複合鹿児島工業高等専門学校
国立・九州・沖縄・鹿児島県
学校概要
鹿児島高専は鹿児島県霧島市隼人町にある国立高専です。令和8年度から本科を「創造デザイン工学科」の1学科に再編し、入学時はⅠ類80名・Ⅱ類80名・Ⅲ類40名の計200名を類別に募集します。本科の在籍者は1,043名。女子学生比率は20.1%(令和7年5月1日現在)。JR日豊本線「隼人駅」から徒歩約25分の立地で、学生寮「志学寮」の収容定員702名は全国の高専で最大規模です。
- 設置区分
- 国立
- 所在地
- 九州・沖縄・鹿児島県
- アクセス
- JR日豊本線「隼人駅」から徒歩約25分またはバス約6分(霧島市隼人町)
- 学科系統
- 複合・その他
- 公式サイト
- 公式サイトを見る
- 公式SNS
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教育理念・育てたい人物像
鹿児島工業高等専門学校は、「未来の技術を創る人を育てる」ことを教育理念に掲げています。育成する技術者像としては、人類の未来と自然との共存をデザインできること、グローバルに活躍できること、創造力豊かに開発へ取り組めること、相手の立場に立って物事を考えられることの4点を重視しており、これらの資質・能力を備えた技術者の育成を方針としています。
こうした資質・能力を養うため、本校は卒業要件として、各学年の出席日数が3分の2以上であること、すべての「必修科目」を修得していること、一般科目75単位以上・専門科目82単位以上を含み合計167単位以上を修得していることを定めています。これらを満たした学生について卒業を認定し、準学士の称号を授与します。
入試情報
選抜は推薦選抜・学力選抜・帰国生徒特別選抜に加えて、書類審査とプレゼンテーションで評価する「Well-being Innovator特別選抜」があるのが特徴です。代表倍率は1.3倍で、2023年度の1.53倍から2026年度は1.34倍とやや落ち着いてきました。進路は令和7年度で就職65.2%・進学34.2%。大学編入は2023〜2025年度で地元の鹿児島大学25名が最多、豊橋技術科学大学19名・熊本大学14名が続きます。就職先では京セラ鹿児島国分工場16名が突出しています。
本校は「ものづくり」への関心と基礎学力を備え、グローバルな視点で国際社会での活躍を志し、多様性を理解して協働でき、自主的・継続的に学習研究に取り組み、社会貢献を志す技術者を志望する人を求めています。
本校の本科は、令和8年度から募集を1学科(創造デザイン工学科)に一本化し、入学時は学科内の「類」ごとに志願する体制をとっています。すなわち、高度情報専門人材を育成するⅠ類、高度創造専門人材を育成するⅡ類、建設・防災・環境と情報技術を学ぶⅢ類のいずれかを選んで出願します。入学後の1年次は一般教育に加えて類ごとの共通専門教育・専門実習を学び、2年次から本人の希望と1年次の成績をもとに5つのコース(コンピュータサイエンス/データサイエンス/知能ロボティクス/先進エレクトロニクス/都市環境デザイン)へ分属します。
入学者選抜は、書類審査とプレゼンテーションによる「Well-being Innovator特別選抜」、学力検査を免除し調査書・推薦書・面接で評価する「推薦選抜」、学力検査・調査書・面接による「学力選抜」、「帰国生徒特別選抜」、および工業高等学校等の卒業(見込み)者を対象とする「編入学」の区分で行います。
志願者が定員に対して比較的少なめ(穴場になりうる)
※ 公表された志願倍率に基づく当サイトの目安で、偏差値ではありません。人気・競争率を示すもので、倍率は年度・学科・推薦/学力で変わります。
算出: 志願者数の合計 ÷ 入学定員。推薦・学力など全ての選抜方式の志願者を合算した延べ人数で、両方に出願した志願者は重複して数えられます(学校が重複を除いた実数を公表していないため)。(入学定員200名)
出典: 学校公式サイト ↗
倍率の推移
入試方式
2026年度
選抜: 学力検査免除。調査書・推薦書・面接により判定。
選抜: 学力検査・調査書・面接により判定。
選抜: 書類審査・プレゼンテーション
出典: 学校公式サイト ↗
配点(2027年度)
傾斜配点あり / 学力検査500点教科ごとの配点を見る閉じる
