機械・材料石川工業高等専門学校
国立・中部・石川県
学校概要
石川高専は石川県河北郡津幡町にある国立高専です。独立5学科制で入学定員は各学科40名・計200名、本科の在籍者は1,058名と規模の大きい部類。女子学生比率は30.2%(令和7年5月1日現在)で全国56校中10位と高めです。IRいしかわ鉄道「津幡駅」が最寄りで、学生寮「有朋寮」(男子3棟・女子1棟)を備えます。
- 設置区分
- 国立
- 所在地
- 中部・石川県
- アクセス
- IRいしかわ鉄道「津幡駅」下車(金沢駅から15分。公式は駅からの徒歩経路を写真付きで案内、所要時間の記載なし)
- 学科系統
- 機械・材料・電気・電子・情報・建設・建築
- 公式サイト
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- 公式SNS
- X(Twitter)↗
教育理念・育てたい人物像
石川工業高等専門学校は、専門の学芸を深く教授し、職業に必要な実践的・専門的な知識と技術を備えた創造的な人材の育成を目的として掲げています。全学科に共通する学習目標として、技術者に必要な基礎学力と専門知識の習得、ものづくりや課題解決に最後まで取り組む実践力、地域・国際社会や環境に配慮できる幅広い視点、自分の考えを正しく表現し公正に意見交換できる力の4点を重視しています。学科ごとにも、機械工学科の材料・エネルギー・計測制御・生産加工、電気工学科のエネルギー・エレクトロニクス・制御・通信・コンピュータ、電子情報工学科の情報・電子・通信を基盤としたシステム設計・開発、環境都市工学科の生活基盤整備・防災・環境保全、建築学科の住生活から地域・都市環境にわたる建築といった、専門に即した教育上の目的を定めています。
卒業認定は学則に基づき全学年の課程を修了した者に与えられ、具体的には、各科目で年間授業時間数の4分の3以上の出席(やむを得ない長期欠席は基準を緩和)、最終学年までに修得すべき単位の修得、卒業研究の合格、学校行事への良好な出席という要件を満たすことが条件です。必修科目の修得だけでも学習目標を達成できるようカリキュラムが編成されており、卒業生は「準学士」と称することができるとしています。育成する人材像は「深く専門の学芸を教授し,職業に必要な実践的かつ専門的な知識及び技術を有する創造的な人材」と説明されています。
施設・環境
男女別の学生寮で、2025年4月時点で男子149名・女子63名の計212名が生活する。規律ある共同生活を通じた人間形成を重んじる教育寮で、昼間は寮務職員、夜間は教員が指導にあたる。
学術研究や講義、実験実習、卒業研究、公開講座等に、学生・教職員を問わず幅広く利用される情報基盤施設。
閲覧室、書庫、マルチメディアルーム及び視聴覚教室等で構成され、地域住民にも開放されている。
旋盤・溶接等の実習を行う機械実習工場、流体力学実験用の風洞実験棟、各種高電圧実験を行う高電圧実験棟を備える。
入試情報
選抜は推薦・学力検査・帰国子女特別の3方式。推薦は推薦書・調査書に加えて適性検査(数学)と面接を課します。学力検査は理科・英語・数学・国語の4教科をマークシート方式で行い各100点の400点満点、1教科でも受検しないと失格です。代表倍率は1.4倍(2023年度1.68倍→2026年度1.44倍)。進路は令和6年度で就職56.7%・進学37.3%。大学編入は2023〜2025年度で金沢大学22名が最多で、長岡技術科学大学21名・豊橋技術科学大学17名が続きます。
石川工業高等専門学校は、教養と工学の基礎を身につけ、創造的な能力や高度な科学技術に対応できる実践力、地域社会への関心と国際的な視野を備えた人材の育成を掲げています。入学者としては、中学校で学んだ内容が身についていること、特に数学・理科の基礎学力があることを求めており、あわせて、ものづくりに関心を持ち様々な課題に意欲的に取り組む人、社会のルールを守り向上心を持って学校生活を送る人、将来技術者として社会の発展に貢献したい人を全学科共通の求める学生像としています。
入学者選抜は、推薦・学力検査・帰国子女特別の各選抜で行われます。推薦による選抜は、推薦書・調査書および適性検査(数学)・面接の結果を総合して判定します。学力検査による選抜は、学力検査の成績と調査書をもとに総合的に判定し、学力検査は理科・英語・数学・国語の4教科について筆記試験(マークシート方式)を行い、各教科100点満点の合計400点満点で、1教科でも受検しないと失格となります。帰国子女特別選抜は、学力検査の成績・調査書・面接の結果をもとに総合的に判定します。
