高専みらい
一関工業高等専門学校のイメージ複合

一関工業高等専門学校

国立東北岩手県

学費(年平均)
251,520円
代表倍率
1.2倍
学科数
1学科
全4コース/系
あり
就職率
50.0%
R7・卒業者比
学生数
786名
2025年5月時点
女子比率
19.1%
2025年5月時点
解説記事一関高専(岩手)の偏差値・倍率・進路・寮【2026】

学校概要

一関高専は岩手県一関市にある国立高専で、「未来創造工学科」1学科の下に機械・知能系/電気・電子系/情報・ソフトウェア系/化学・バイオ系の4系(各40名)を置いています。入試は160名の一括募集で、系を選ぶのは2年進級時。入学の時点で専門を決めきらなくてよいため、興味がまだ定まりきっていない中学生にも入りやすい設計です。女子学生比率は19.1%(令和7年度)。

設置区分
国立
所在地
東北・岩手県
アクセス
JR一ノ関駅からなの花バス約8分または栗原市民バス約13分で「高梨」下車、徒歩5分(便数が少なく平日中心)/ タクシー約10分
学科系統
複合
公式サイト
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公式SNS
X(Twitter)↗

教育理念・育てたい人物像

一関高専は、教育理念に「明日を拓く創造性豊かな実践的技術者の育成」を掲げ、次のような素養と能力を身につけた技術者の育成を教育目標としています。国際社会の一員として活動できること、誠実で豊かな人間性と広い視野を持つこと、広い分野の基礎知識と優れた創造力・開発力を持つこと、継続的に努力する姿勢と旺盛な研究心を持つこと、協調性と積極性をもち信頼されること、技術と社会や自然との関わりを理解し社会的責任を自覚できることの6点です。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)でも、この教育目標に対応する6つの能力を身につけ、所定の単位を修得した学生に準学士課程の卒業を認定するとしています。

施設・環境

地域共同テクノセンター

産学連携の拠点。共同研究・受託研究や技術相談、公開講座・出前講座などを通じて地域産業や社会との連携を進める施設。

総合情報センター(メディアセンター)

図書館機能とコンピュータ環境を統合した、学習・情報基盤となる施設。

出典: 学校公式サイト/学校公式サイト

入試情報

入試は推薦・学力・帰国生徒特別選抜の3方式で、いずれも未来創造工学科160名の一括募集です(帰国生徒選抜は数学・理科・英語の学力検査と作文・面接)。志願倍率は約1.2倍(2026年度)、直近6年も1.02〜1.38倍と落ち着いた水準で推移しています。卒業後は就職50.0%・進学47.9%(令和7年度)とほぼ半々。2023〜2025年度の3年間で142名が大学へ編入しており、そのうち43名が長岡技術科学大学と、進学先はかなり集中しています。

一関高専は、求める学生像(アドミッション・ポリシー)として、ものづくりに興味を持ち入学後の学修に対応できる基礎学力を備えた人、他者の意見を聞き適切な判断に基づいて自らの考えを表現できる人、他者を思いやり責任ある行動をとれる人を挙げています。

入学者選抜の基本方針は次のとおりです。推薦選抜は、出身中学校長から推薦された志願者のうち本校の教育に必要な素養と基礎学力を備え入学意思が強い人を、調査書と面接で選抜します。学力選抜は、必要な素養と基礎学力を備えた人を、学力検査(数学・理科・英語・国語・社会)と調査書で選抜します。帰国生徒特別選抜は、外国で教育を受けた一定条件の志願者で必要な素養と基礎学力を備えた人を、学力検査(数学・理科・英語)・作文・面接で選抜します。

代表倍率(志願倍率)
1.2倍
前年比 -0.2
倍率ひかえめ

志願者が定員に対して比較的少なめ(穴場になりうる)

