複合国際高等専門学校
私立・中部・石川県
学校概要
国際高専は石川県にある私立高専で、金沢工業大学と連携した教育を行っています。国際理工学科の1学科で入学定員は35名、本科の在籍者は94名と全国の高専のなかでは際立って小規模です。女子学生比率は20.2%(令和8年5月1日現在)。1・2年は白山麓キャンパスで全寮制、3年はニュージーランドへ専門留学、4・5年は金沢キャンパスという3段階のキャンパス移動が最大の特徴です。
- 設置区分
- 私立
- 所在地
- 中部・石川県
- アクセス
- 金沢キャンパス:JR金沢駅東口10番のりばから北陸鉄道バス33番で「金沢工業大学」下車徒歩4分、34番で「西三馬」下車徒歩2分 / 北陸鉄道石川線「野々市工大前」から徒歩5分(白山麓キャンパスは公式に交通案内の記載なし)
- 学科系統
- 複合
- 公式サイト
- 公式サイトを見る
- 公式SNS
- X(Twitter)↗
教育理念・育てたい人物像
国際高専が育てようとしているのは、「グローバルに活躍するイノベーターの素養を身につけた実践的・創造的技術者」です。ここでいうグローバルイノベーターとは「課題を発見する科学的思考力を持ち、最新の工学知識や洞察力を身につけ、創造的な解決策を用いて新しい価値を生み出す人材」を指します。単に技術を身につけるだけでなく、多様な専門家と協働し、文化や価値観の違いを受け入れて世界で活躍できるプロフェッショナルまでを見据えているのが特徴です。
その土台にあるのが、工学教育の国際的枠組みである「CDIO(Conceive/Design/Implement/Operate)」への準拠です。卒業認定の方針では、身につけるべき力を「社会に貢献するリーダーとしての人間力」「グローバルに活躍できるコミュニケーション能力」「イノベーターに相応しい卓越した科学技術力」の3本柱で整理し、これらを備えて所定の単位を修得することを卒業要件としています。
入試情報
選抜はグローバル入試・自己推薦入試・自己推薦特別入試・一般入試の4方式。前3者は1人30分の面接と成績証明書・志望理由書で総合評価し、一般入試も学力評価試験は数学・英語の2科目に面接(1人15分)を加える形で、学力よりも意欲・関心・英語への姿勢を重視する設計です。代表倍率は0.9倍で、2025年度0.97倍・2026年度0.91倍と志願者が募集人員をやや下回る年が続いています。進路は令和6年度で卒業生9名の全員が進学し、就職0%・進学100%。編入先は金沢工業大学9名が中心で、米国パデュー大学へ進んだ例もあります。
国際高専は、建学の綱領に掲げる「高邁な人間形成」「深遠な技術革新」「雄大な産学協同」の理念に基づき、「グローバルイノベーターの育成」を教育目標としています。入学者受入方針では、求める学生像として「自ら学ぶ意欲を持ち、科学技術やエンジニアリングデザインに興味・関心があり、課題発見・解決やものづくり、イノベーションに主体的に取り組める人」「グローバル社会での活躍に強い関心と探求心を持ち、英語によるコミュニケーション能力を高めようとする人」「多様な価値観を共有し、社会や地域の課題解決に意欲を持っている人」の3点を挙げています。
選抜は多様な学生を集めるために4方式で行われます。グローバル入試・自己推薦入試・自己推薦特別入試では面接試験(1人30分)や成績証明書、志望理由書などから総合的に選考し、一般入試では学力評価試験(数学・英語)に面接試験(1人15分)や書類を加えて選考します。学力よりも意欲・関心・英語への姿勢を重視する設計がうかがえます。
志願者が定員に対して比較的少なめ(穴場になりうる)
※ 公表された志願倍率に基づく当サイトの目安で、偏差値ではありません。人気・競争率を示すもので、倍率は年度・学科・推薦/学力で変わります。
算出: 志願者数の合計 ÷ 入学定員。推薦・学力など全ての選抜方式の志願者を合算した延べ人数で、両方に出願した志願者は重複して数えられます(学校が重複を除いた実数を公表していないため)。(入学定員35名)
出典: 学校公式サイト ↗
倍率の推移
入試方式
2027年度
対象: 自己推薦による志願者
選抜: オンライン。面接試験(1人30分)、成績証明書、志望理由書等で総合選考(学力評価試験なし)
対象: 特別推薦資格を持つ志願者
選抜: オンライン。面接試験(1人30分)、成績証明書、志望理由書等で総合選考(学力評価試験なし)
対象: 一般志願者
選抜: 学力評価試験(数学・英語)、面接試験(1人15分)、成績証明書、志望理由書等で総合選考。試験地は金沢・東京・大阪・名古屋。