志願者が定員に対して比較的少なめ(穴場になりうる)
この倍率は学力検査の志願者数が公表されていないため、それ以外の方式だけの値です。他校と横に並べる統計には入れていません。
※ 公表された志願倍率に基づく当サイトの目安で、偏差値ではありません。人気・競争率を示すもので、倍率は年度・学科・推薦/学力で変わります。
算出: 志願者数の合計 ÷ 入学定員。推薦・学力など全ての選抜方式の志願者を合算した延べ人数で、両方に出願した志願者は重複して数えられます(学校が重複を除いた実数を公表していないため)。(入学定員200名)
倍率の推移
入試方式
2026年度
選抜: 推薦書、調査書および適性検査(数学)・面接の結果を総合して判定する。
選抜: 学力検査の成績および調査書をもとに総合的に判定する。学力検査は理科・英語・数学・国語の4教科(マークシート方式)、各教科100点満点の合計400点満点。
1教科でも受検しないと失格となる。
選抜: 学力検査の成績、調査書および面接の結果をもとに総合的に判定する。
出典: 学校公式サイト ↗
配点(2026年度)
傾斜なし / 学力検査400点教科ごとの配点を見る閉じる
2027年度の募集要項は2026-08-10時点で公開されていません。下の配点は2026年度のものです。配点は年度によって変わることがあります。
社会は課さない。傾斜配点はない。1教科でも受験しないと失格となる。調査書は「学力検査の成績および調査書をもとに総合的に判定」とされ、点数への換算方法は公表されていない。
配点は傾斜を適用したあとの点数です。2026-08-10 時点の募集要項によります。
出典: 学校公式サイト ↗
学費・奨学金
国立高専のため授業料は全国共通で年額234,600円(前期・後期各117,300円)。入学料84,600円・入学検定料16,500円を加えても学費負担は私立高校に比べて抑えられます。加えて高等教育の修学支援新制度(給付型奨学金+授業料等減免)や日本学生支援機構・石川県育英資金、企業・財団の給付奨学金など、公私の支援制度が幅広く用意されています。
- 年平均
- 251,520円
- 入学金
- 84,600円
- 授業料/年
- 234,600円
- 5年総額(概算)
- 1,257,600円
高等学校等就学支援金は令和8年度(2026年度)から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず本科1〜3年が対象になりました。国公立高専の支給上限は年額234,600円(月額19,550円)で授業料と同額のため、申請すれば授業料の負担はなくなります。 支給は原則として通算36か月まで。入学料・教科書代・寮費などは対象外で、本科4〜5年・専攻科は高等教育の修学支援新制度(所得要件あり)に切り替わります。
出典: 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」/国立高等専門学校機構「経済的支援」。受給には申請が必要です。
学生会費8,000/年。後援会:入会金10,000(1年のみ)+年20,000。教科書教材約50,000。スポーツ用品約18,000(入学時)。海外研修旅行積立20,000/年(5年計120,000)。入学時一時金=後援会入会金10,000(スポーツ用品別)。出典:公式『学費』
奨学金・学費支援
- 給付高等教育の修学支援新制度(給付型奨学金)対象: 本科4・5年生、専攻科生
給付型奨学金と授業料・入学料の減免を行う国の制度。
- 減免授業料・入学料の減免対象: 経済的理由で修学困難な者、学資負担者が災害を受けた場合、学業優秀と認定される者等
- 給付高等学校等就学支援金対象: 本科1〜3年生(所得制限なし・要申請)
本科1〜3年が対象の国の制度(返還不要)。令和8年度から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず年額234,600円(月額19,550円)=授業料の全額が支給され、授業料は実質無償になる。支給は原則通算36月。
- 貸与日本学生支援機構奨学金(第一種・無利子)対象: 本科1〜3年生
月額10,000〜22,500円。
- 貸与日本学生支援機構奨学金(第二種・有利子)対象: 本科4・5年生、専攻科生