理科・英語・数学・国語の4教科(社会なし)。数学のみ2倍。
調査書: 2年次および3年次の9教科5段階評定の合計
配点は傾斜を適用したあとの点数です。2026-08-10 時点の募集要項によります。
出典: 学校公式サイト ↗
学費・奨学金
国立高専のため授業料は全国一律で、年額234,600円(半期117,300円)です。入学料は全国一律の84,600円。4・5年生および専攻科では、高等教育の修学支援新制度による給付奨学金(月額5,900〜34,200円)と、その採用区分に応じた授業料減免(半期あたり全額117,300円・2/3の78,200円・1/3の39,100円)を受けられます。このほか日本学生支援機構の第一種(無利子貸与)・第二種(有利子貸与・月額2〜12万円)奨学金、転学・退学経歴のある学生を対象とする学び直し支援金も利用できます。入学時には別途、教科書・制服・教材等の諸経費が必要です。
- 年平均
- 251,520円
- 入学金
- 84,600円
- 授業料/年
- 234,600円
- 5年総額(概算)
- 1,257,600円
高等学校等就学支援金は令和8年度(2026年度)から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず本科1〜3年が対象になりました。国公立高専の支給上限は年額234,600円(月額19,550円)で授業料と同額のため、申請すれば授業料の負担はなくなります。 支給は原則として通算36か月まで。入学料・教科書代・寮費などは対象外で、本科4〜5年・専攻科は高等教育の修学支援新制度(所得要件あり)に切り替わります。
出典: 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」/国立高等専門学校機構「経済的支援」。受給には申請が必要です。
5年間必要経費見込(R7・公式『費用』画像):入学料84,600+授業料234,600/年(5年計1,173,000)+教科書入学時約44,000(5年計約195,000)+必須購入品約38,000+生徒購入品約50,000+保険(任意)74,630+学年固有(4年)75,000+後援会費1年49,000(2年〜24,000)+学生会費7,000/年+同窓会費15,000。入学時計(通学/入学料込)約362,230、本科5年総計(寮生)約4,142,230。出典:公式『費用』PDF
奨学金・学費支援
- 貸与日本学生支援機構 第一種奨学金対象: 全学年・専攻科
経済的理由で修学が困難な学生への無利子の学資貸与。
- 貸与日本学生支援機構 第二種奨学金対象: 4・5年生・専攻科
有利子貸与。月額2〜12万円から選択。
- 給付日本学生支援機構 給付奨学金(高等教育の修学支援新制度)対象: 4・5年生・専攻科
月額5,900〜34,200円を支給。
- 減免授業料減免(高等教育の修学支援新制度)対象: 給付奨学金採用者
採用区分に応じ、半期あたり全額117,300円/2/3の78,200円/1/3の39,100円を免除。
- 給付高等学校等就学支援金対象: 本科1〜3年生(所得制限なし・要申請)
本科1〜3年が対象の国の制度(返還不要)。令和8年度から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず年額234,600円(月額19,550円)=授業料の全額が支給され、授業料は実質無償になる。支給は原則通算36月。
- 給付学び直し支援金対象: 転学・退学経歴のある学生
最大12ヶ月間の支給。
出典: 学校公式サイト ↗
寮生活
校内に学生寮「志学寮(しがくりょう)」を設置しています。男子寮・女子寮を備え、令和8年4月1日現在で男子394名・女子74名の合計468名が入寮しています。居室は個室(男子寮264室・女子寮19室)と二人部屋(男子寮71室・女子寮42室)があり、遠方から通う学生の修学に便宜を供与するとともに、規律ある共同生活を通じて自立心と協調性を育みます。寄宿料・寮費・食費等の詳細は募集要項・寮生活案内で公表されています。
- 寮
- あり
- 月額(食費込み)
- 約37,177円〜50,457円
- 定員
- 702名
- 女子入寮
- 女子寮・女子棟あり
