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高専の学費はいくら?全58校の入学金・授業料・5年間総額を比較【2026年版】

結論: 国公立54校は5年間で1,257,600円、完全一律です

お子さんの進路として高専を検討し始めた保護者の方が、まず気になるのは「結局いくらかかるのか」だと思います。先に結論をお伝えします。

つまり、国公立の高専を選ぶ限り「どの学校が安いか」で悩む必要はありません。学費の比較が本当に必要になるのは、私立4校を選択肢に入れる場合です。

本記事の金額は、当サイト調べ(2026年6月時点・各校公式サイト/募集要項に基づく)です。全国に58校ある高専(国立51・公立3・私立4)すべてを同じ物差しで調べた結果を、そのままお伝えします。

国公立54校の学費の内訳

国立高専51校と公立高専3校の学費は、次のとおりです。

項目 金額
入学金 84,600円
授業料 234,600円/年
5年間合計(入学金+授業料5年分) 1,257,600円

年間の授業料234,600円を月あたりに直すと約2万円弱。1年目だけは入学金が加わるため、初年度納付金は319,200円(84,600円+234,600円)です。

「国立と公立で差はないの?」と疑問に思われるかもしれませんが、入学金・授業料に関しては上記のとおり同一水準です。学校ごとの違いが出るのは、後述する教材費や寮費などの「授業料以外」の部分です。

私立4校の学費比較

私立高専は全国に4校あります。学費は学校ごとの設定で、幅がかなり大きい点に注意が必要です。

学校 所在地 入学金 授業料(年) 5年間総額
神山まるごと高専 徳島県 230,000円 2,000,000円 10,230,000円
サレジオ工業高専 東京都 309,000円 630,000円 3,459,000円
国際高専 石川県 200,000円 1,824,000円 7,298,000円
近畿大学工業高専 三重県 200,000円 650,000円 3,448,000円

※総額は入学金+授業料ベース。教材費・実習費・寮費等は別です。

各校を簡単にご紹介します(学費以外の教育内容の評価は本記事では行いません。詳細は各校の公式情報をご確認ください)。

同じ「私立高専」でも5年間で約345万円と約1,023万円では家計への影響がまったく違います。私立を検討する場合は、金額だけでなく「その学費で何が提供されるのか」を各校の公式資料で確認したうえで、ご家庭の方針と照らし合わせることが大切です。

「高校+α」と比べてどう考えるか

高専は5年制なので、比較対象は「高校3年間」ではなく「高校3年間+その後の進路」になります。国公立高専の5年間総額1,257,600円を高いと見るか安いと見るかは、高校卒業後に大学・専門学校へ進む場合の費用まで含めて考える必要があります。

この「15歳から10年間のトータルコスト比較」は前提の置き方で結果が変わる大きなテーマなので、別の記事で改めて詳しく扱う予定です。本記事では「高専の学費は5年分で見る」「比べる相手は高校単体ではない」という考え方の枠組みだけ、押さえておいていただければ十分です。高専と高校の進路の違いについては高専と高校、進路はどう違う?も参考になります。

支援制度: 1〜3年生と4〜5年生で仕組みが変わります

高専の学費を考えるうえで欠かせないのが、公的な支援制度です。高専は5年制ですが、支援制度上は前半と後半で扱いが分かれます。

いずれも制度の詳細や所得要件は年度によって変わる可能性があるため、必ず文部科学省の最新情報をご確認ください。当サイトでも学費・支援制度ガイドで制度の全体像を整理しています。

見落としがちな「授業料以外」の費用

本記事の5年間総額は入学金+授業料ベースです。実際には、次のような費用が別途かかります。

これらは「入学してから知った」となりやすい部分です。志望校が絞れてきた段階で、各校の募集要項にある納付金一覧を必ず確認することをおすすめします。当サイトの学校詳細ページからも各校の公式サイトへ移動できます。

まとめ: 学費の心配は早めに「見える化」を

お子さんの候補校の学費や寮の有無は、学校検索で学費や寮の条件を指定して絞り込めます。候補が2〜3校に絞れたら、比較ツールで学費・寮・入試情報を並べて確認してみてください。全58校を同じ基準で整理したデータだからこそ、ご家庭での話し合いの土台としてお使いいただけるはずです。

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