月額20,000〜120,000円。
- 貸与石川県育英資金対象: 本科生
1〜3年生 月額18,000円、4・5年生 月額44,000円。災害時緊急採用あり。
- 給付日新電機グループ社会貢献基金奨学金対象: 電気工学科5年生で電子機械工学専攻進学予定かつ成績優秀な者
月額4万円、原則2年間給付。
- 給付山田進太郎D&I財団奨学金対象: 本科1〜2年生の女子学生(理系進学志向)
10万円(返済不要)。
出典: 学校公式サイト ↗
寮生活
男女別の学生寮「有朋寮」を備え、2025年4月時点で男子149名・女子63名の計212名が生活しています。寄宿料は月額700〜800円、これに寮費(光熱水費等)約8,900円・食費約45,000円が加わります。規律ある共同生活を通じた人間形成を重んじる教育寮で、遠方からの入学者や留学生の受け入れも支えています。
- 寮
- あり
- 月額(食費込み)
- 約54,867円
- 定員
- 200名
- 女子入寮
- 女子寮・女子棟あり
- 寄宿料(部屋代)
- 700円
- 運営費・光熱水費等
- 8,900円
- 食費
- 45,000円
- 寮生会費等
- 267円
寮名:有朋寮(男子3棟・女子1棟)
出典:必要な経費 / 学生寮の経費(予定)(出典に年度の記載なし) 2026-08-09 確認
学科・カリキュラム
機械工学科・電気工学科・電子情報工学科・環境都市工学科・建築学科の5学科制で、入学時に学科を選ぶ従来型です。建設・建築系が環境都市と建築の2学科に分かれているのが特徴で、環境都市は生活基盤整備・防災・環境保全、建築は住生活から地域・都市環境までを扱います。1年次から基礎学力と一般教養を養い、学年進行に伴って専門科目・実験・実習・製図の比重を高める構成。卒業後は電子機械工学専攻・環境建設工学専攻の2専攻からなる専攻科へ進む道もあります。
石川工業高等専門学校は、機械工学科・電気工学科・電子情報工学科・環境都市工学科・建築学科の独立した5学科制をとり、各学科40名(全体で200名)の規模で5年一貫の技術者教育を行っています。教育課程は高専機構モデルコアカリキュラム(高専MCC)に準拠し、「基礎的能力」「専門的能力」「分野横断的能力」を育むために一般科目と専門科目、特別活動から構成されます。1年次から数学・理科などの基礎学力と一般教養を養いつつ、学年進行に伴って専門科目や実験・実習・製図の比重を高め、簡単な課題から徐々に複雑な課題へと段階的に取り組みます。最終学年の卒業研究では、各学科の学びを統合し、人・社会・環境と調和する技術を生み出す応用力・創造力を身につけます。成績はシラバスに基づき総合的に評価し、1〜3年次は50点以上、4〜5年次は60点以上で合格(S〜Dの評語)となります。卒業後は、機械・電気・電子情報を基盤とする「電子機械工学専攻」、環境都市・建築を基盤とする「環境建設工学専攻」の2専攻からなる2年課程の専攻科へ進み、大学改革支援・学位授与機構を通じて学士(工学)の学位取得を目指す道も用意されています。
機械工学科
機械の動作原理や材料・構造・強さ・しくみを、座学・実験・実習を通して深く理解します。材料・エネルギー・計測制御・生産加工の知識と技術を習得し、独創的なアイデアを発想して設計・製作・評価までを自ら行える創造的な技術者を育てます。
電気工学科
電気・電子工学をはじめ、エネルギー・通信・半導体デバイス・情報など広い分野の専門的「知識」と「技術」を身につけます。実験や卒業研究を通して、修得した力を「ものづくり」や課題解決に応用できる技術者の育成を目指します。
電子情報工学科
電子工学・情報工学・通信工学の豊富な知識をもち、これらを融合した技術を駆使してシステム思考のできる人材を育てます。実験・演習・卒業研究を通じ、人や環境も視野に入れた未来志向のシステム設計・開発ができる技術者を目指します。
環境都市工学科
道路や橋、港湾などの公共施設の建設技術を身につけ、暮らしを支える都市施設の整備・防災・環境保全を学びます。自然環境との調和やうるおいのある生活環境も考えられる、広い視野を持った技術者の育成を目指します。
建築学科
建築を取りまく文化や技術の基礎知識を習得し、計画・構造・環境のコンピュータ処理技術など幅広い知識を学びます。設計演習で住生活の課題に取り組み、住生活から地域・都市環境にわたる建築の課題を解決できる建築技術者を養成します。