- 寄宿料(部屋代)
- 700円
- 運営費・光熱水費等
- 9,917円
- 食費
- 26,560円
寮名:志学寮(男子寮6棟・女子寮2棟、第1志学寮=女子)
※ 食費は日額1,328円のみ公表。給食が月20日なら下端、30日なら上端です。
出典:2025_令和8年度寮生活案内(学寮(志学寮)ページ内リンク)(令和8年度) 2026-08-07 確認
※入寮費は公式資料に記載なし(非掲載または徴収なし 2026-06)
学科・カリキュラム
1学科・3類・5コースの体制です。入学時はⅠ類(高度情報)・Ⅱ類(高度創造)・Ⅲ類(建設・防災・環境と情報技術)のいずれかを選び、1年次は一般教育と類ごとの共通専門教育・専門実習を学びます。2年次から本人の希望と1年次の成績をもとに、コンピュータサイエンス/データサイエンス/知能ロボティクス/先進エレクトロニクス/都市環境デザインの5コースへ分属します(コース別の定員は非公表)。卒業要件は167単位(一般科目75単位以上・専門科目82単位以上)です。
鹿児島高専は令和8年度から、本科を1学科「創造デザイン工学科」に再編しました。ディプロマ・ポリシーに掲げた資質・能力を養うため、科目対応表で示す科目を体系的に開設するとともに、学生が充実した学生生活を送れるよう「Well-being志向教育」、"自ら考え""自ら学ぶ"姿勢を育む「ポジティブ教育」を実施しています。
創造デザイン工学科は、入学時の募集区分である3つの「類」と、進級後に分属する5つの「コース」で構成される、1学科・3類・5コースの体制です。学生はⅠ類・Ⅱ類・Ⅲ類のいずれかで入学し、1年次は一般教育とともに類ごとの共通専門教育・専門実習を学びます。2年次からは、本人の希望と1年次の成績をもとに、Ⅰ類ではコンピュータサイエンスコース/データサイエンスコース、Ⅱ類では知能ロボティクスコース/先進エレクトロニクスコース、Ⅲ類では都市環境デザインコースへと分属し、専門性を深めていきます。
Ⅰ類はコンピュータやプログラミングの基礎からデータ活用・AIなどの応用技術まで幅広く学び、Ⅱ類はIoTやDX化、AIなどの先端技術を実践的に学んで社会や産業を支える力を養い、Ⅲ類は建設・防災・環境に関する技術とそれらを支える情報技術を幅広く学びます。低学年で基礎学力と共通専門を固め、学年進行とともにコースの専門科目・実験実習を通じて実践的能力を高める、5年一貫のカリキュラムです。
5年間の本科を修了した後は、2年制の専攻科(機械・電子システム工学専攻、電気情報システム工学専攻、建設工学専攻)へ進み、より高度な実践的工学知識と技術を学ぶ道が開かれています。専攻科は修業年限2年で、修了と同時に学士(工学)の学位取得をめざすことができ、大学院進学への接続にもなっています。
学校全体の入学定員 200名(創造デザイン工学科の1学科大括り募集(Ⅰ類80名・Ⅱ類80名・Ⅲ類40名)) 出典
創造デザイン工学科(コンピューターサイエンスコース)
ハードウェア・ソフトウェア・ネットワークなど複数の要素が連携するシステムを設計・構築できる高度情報エンジニアを育成。コンピュータの仕組みやプログラミングに加え、実験・実習や問題解決型授業、インターンシップで実践力を養う。
創造デザイン工学科(データサイエンスコース)
データを活用して新しい価値を見出し、社会問題の解決やビジネスに貢献できる人材を育成。AI・データサイエンスの基礎技術と、それを支える数理・情報工学の知識、実験・実習科目を通じて実践的な思考力を身につける。
創造デザイン工学科(知能ロボティクスコース)
機械工学全般の知識と、計測・制御・情報処理などソフトウェアの分野をバランスよく学ぶ。自動制御やAI・機械学習といった知能工学を融合させ、モノづくり・開発を行える創造的・開発型エンジニアを育成する。
創造デザイン工学科(先進エレクトロニクスコース)
AI半導体で社会をイノベートできる創造的エンジニアを育成。AI半導体や環境にやさしい再生可能エネルギー、AI・データサイエンス・IoT・通信などの先進技術を学び、それらを融合させてモノづくり・開発を行う能力を習得する。
創造デザイン工学科(都市環境デザインコース)