※ 公表された志願倍率に基づく当サイトの目安で、偏差値ではありません。人気・競争率を示すもので、倍率は年度・学科・推薦/学力で変わります。

算出: 志願者数の合計 ÷ 入学定員。推薦・学力など全ての選抜方式の志願者を合算した延べ人数で、両方に出願した志願者は重複して数えられます(学校が重複を除いた実数を公表していないため)。(入学定員160名)

出典: 学校公式サイト

倍率の推移

1.321年度1.422年度1.023年度1.224年度1.425年度1.226年度

入試方式

2026年度

推薦選抜

対象: 出身中学校長から推薦された、本校の教育に必要な素養と基礎学力を有し入学意思が強い人

選抜: 調査書及び面接により選抜

未来創造工学科は160名一括募集(系は2年進級時に選択)

学力選抜

対象: 本校の教育に必要な素養と基礎学力を有した人

選抜: 学力検査(数学・理科・英語・国語・社会)及び調査書により選抜

未来創造工学科は160名一括募集(系は2年進級時に選択)

帰国生徒特別選抜

対象: 外国における教育を受けた一定条件の志願者で、必要な素養と基礎学力を有した人

選抜: 学力検査(数学・理科・英語)、作文及び面接により選抜

出典: 学校公式サイト

配点(2026年度)

学力検査500点教科ごとの配点を見る

2027年度の募集要項は2026-08-12時点で公開されていません。下の配点は2026年度のものです。配点は年度によって変わることがあります。

学力検査による選抜
理科100
英語100
数学100
国語100
社会100
調査書250
合計750

傾斜配点はない。ただし**学力検査の各科目の得点が本校の定める基準に達しない場合は不合格となることがある**(科目ごとの足切り)。

調査書: 第2学年および第3学年の評定値をもとに換算する。

推薦による選抜
調査書250
面接90
合計340

調査書: 第2学年および第3学年の評定値をもとに換算する。

配点は傾斜を適用したあとの点数です。2026-08-12 時点の募集要項によります。

出典: 学校公式サイト

学費・奨学金

国立高専のため授業料は年額234,600円(全国立高専共通)。入学料を含めても5年間の学費はおよそ126万円で、私立の専門系と比べて負担は抑えめです。日本学生支援機構の給付・貸与奨学金や、高等教育の修学支援新制度による授業料減免など、経済的な支援制度も整っています。

年平均
251,520円
入学金
84,600円
授業料/年
234,600円
5年総額(概算)
1,257,600円
本科1〜3年授業料は実質0円

高等学校等就学支援金は令和8年度(2026年度)から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず本科1〜3年が対象になりました。国公立高専の支給上限は年額234,600円(月額19,550円)で授業料と同額のため、申請すれば授業料の負担はなくなります。 支給は原則として通算36か月まで。入学料・教科書代・寮費などは対象外で、本科4〜5年・専攻科は高等教育の修学支援新制度(所得要件あり)に切り替わります。

出典: 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」/国立高等専門学校機構「経済的支援」。受給には申請が必要です。

国立一律。諸経費の項目別内訳は学校案内/募集要項PDFまたは合格通知同封の納付書のみでHTML非掲載・未取得。教科書・教材・後援会費等あり。

奨学金・学費支援

  • 給付日本学生支援機構奨学金(給付奨学金)対象: 経済的理由等により修学が困難な学生等
  • 貸与日本学生支援機構奨学金(貸与奨学金)対象: 経済的理由等により修学が困難な学生等
  • 減免高等教育の修学支援新制度(授業料減免・入学料免除)対象: 対象要件を満たす学生(4・5年生等)
  • 給付自立応援入学支援金対象: 学生寮への入寮希望者

出典: 学校公式サイト

寮生活

男子寮「須仰寮」・女子寮「白萩寮」を備え、岩手県内はもちろん遠方からの進学も受け入れる体制があります。寮費は月額4万円台で、はじめての一人暮らしを支える生活環境が用意されています。

あり
月額(食費込み)
約53,034円
定員
378名
女子入寮
女子寮・女子棟あり
寄宿料(部屋代)
700円
運営費・光熱水費等
11,667円
食費
40,000円
寮生会費等
667円

