複合津山工業高等専門学校
国立・中国・岡山県
学校概要
津山高専は岡山県津山市にある国立高専で、募集は「総合理工学科」160名の一括です。1年次は系に所属せず、2年進級時に先進科学系・機械システム系・電気電子システム系・情報システム系のいずれかへ配属されます。配属は本人の希望と1年次の学業成績で決まり、系の定員が決まっているため希望どおりにならないこともある、と募集要項に明記されています。女子学生比率は19.4%(令和7年度)。
- 設置区分
- 国立
- 所在地
- 中国・岡山県
- アクセス
- JR津山駅前バスターミナルから中鉄バス(スポーツセンター行)で「沼住居跡入口(津山高専入口)」下車(約20分)徒歩3分 / タクシー約15〜20分
- 学科系統
- 複合
- 公式サイト
- 公式サイトを見る
- 公式SNS
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教育理念・育てたい人物像
津山高専は、科学的思考を身につけた実践的・創造的技術者の育成を目的に、本科(総合理工学科)の卒業認定方針(ディプロマ・ポリシー)を定めています。所定の単位を修得し、次の能力を身につけた学生に準学士の称号を授与する方針です。すなわち、修得した知識に基づき具体的課題を他者と協力して解決できる【人間力】、数学・物理・化学等の理工学の基礎を修得する【基礎学力】、専門分野の基礎的・専門的知識を修得する【専門性】、自分の専門分野と他の科学技術分野を融合した新たな企画提案ができる【融合力】、社会の諸問題や異文化を理解しグローバル社会に貢献できる国際性【国際性】、複雑・多様化する科学技術に対し課題の探求と具体的な解決策を提示できる【行動力】、検討・研究内容を正しく整理・発表し他者と議論・共有できる【自己表現力】を重視しています。
施設・環境
6棟編成・入寮者約310名の学生寮。男子寮(定員374名)・女子寮(定員100名)に分かれ、いずれも1人部屋と2人部屋がある。全居室にエアコン・学習机・ベッドを完備し、食堂・大浴室・洗濯室などの共用施設や留学生向けの国際寮(個室56室)も備える。
出典: 学校公式サイト ↗
入試情報
募集人員160名の内訳は推薦96名・学力64名で、6割が推薦枠です。志願倍率は1.8倍(2026年度)で全国50校中11位、直近5年も1.74〜2.26倍と高い水準を保っています。学力選抜は数学・理科を各2倍にする傾斜配点(数200・理200・英100・国100・社100=700点)で、調査書を含めた総合1,030点で判定します。進路は就職61.1%・進学37.0%(令和6年度、本科卒業162名)です。
津山高専は、確かな基礎科学を基盤とした高い専門性と分野横断的な融合力を備え、複雑・多様化する科学技術に具体的な課題の探求と解決策を提示でき、人間や環境にグローバルな視点をもつ人間性豊かな人材の育成を掲げています。求める学生像としては、ものづくりに興味があり地域・社会に貢献したい人、理数系・工学等に興味がありその分野の学びを深めたい人、自らアイデアを出して実現し、または他者と協力して実現したい人、日本に限らず世界でも自分の力を発揮したい人を挙げています。
入学者選抜の基本方針は次のとおりです。推薦選抜では、中学校の成績を確認したうえで、作文・面接により適性を判定します。学力検査による選抜では、理科・数学を重視(2倍に換算)して、基礎学力と素養を評価します。帰国生徒特別選抜では、学力検査・面接・調査書を総合的に評価します。編入学者選抜では、学力検査(英語・数学・選択科目)、面接試験、調査書を総合的に評価して判定します。
高専の中では平均的な競争率
※ 公表された志願倍率に基づく当サイトの目安で、偏差値ではありません。人気・競争率を示すもので、倍率は年度・学科・推薦/学力で変わります。
算出: 志願者数の合計 ÷ 入学定員。推薦・学力など全ての選抜方式の志願者を合算した延べ人数で、両方に出願した志願者は重複して数えられます(学校が重複を除いた実数を公表していないため)。(入学定員160名)
出典: 学校公式サイト ↗
倍率の推移
入試方式
2026年度
選抜: 調査書(中学校成績)を確認のうえ、作文と面接で適性を判定する。
総合理工学科として一括募集(募集人員96名)。試験日 令和8年1月14日、合格内定発表1月21日、最終合格発表2月19日。
選抜: 学力検査(理科・数学を2倍に換算して重視)と調査書により基礎学力・素養を評価する。
総合理工学科として一括募集(募集人員64名)。試験日 令和8年2月8日、合格発表2月19日。
選抜: 学力検査・面接・調査書を総合的に評価する。
学力選抜と同日(令和8年2月8日)実施、合格発表2月19日。
出典: 学校公式サイト ↗
配点(2026年度)
傾斜配点あり / 学力検査700点教科ごとの配点を見る閉じる
2027年度の募集要項は2026-08-10時点で公開されていません。下の配点は2026年度のものです。配点は年度によって変わることがあります。
数学と理科は学力検査の素点も調査書の評定値も、ともに他教科の2倍になる。
調査書: 各学年9教科の「学習の記録」5段階評定値の合計。各学年の数学と理科の評定値は他の教科の2倍とする。