ICTリーダーシップアワード奨学生はこの一般入試合格者から選抜される。
対象: 国際的な背景を持つ志願者
選抜: オンライン。面接試験(1人30分)、成績証明書、志望理由書等で総合選考(学力評価試験なし)
募集人員は国際理工学科35名。
出典: 学校公式サイト ↗
学費・奨学金
私立高専で、学費は学年ごとに大きく変わります。1・2年は白山麓キャンパスの全寮制、3年はニュージーランド留学、4・5年は金沢キャンパスという構成に沿って費用も変動するため、総額は必ず公式の募集要項で確認してください。一般入試合格者から3名を選ぶ「ICTリーダーシップアワード奨学生制度」(給付型)では、授業料の一部として1〜3学年で年額1,340,000円、4〜5学年で年額1,064,200円が最長5年間給付され、対象になれば負担を抑えられます。
- 年平均
- 1,459,600円
- 入学金
- 200,000円
- 授業料/年
- 1,824,000円
- 5年総額(概算)
- 7,298,000円
高等学校等就学支援金は令和8年度(2026年度)から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず本科1〜3年が対象になりました。私立高専の支給上限は年額457,200円(月額38,100円)で、この学校の授業料1,824,000円のうち457,200円が支給されます。 残りの1,366,800円は、各校の特待生制度や給付型奨学金でさらに軽減される場合があります。 支給は原則として通算36か月まで。入学料・教科書代・寮費などは対象外で、本科4〜5年・専攻科は高等教育の修学支援新制度(所得要件あり)に切り替わります。
出典: 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」/国立高等専門学校機構「経済的支援」。受給には申請が必要です。
入学金200,000。授業料:1-2年1,824,000(夜間・教材費・込)/3年250,000(別途NZ留学)/4-5年1,600,000。育友会(後援)20,400・学生会9,600・同窓会6,000。1-2年全寮制:寮費546,000+食費630,000=月額換算98,000。教材費3-5年約60,000。3年は別途、オタゴポリテクニク授業料25,831NZドル(約232万)+ホームステイ費用20,713NZドル(約186万)=約419万が必要(公式換算NZ$1=90円・渡航費別)。本科5年総額(NZ除く概算)約710万。出典:公式『学校納入金』
奨学金・学費支援
- 給付ICTリーダーシップアワード奨学生制度(Golden Eagle Scholarship Student)対象: 一般入試合格者の中から選抜(3名)
授業料の一部として、1〜3学年は年額1,340,000円、4〜5学年は年額1,064,200円を給付。最長5年間継続可能。
出典: 学校公式サイト ↗
寮生活
1・2年生は白山麓キャンパスで全寮制。1ユニット6人のシェアハウス型で寝室は個室、各ユニットにリビングやシャワー、各フロアに共用キッチン・洗濯室・ラウンジを備えます。大自然のなかで教員・スタッフ、時に地域の人々とも交流する「ラーニングコミュニティ」で、日常的に英語を使う環境が特徴です。
- 寮
- あり
- 月額(食費込み)
- 約98,000円
- 定員
- 90名
- 女子入寮
- 男女混住型
- 運営費・光熱水費等
- 45,500円
- 食費
- 52,500円
寮名:白山麓キャンパス学生寮(1・2年全寮制)・金沢キャンパス寮(3年以降)
出典:学校納入金等 | 国際高等専門学校 - 「2.寮費及び食費(1学年及び2学年は全寮制)並びにニュージーランドホームスティ費用」(2026年度(ページ内の委託徴収会費に「2026年度参考」の注記あり/ページLast-Modified 2026-08-03)) 2026-08-07 確認
※入寮費は公式資料に記載なし(非掲載または徴収なし 2026-06)
学科・カリキュラム
1・2年は国語や歴史など一部を除きほぼすべての授業を英語で受ける英語イマージョン環境で、夜も19:30〜21:30の「ラーニングセッション」が設けられています。3年は全員がニュージーランドへ専門留学し、4・5年は金沢キャンパスで金沢工業大学と専門分野やプロジェクト活動で連携して学びます。専門教育はITリテラシー/工学基礎/共創(エンジニアリングデザイン)/スペシャリストフォーカスの4領域で構成され、国際的な工学教育の枠組みCDIOに準拠したプロジェクト型学習で進めます。専攻科は設置していません。