寮名:須仰寮(男子)・白萩寮(女子)

食費は学校公表の年額を12か月でならした月平均です(長期休業を含む)。

出典:学校案内2026 学費情報「入寮に必要な経費(寮生のみ)」(p.30)(令和8年度(2026年度入学生の場合)) 2026-08-07 確認

※入寮費は公式資料に記載なし(非掲載または徴収なし 2026-06)

学科・カリキュラム

1年次は4系共通で工学の土台を固め、2年進級時に系を選択します。化学・バイオ系まで含めた4系構成のため、機械・電気・情報以外の進路も1年かけて見極められるのが利点です。本科の上には2年制の専攻科「システム創造工学専攻」があり、Society 5.0を見据えてAI・IoT/ICT分野を深めます。修了後に大学改革支援・学位授与機構へ申請すれば、大学の学部卒業生と同じ学士(工学)の学位を取得できます。

一関高専は5年間の一貫教育を行っています。未来創造工学科は入学時に系を決めない1学科制で、募集は160名一括で行われます。1年次は全学生が共通の基礎科目や実験・実習を一通り学び、自分の適性を見極めたうえで、2年進級時に「機械・知能系」「電気・電子系」「情報・ソフトウェア系」「化学・バイオ系」の4系から1つを選択します。2〜3年ではグローバル技術者としての土台(「根」「幹」)を育て、4〜5年では選んだ系の専門教育に加え、系を横断する3分野と系ごとの4分野を合わせた計7分野から選択して学びを深めます。

教育課程は、低学年から高学年をとおして英語科目・人文社会系科目・工学基礎科目・専門科目と実験実習を体系的に配置し、グループワークやディスカッション、プレゼンテーション、インターンシップ、課題解決型科目も組み込む構成です。5年間の学びの上に専攻科「システム創造工学専攻」(2年制)へ進めば、所定の単位を修得し大学改革支援・学位授与機構へ申請することで、大学学部卒業生と同じ学士(工学)の学位を取得できます。

学校全体の入学定員 1602年次から機械・知能/電気・電子/情報・ソフトウェア/化学・バイオの4系に配属(系別定員は非公表) 出典

複合

未来創造工学科(機械・知能系)

定員
未来創造工学科160名の一括募集で、系別の定員は非公表。2年次から4系に分かれ、本人の希望と1年次の学業成績で決まるため、希望が集中した系には配属されない場合がある。

機械の設計技術や材料、加工方法、熱・流れ、制御理論、計測手法まで機械系分野を幅広く学びます。自動車や新幹線、航空機、ロボット、再生可能エネルギーなどを題材に、知識と技術を組み合わせて使いこなす実践的・創造的な機械系エンジニアを育てます。

複合

未来創造工学科(電気・電子系)

定員
未来創造工学科160名の一括募集で、系別の定員は非公表。2年次から4系に分かれ、本人の希望と1年次の学業成績で決まるため、希望が集中した系には配属されない場合がある。

回路や電磁気学の基礎理論から、電気エネルギーの発生・送電、発電機やモーター、マイコン、センサ、コンピュータのハードウェア設計、電気通信技術までを順序立てて学びます。電力分野や電子機器・自動車制御などで活躍する次世代の電気系技術者を育てます。

複合

未来創造工学科(情報・ソフトウェア系)

定員
未来創造工学科160名の一括募集で、系別の定員は非公表。2年次から4系に分かれ、本人の希望と1年次の学業成績で決まるため、希望が集中した系には配属されない場合がある。

プログラミングやアプリ開発、ネットワーク、コンピュータグラフィックス、IoT、サイバーセキュリティなどを、低学年の基礎から高学年の実践的技術まで学びます。ロボティクスや自動運転などの応用分野でも活躍できる次世代の情報系技術者を育てます。

複合

未来創造工学科(化学・バイオ系)