配点は傾斜を適用したあとの点数です。2026-08-10 時点の募集要項によります。
出典: 学校公式サイト ↗
学費・奨学金
国立高専のため授業料は全国一律で、年額234,600円(前期・後期各117,300円の分納)、入学料は84,600円です。このほか入学時に教科書代約39,000円、ノートPC・実習服・体操服・後援会費など約206,000円が別途必要です(いずれも授業料を除く初年度の目安)。
- 年平均
- 251,520円
- 入学金
- 84,600円
- 授業料/年
- 234,600円
- 5年総額(概算)
- 1,257,600円
高等学校等就学支援金は令和8年度(2026年度)から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず本科1〜3年が対象になりました。国公立高専の支給上限は年額234,600円(月額19,550円)で授業料と同額のため、申請すれば授業料の負担はなくなります。 支給は原則として通算36か月まで。入学料・教科書代・寮費などは対象外で、本科4〜5年・専攻科は高等教育の修学支援新制度(所得要件あり)に切り替わります。
出典: 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」/国立高等専門学校機構「経済的支援」。受給には申請が必要です。
教科書約39,000。教材・その他約206,000(ノートPC・実習服・体操服・後援会費等込)。入学時計約330,000(授業料除く)。出典:公式『経費』
奨学金・学費支援
- 給付高等学校等就学支援金対象: 本科1〜3年生(所得制限なし・要申請)
本科1〜3年が対象の国の制度(返還不要)。令和8年度から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず年額234,600円(月額19,550円)=授業料の全額が支給され、授業料は実質無償になる。支給は原則通算36月。
- 減免高等教育の修学支援新制度対象: 本科4〜5年生・専攻科生
授業料等の減免と給付型奨学金の支給を組み合わせた国の制度。
- 減免授業料等の減免制度
出典: 学校公式サイト ↗
寮生活
校内に学生寮「北辰寮」を備え、約310名が生活しています。6棟編成で男子寮(定員374名)・女子寮(定員100名)に分かれ、いずれも1人部屋と2人部屋があり、全居室にエアコン・学習机・ベッドを完備、食堂・大浴室・洗濯室などの共用施設も整っています。寮費は月額で寄宿料700円(2人部屋)/800円(個室)、寮費(光熱水料等)11,500円、給食費約38,400円程度で、加えて空調経費が年額28,000円です(令和5年4月1日現在)。
- 寮
- あり
- 月額(食費込み)
- 約56,933円
- 定員
- 474名
- 女子入寮
- 女子寮・女子棟あり
- 寄宿料(部屋代)
- 700円
- 運営費・光熱水費等
- 13,833円
- 食費
- 42,400円
寮名:北辰寮(6棟)
出典:必要経費関連(寮に要する費用(月額))(出典に年度の記載なし) 2026-08-07 確認
月額換算約49,700円
学科・カリキュラム
4つの系のなかで目を引くのは「先進科学系」です。数学・物理科学・化学・生命科学を中心とする理学と、それを支える基礎工学を学ぶ系で、公式も卒業後の進路として理学部など大学の自然科学系学部3年次への編入学を挙げています。工学一色になりがちな高専のなかで、理学寄りの入口を用意しているのは珍しい構えです。さらに高学年では各系が2つのプログラムに分かれ、先進科学系は数学・物理科学/物質・生命科学、機械システム系は機械設計/ロボティクス、電気電子システム系は環境エネルギー/エレクトロニクス、情報システム系はネットワーク/ICTと、計8プログラムに枝分かれします。
津山高専は、入学時に学科を細分化せず「総合理工学科」として一括で学生を募集します。1年次は全員が特定の系に所属せず、理工学に関する基礎的な内容を共通して学び、2年進級時に先進科学系・機械システム系・電気電子システム系・情報システム系のいずれかに配属されて専門系科目の学習が始まります。高学年では各系がさらに2つのプログラムに分かれ、プログラム科目の学習と研究活動を通じて専門性を深めます(先進科学系=数学・物理科学/物質・生命科学、機械システム系=機械設計/ロボティクス、電気電子システム系=環境エネルギー/エレクトロニクス、情報システム系=ネットワーク/ICT)。この5年一貫教育を通じて、確かな基礎学力の上に専門性と分野横断的な融合力を養います。
卒業後は、2年制の専攻科に進む道も開かれています。専攻科には機械・制御システム工学専攻と電子・情報システム工学専攻(各定員8名)があり、機械・制御システム工学専攻は先進科学系・機械システム系を、電子・情報システム工学専攻は電気電子システム系・情報システム系を母体としています。修了後は(独)大学改革支援・学位授与機構の審査を経て学士の学位を取得でき、大学卒と同等の就職または大学院進学をめざせます。
学校全体の入学定員 160名(推薦96名・学力64名。2年次進級時に4系のいずれかに配属(系別定員は非公表)) 出典
総合理工学科(先進科学系)