国際高専は国際理工学科の1学科体制で、金沢工業大学と連携した5年間の学びを、キャンパスを移しながら段階的に進めます。1・2年生は白山麓キャンパスで全寮制生活を送り、国語や歴史など一部を除いて数学・理科・共創科目などほぼすべての授業を英語で受講する英語イマージョン環境で、3年生の留学に備えます。夜には19:30〜21:30の「ラーニングセッション」が設けられ、外国人教員がいるラーニングコモンズで英語漬けの学習時間を過ごします。
3年生は全員がニュージーランドへ専門留学(工学/オタゴポリテクニク等)し、現地の学生とともに学びながらグローバルに通用する知識とコミュニケーション力を磨きます。4・5年生は金沢キャンパスに移り、金沢工業大学と専門分野やプロジェクト活動で連携して学びを深めます。専門教育は「ITリテラシー」「工学基礎」「共創(エンジニアリングデザイン)」「スペシャリストフォーカス」の4領域で構成され、情報工学・AI・データサイエンス、ロボティクス、IoTなどをCDIOの枠組みとプロジェクト型学習(エンジニアリングデザイン)で実践的に学びます。
国際理工学科
Society 5.0時代のグローバルイノベーター育成を目的とする1学科。1・2年は白山麓で全寮制、3年はニュージーランド留学、4・5年は金沢工業大学と連携する。国語や歴史など一部を除き授業の多くを英語で行い、情報・AI・ロボティクス・IoTをCDIOとエンジニアリングデザインで実践的に学ぶ。
出典: 学校公式サイト ↗
就職・進学実績
女子学生比率 20.2%(2026-05-01 現在)
主な大学編入先(2023〜2025年度)
3年間の大学編入 計18名
出典: 国際高専「進路実績」
国際高等専門学校のオープンキャンパス・説明会【2026年】
日程をすべて見る →10/10土曜オンライン進学説明会オンライン説明会・オンライン
11/7土曜秋のオープンキャンパスオープンキャンパス
11/8日曜秋のオープンキャンパスオープンキャンパス
ほか3件の日程があります。国際高等専門学校の日程一覧 →全校の日程 →
※ 各学校の公式サイトに移動します。資料請求の手続き・個人情報の取り扱いは各学校の定めに従います。
公式サイトの最新ニュース
- アントニーさんと歩く ↗2026/8/21
- ニュージーランドより ↗2026/7/31
- オタゴポリテクニク留学帰国報告会レポート ↗2026/7/31
出典: 国際高等専門学校公式サイト等(自動収集・一部AI要約)
すべて見る(10件)→国際高等専門学校のよくある質問
国際高等専門学校の偏差値はどのくらいですか?
高専は高校と入試制度が異なり、一般的な偏差値は公表されていません。国際高等専門学校の入試は、公表された志願倍率(約0.9倍)から見ると「倍率ひかえめ」が目安です。これは偏差値ではなく人気・競争率の目安で、年度・学科・選抜方式(推薦/学力)で変わります。
国際高等専門学校の学費はいくらですか?
国際高等専門学校の学費は、本科5年間の総額でおよそ7,298,000円(年あたり1,459,600円)が目安です。授業料のほか入学料・諸経費・寮費等が別途かかる場合があります。
国際高等専門学校に寮はありますか?
国際高等専門学校には学生寮があります。寮費は月額約98,000円(食費を含む)が目安です。遠方から通う学生の生活基盤として利用されています。
国際高等専門学校の入試倍率はどのくらいですか?
国際高等専門学校の代表的な志願倍率はおよそ0.9倍です。倍率は年度・学科・選抜方式(推薦/学力)によって変動します。
国際高等専門学校の女子の割合はどのくらいですか?
国際高等専門学校の女子比率はおよそ20%です(当サイト集計)。近年は多くの高専で女子学生の受け入れ・支援が広がっています。
国際高等専門学校にはどんな学科がありますか?
国際高等専門学校には複合系などの学科があります。高専は中学卒業後の5年間で、実験・実習を重視した専門教育を受けられるのが特徴です。
国際高等専門学校の卒業後の進路は?
国際高等専門学校をはじめ高専の卒業生は、就職と進学(大学への編入学・専攻科への進学)の両方に進みます。専門性を活かした就職に強く、求人倍率が高いことで知られます。詳しい進路実績はページ上部のデータをご覧ください。
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データ更新日: 2026-06-21
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