学科
力学を中心とする機械工学の基礎学力を重視し、メカトロニクス技術・設計技術・工作機械を用いたものづくり教育に力を入れる学科。自動車・航空機・ロボットなどの設計開発に必要な機械構造・材料・プログラムを幅広く学びます。
電子メディア工学科
電子を媒介(メディア)とした科学分野に、エレクトロニクスの理論と技術を駆使する工学を学ぶ学科。携帯・パソコン、ロボット制御、情報通信、エネルギー伝送まで、講義に対応した演習と1〜5年の実験科目で基礎から応用へ段階的に学びます。
電子情報工学科
情報工学と電子工学を融合させ、ソフトウェアとハードウェアの両面をバランスよく学ぶ学科。プログラミングや論理回路設計などの実験実習を通じて実践的技術を身につけ、「コンピュータと未来を拓く」エンジニアの育成を目指します。
物質工学科
原子や分子、物質、生命現象と、それらを操るナノテクノロジー・バイオテクノロジーの基礎を学ぶ学科。4年次から材料化学コースと生物工学コースに分かれ、1年次からの充実した実験と最先端の測定装置を用いて卒業研究に取り組みます。
環境都市工学科
自然環境との調和、市民生活のサポート、防災を中心に、社会基盤を支える技術者を育てる学科。材料・地盤・水理・構造・都市交通・環境衛生の各分野を学び、測量やコンクリート打設などのグループ実習で実践力を養います。
専攻科
本科(5年)修了後にさらに2年間学び、大学と同等の「学士」取得を目指せる課程です。
- 生産システム工学専攻
- 環境工学専攻
本科修了後に2年間学ぶ専攻科。生産システム工学専攻は機械工学・電子メディア工学・電子情報工学の3学科を基礎に、環境工学専攻は物質工学・環境都市工学の2学科を基礎に、大学の学士課程に相当する専門領域と複数学科の融合領域を学ぶ。特別研究を通じて高度な開発能力を養成する。
出典: 学校公式サイト ↗
群馬工業高等専門学校のオープンキャンパス・説明会【2026年】
日程をすべて見る →11/7土曜令和8年度第2回学校見学会オープンキャンパス
令和8年度第2回学校見学会|11/7(土) 受付9:45-10:00、見学10:00-12:00 本校(自由見学)
対象:中学生・高校生・保護者・中学校等教諭・塾関係者申込:要申込(10/23)公式ページで詳細・申込 →11/7土曜入試説明会(令和9年度入試)第8回学校説明会
入試説明会(令和9年度入試)第8回|11/7(土) 9:00-10:00 本校(第2回学校見学会と同日)
対象:一般(中学生・保護者・中学校教諭・塾関係者)申込:要申込(10/23 17:00)公式ページで詳細・申込 →
※ 各学校の公式サイトに移動します。資料請求の手続き・個人情報の取り扱いは各学校の定めに従います。
公式サイトの最新ニュース
- 将棋部学生が全国大会・女子個人戦で優勝しました! ↗2026/10/28
群馬工業高等専門学校の学生が、第33回全国高等専門学校将棋大会の女子個人戦で優勝しました。同校の物質工学科2年の古市灯さんは、昨年度に続き2年連続での優勝となり、大会二連覇を果たしました。
- 本校エコノパワー愛好会が TSKフェス2026 with ゴム動力自動車コンテストで三連覇しました! ↗2026/10/27
群馬工業高等専門学校のエコノパワー愛好会は2026年10月25日に開催された「TSKフェス2026 with ゴム動力自動車コンテスト(学生の部)」で優勝しました。同校は今年度大会での優勝により、競技における三連覇を達成しました。
- 【教職員の募集(R8.11.24応募締切)】スクールソーシャルワーカーまたはスクールカウンセラー(非常勤職員)の募集について ↗2026/10/27
群馬工業高等専門学校は、スクールソーシャルワーカーまたはスクールカウンセラー(非常勤職員)の募集を開始しました。応募条件や勤務内容などの詳細は、「教職員公募のページ」で確認できます。
出典: 群馬工業高等専門学校公式サイト等(自動収集・一部AI要約)
すべて見る(42件)→群馬工業高等専門学校のよくある質問
群馬工業高等専門学校の偏差値はどのくらいですか?
高専は高校と入試制度が異なり、一般的な偏差値は公表されていません。群馬工業高等専門学校の入試は、当サイトが公表資料から算出した志願倍率(約1.7倍)から見ると「標準」が目安です。これは偏差値ではなく人気・競争率の目安で、年度・学科・選抜方式(推薦/学力)で変わります。
群馬工業高等専門学校の学費はいくらですか?
群馬工業高等専門学校の学費は、本科5年間の総額でおよそ1,257,600円(年あたり251,520円)が目安です。授業料のほか入学料・諸経費・寮費等が別途かかる場合があります。
群馬工業高等専門学校に寮はありますか?
群馬工業高等専門学校には学生寮があります。寮費は月額約40,440円〜56,560円(食費を含む)が目安です。遠方から通う学生の生活基盤として利用されています。
群馬工業高等専門学校の入試倍率はどのくらいですか?
群馬工業高等専門学校の代表的な志願倍率はおよそ1.7倍です。倍率は年度・学科・選抜方式(推薦/学力)によって変動します。
群馬工業高等専門学校の女子の割合はどのくらいですか?
群馬工業高等専門学校の女子比率はおよそ23%です(当サイト集計)。近年は多くの高専で女子学生の受け入れ・支援が広がっています。
群馬工業高等専門学校にはどんな学科がありますか?
群馬工業高等専門学校には機械・材料・電気・電子・情報・化学・生物・建設・建築系などの学科があります。高専は中学卒業後の5年間で、実験・実習を重視した専門教育を受けられるのが特徴です。
群馬工業高等専門学校の卒業後の進路は?
群馬工業高等専門学校をはじめ高専の卒業生は、就職と進学(大学への編入学・専攻科への進学)の両方に進みます。専門性を活かした就職に強く、求人倍率が高いことで知られます。詳しい進路実績はページ上部のデータをご覧ください。
関連コラム
高専の帰国生徒選抜は「出願より前」に締切がある|事前照会18校の期限一覧
高専の帰国生徒特別選抜では、出願期間の前に「事前に連絡してください」という締切が設けられています。令和9年度の要項を読むと、確認できた18校で11月4日から1月7日まで散らばり、3校は連絡がないと出願できないと明記していました。在外期間と帰国時期の条件も学校で違います。
関東地方の高専一覧|学科・倍率・学費で比較【2026】
関東地方にある高専7校(茨城・小山・群馬・木更津・東京・都立産技・サレジオ)の学科、代表倍率、学費、寮費などの基本情報を一覧で比較。国立・公立・私立の違いや選び方のポイントを解説します。
この高専とあわせて見られています

本ページは公開情報をもとに高専みらいが編集した独立の情報ページで、学校公式のものではありません。 掲載情報の誤り・訂正のご指摘や、学校関係者の方の掲載に関するご相談は お問い合わせフォームから承ります。