数学・物理科学・化学・生命科学を中心とする理学と、それを支える基礎工学を幅広く学ぶ。4年進級時に数学・物理科学プログラムと物質・生命科学プログラムへ分かれ、理学の素養豊かな技術者や先進科学の研究を志す人材を育成する。理学系大学への3年次編入にも強い。
総合理工学科(機械システム系)
力学・設計・工作・電子制御など機械工学の幅広い知識を学び、CADによる3D図面作成やコンピュータ制御工作機械のプログラミング技術を習得する。4年進級時に機械設計プログラムとロボティクスプログラムへ分かれ、生産・メカトロニクス分野で活躍する技術者を育てる。
総合理工学科(電気電子システム系)
発電から通信・制御機器の利用、材料・半導体素子・電子回路までを5年一貫で幅広く学ぶ。4年進級時に環境エネルギープログラムとエレクトロニクスプログラムへ分かれ、電力・電子・情報・医療福祉・環境エネルギー分野で活躍できる技術者を育成する。
総合理工学科(情報システム系)
情報システムを統合的に理解し、設計・構築・保守運用できる技術者を養成する。1年次からプログラミングを学び、ハードウェア・ネットワーク・組込み技術まで扱う。4年進級時にネットワークプログラムとICTプログラムへ分かれ、発想力と問題解決能力を育む。
専攻科
本科(5年)修了後にさらに2年間学び、大学と同等の「学士」取得を目指せる課程です。
- 機械・制御システム工学専攻(定員8)
- 電子・情報システム工学専攻(定員8)
2年制の課程。修了後、大学改革支援・学位授与機構の審査に合格すると学士の学位を取得でき、大学卒と同等の就職または大学院進学が可能。機械・制御システム工学専攻は先進科学系・機械システム系を、電子・情報システム工学専攻は電気電子システム系・情報システム系を母体とする。
出典: 学校公式サイト ↗
就職・進学実績
女子学生比率 19.4%(2025-05-01 現在)
学科別の進路(2025年度)
| 学科 | 卒業者 | 就職 | 進学 | 求人数 |
|---|---|---|---|---|
| 総合理工学科(先進科学系) | 36 | 23 | 13 | — |
| 総合理工学科(機械システム系) | 42 | 25 | 16 | — |
| 総合理工学科(電気電子システム系) | 38 | 26 | 12 | — |
| 総合理工学科(情報システム系) | 46 | 25 | 19 | — |
出典: 学校公式サイト ↗
津山工業高等専門学校のオープンキャンパス・説明会【2026年】
日程をすべて見る →8/22土曜オープンキャンパス2026オープンキャンパス
オープンキャンパス2026|令和8年8月22日(土)8:45〜14:00(21日と同一内容、都合のよい日を選択可)
対象:中学生、保護者、先生方申込:要申込(令和8年6月8日〜7月24日・Mirai Compassより登録)公式ページで詳細・申込 →10/31土曜中学生向け進路相談会学校説明会
11/1日曜中学生向け進路相談会学校説明会
ほか1件の日程があります。津山工業高等専門学校の日程一覧 →全校の日程 →
※ 各学校の公式サイトに移動します。資料請求の手続き・個人情報の取り扱いは各学校の定めに従います。
津山工業高等専門学校のよくある質問
津山工業高等専門学校の偏差値はどのくらいですか?
高専は高校と入試制度が異なり、一般的な偏差値は公表されていません。津山工業高等専門学校の入試は、公表された志願倍率(約1.8倍)から見ると「標準」が目安です。これは偏差値ではなく人気・競争率の目安で、年度・学科・選抜方式(推薦/学力)で変わります。
津山工業高等専門学校の学費はいくらですか?
津山工業高等専門学校の学費は、本科5年間の総額でおよそ1,257,600円(年あたり251,520円)が目安です。授業料のほか入学料・諸経費・寮費等が別途かかる場合があります。
津山工業高等専門学校に寮はありますか?
津山工業高等専門学校には学生寮があります。寮費は月額約56,933円(食費を含む)が目安です。遠方から通う学生の生活基盤として利用されています。
津山工業高等専門学校の入試倍率はどのくらいですか?
津山工業高等専門学校の代表的な志願倍率はおよそ1.8倍です。倍率は年度・学科・選抜方式(推薦/学力)によって変動します。
津山工業高等専門学校の女子の割合はどのくらいですか?
津山工業高等専門学校の女子比率はおよそ19%です(当サイト集計)。近年は多くの高専で女子学生の受け入れ・支援が広がっています。
津山工業高等専門学校にはどんな学科がありますか?
津山工業高等専門学校には複合系などの学科があります。高専は中学卒業後の5年間で、実験・実習を重視した専門教育を受けられるのが特徴です。
津山工業高等専門学校の卒業後の進路は?
津山工業高等専門学校をはじめ高専の卒業生は、就職と進学(大学への編入学・専攻科への進学)の両方に進みます。専門性を活かした就職に強く、求人倍率が高いことで知られます。詳しい進路実績はページ上部のデータをご覧ください。
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データ更新日: 2026-06-21
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