定員
未来創造工学科160名の一括募集で、系別の定員は非公表。2年次から4系に分かれ、本人の希望と1年次の学業成績で決まるため、希望が集中した系には配属されない場合がある。

化学工学と生物工学を軸に、2〜3年で物理・数学・化学の基礎を、4〜5年で化学プロセス・生物機能・加工マテリアル・環境エネルギーの4分野から選び専門を深めます。最先端の分析装置で実験を重ね、化学製品の製造や環境・エネルギー問題を解決できる化学系技術者を育てます。

出典: 学校公式サイト/学校公式サイト/学校公式サイト/学校公式サイト

専攻科

本科(5年)修了後にさらに2年間学び、大学と同等の「学士」取得を目指せる課程です。

  • システム創造工学専攻

本科5年の上に2年間の教育・研究を行う課程。Society 5.0や第4次産業革命に対応し、AI・IoT/ICT分野を深めて新たなシステムを創造できる実践的人材を育成する。所定の単位を修得し大学改革支援・学位授与機構へ申請することで、大学学部卒業生と同じ学士(工学)の学位が授与される。

出典: 学校公式サイト

就職・進学実績

女子学生比率 19.1%(2025-05-01 現在)

令和7年度卒業生・卒業者に占める割合

就職率50.0%
進学率47.9%

卒業者数 142

学校公式の進路情報 ↗

主な大学編入先(2023〜2025年度

長岡技術科学大学 43名豊橋技術科学大学 18名岩手大学 9名東北大学 7名岩手県立大学 6名

3年間の大学編入 計142

出典: 一関高専 令和8年度学校要覧「進学状況」 (卒業年度で集計。専攻科進学は除外)

実績・受賞

  • 2025高専ロボコン全国大会特別賞(田中貴金属グループ)全国
  • 2018高専ロボコン全国大会優勝(全国制覇)全国
  • 2012高専ロボコン全国大会優勝(全国制覇)全国
  • 2022DCON(全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト)優勝(丸井グループ賞・企業評価額10億円)全国

出典: 学校公式サイト/学校公式サイト

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一関工業高等専門学校のよくある質問

一関工業高等専門学校の偏差値はどのくらいですか?

高専は高校と入試制度が異なり、一般的な偏差値は公表されていません。一関工業高等専門学校の入試は、公表された志願倍率(約1.2倍)から見ると「倍率ひかえめ」が目安です。これは偏差値ではなく人気・競争率の目安で、年度・学科・選抜方式(推薦/学力)で変わります。

一関工業高等専門学校の学費はいくらですか?

一関工業高等専門学校の学費は、本科5年間の総額でおよそ1,257,600円(年あたり251,520円)が目安です。授業料のほか入学料・諸経費・寮費等が別途かかる場合があります。

一関工業高等専門学校に寮はありますか?

一関工業高等専門学校には学生寮があります。寮費は月額約53,034円(食費を含む)が目安です。遠方から通う学生の生活基盤として利用されています。

一関工業高等専門学校の入試倍率はどのくらいですか?

一関工業高等専門学校の代表的な志願倍率はおよそ1.2倍です。倍率は年度・学科・選抜方式(推薦/学力)によって変動します。

一関工業高等専門学校の女子の割合はどのくらいですか?

一関工業高等専門学校の女子比率はおよそ19%です(当サイト集計)。近年は多くの高専で女子学生の受け入れ・支援が広がっています。

一関工業高等専門学校にはどんな学科がありますか?

一関工業高等専門学校には複合系などの学科があります。高専は中学卒業後の5年間で、実験・実習を重視した専門教育を受けられるのが特徴です。

一関工業高等専門学校の卒業後の進路は?

一関工業高等専門学校をはじめ高専の卒業生は、就職と進学(大学への編入学・専攻科への進学)の両方に進みます。専門性を活かした就職に強く、求人倍率が高いことで知られます。詳しい進路実績はページ上部のデータをご覧ください。

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データ更新日: 2026-06-21

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