専攻科
本科(5年)修了後にさらに2年間学び、大学と同等の「学士」取得を目指せる課程です。
- 電子機械工学専攻(定員12)
- 環境建設工学専攻(定員8)
本科5学科を基盤とする2年課程の専攻科で、機械・電気・電子情報を基盤とする電子機械工学専攻と、環境都市・建築を基盤とする環境建設工学専攻の2専攻を置く。特別研究・創造工学演習等により研究開発型技術者を育成し、大学改革支援・学位授与機構を通じて学士(工学)の学位取得が可能。
出典: 学校公式サイト ↗
就職・進学実績
女子学生比率 30.2%(2025-05-01 現在)
学科別の進路(2024年度)
| 学科 | 卒業者 | 就職 | 進学 | 求人数 |
|---|---|---|---|---|
| 機械工学科 | 40 | 20 | 20 | — |
| 電気工学科 | 42 | 22 | 20 | — |
| 電子情報工学科 | 39 | 22 | 17 | — |
| 環境都市工学科 | 42 | 32 | 10 | — |
| 建築学科 | 38 | 18 | 17 | — |
出典: 学校公式サイト ↗
主な大学編入先(2023〜2025年度)
3年間の大学編入 計113名
石川工業高等専門学校のオープンキャンパス・説明会【2026年】
日程をすべて見る →8/22土曜令和8年度体験入学(2日目)体験入学
9/12土曜入試説明懇談会(本校・午前)学校説明会
入試説明懇談会(本校・午前)|10:00~12:00、本校会場、定員96名。miraicompassで要申込(受付開始2026-07-27 9:00)
対象:中学3年生及び保護者申込:要申込(締切:2026-09-02)公式ページで詳細・申込 →9/12土曜入試説明懇談会(本校・午後)学校説明会
入試説明懇談会(本校・午後)|14:00~16:00、本校会場、定員96名。miraicompassで要申込(受付開始2026-07-27 9:00)
対象:中学3年生及び保護者申込:要申込(締切:2026-09-02)公式ページで詳細・申込 →
ほか12件の日程があります。石川工業高等専門学校の日程一覧 →全校の日程 →
※ 各学校の公式サイトに移動します。資料請求の手続き・個人情報の取り扱いは各学校の定めに従います。
石川工業高等専門学校のよくある質問
石川工業高等専門学校の偏差値はどのくらいですか?
高専は高校と入試制度が異なり、一般的な偏差値は公表されていません。石川工業高等専門学校の入試は、公表された志願倍率(約1.4倍)から見ると「倍率ひかえめ」が目安です。これは偏差値ではなく人気・競争率の目安で、年度・学科・選抜方式(推薦/学力)で変わります。
石川工業高等専門学校の学費はいくらですか?
石川工業高等専門学校の学費は、本科5年間の総額でおよそ1,257,600円(年あたり251,520円)が目安です。授業料のほか入学料・諸経費・寮費等が別途かかる場合があります。
石川工業高等専門学校に寮はありますか?
石川工業高等専門学校には学生寮があります。寮費は月額約54,867円(食費を含む)が目安です。遠方から通う学生の生活基盤として利用されています。
石川工業高等専門学校の入試倍率はどのくらいですか?
石川工業高等専門学校の代表的な志願倍率はおよそ1.4倍です。倍率は年度・学科・選抜方式(推薦/学力)によって変動します。
石川工業高等専門学校の女子の割合はどのくらいですか?
石川工業高等専門学校の女子比率はおよそ30%です(当サイト集計)。近年は多くの高専で女子学生の受け入れ・支援が広がっています。
石川工業高等専門学校にはどんな学科がありますか?
石川工業高等専門学校には機械・材料・電気・電子・情報・建設・建築系などの学科があります。高専は中学卒業後の5年間で、実験・実習を重視した専門教育を受けられるのが特徴です。
石川工業高等専門学校の卒業後の進路は?
石川工業高等専門学校をはじめ高専の卒業生は、就職と進学(大学への編入学・専攻科への進学)の両方に進みます。専門性を活かした就職に強く、求人倍率が高いことで知られます。詳しい進路実績はページ上部のデータをご覧ください。
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データ更新日: 2026-06-21
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