社会基盤整備・防災・環境の技術と、建設業界のDXに対応する情報技術を幅広く学ぶ。自然環境に調和し、人々が安全・安心に暮らせる社会を築く建設技術者を育成し、二級建築士受験資格につながる科目も履修できる。
創造デザイン工学科Ⅰ類
入学時に志願する募集区分で、高度情報専門人材を育成する。コンピュータやプログラミングの基礎からデータ活用・AIなどの応用技術まで幅広く学び、進級時にコンピューターサイエンス/データサイエンスの2コースへ分属する。
創造デザイン工学科Ⅱ類
入学時に志願する募集区分で、高度創造専門人材を育成する。IoTやDX化、AIなどの先端技術を実践的に学び、進級時に知能ロボティクス/先進エレクトロニクスの2コースへ分属する。
創造デザイン工学科Ⅲ類
入学時に志願する募集区分で、建設・防災・環境に関する技術とそれを支える情報技術を幅広く学ぶ。進級時に都市環境デザインコースへ進み、自然環境に調和した安全・安心な社会を築く建設技術者をめざす。
専攻科
本科(5年)修了後にさらに2年間学び、大学と同等の「学士」取得を目指せる課程です。
- 機械・電子システム工学専攻(定員8)
- 電気情報システム工学専攻(定員8)
- 建設工学専攻(定員4)
修業年限2年。生産現場などで実践的に問題解決ができ、最先端の技術にも精通した創造力豊かな開発型技術者の育成を目指す。修了と同時に学士(工学)の学位取得が可能。(募集人員は令和9年度専攻科入試概要による)
出典: 学校公式サイト ↗
就職・進学実績
女子学生比率 20.1%(2025-05-01 現在)
主な就職先(2023〜2025年度)
※ 2名以上採用の企業のみ掲載。全就職者数ではありません。
出典: 鹿児島高専「卒業後の進路」
※ 各学校の公式サイトに移動します。資料請求の手続き・個人情報の取り扱いは各学校の定めに従います。
公式サイトの最新ニュース
- 【募集案内】給付・貸与型奨学金)家計急変・緊急採用等について ↗2026/8/20
鹿児島工業高等専門学校は、8月13日(木)からの大雨災害により家計が急変し奨学金を希望する学生を対象とした奨学金の募集案内を行いました。同校では、日同校生支援機構から緊急・応急採用に関する案内を受け、対象者の申請についてお知らせしています。
- 【募集案内】令和9年度鹿児島市奨学生の募集について ↗2026/8/19
鹿児島工業高等専門学校より、令和9年度鹿児島市奨学生の募集案内が発表されました。詳細については、01.鹿児島市奨学生募集要項(2次募集)を参考にください。同校は学内締切日として令和8年9月4日(金)を設定しています。
- 令和8年度九州沖縄地区国立高等専門学校体育大会にて本校の男子バスケットボール部と女子バスケットボール部が準優勝しました! ↗2026/8/18
鹿児島工業高等専門学校の男子バスケットボール部と女子バスケットボール部は、令和8年7月11日から12日にかけて久留米アリーナで開催された令和8年度九州沖縄地区国立高等専門学校体育大会バスケットボール競技にて準優勝しました。
出典: 鹿児島工業高等専門学校公式サイト等(自動収集・一部AI要約)
すべて見る(49件)→鹿児島工業高等専門学校のよくある質問
鹿児島工業高等専門学校の偏差値はどのくらいですか?
高専は高校と入試制度が異なり、一般的な偏差値は公表されていません。鹿児島工業高等専門学校の入試は、公表された志願倍率(約1.3倍)から見ると「倍率ひかえめ」が目安です。これは偏差値ではなく人気・競争率の目安で、年度・学科・選抜方式(推薦/学力)で変わります。
鹿児島工業高等専門学校の学費はいくらですか?
鹿児島工業高等専門学校の学費は、本科5年間の総額でおよそ1,257,600円(年あたり251,520円)が目安です。授業料のほか入学料・諸経費・寮費等が別途かかる場合があります。
鹿児島工業高等専門学校に寮はありますか?
鹿児島工業高等専門学校には学生寮があります。寮費は月額約37,177円〜50,457円(食費を含む)が目安です。遠方から通う学生の生活基盤として利用されています。
鹿児島工業高等専門学校の入試倍率はどのくらいですか?
鹿児島工業高等専門学校の代表的な志願倍率はおよそ1.3倍です。倍率は年度・学科・選抜方式(推薦/学力)によって変動します。
鹿児島工業高等専門学校の女子の割合はどのくらいですか?
鹿児島工業高等専門学校の女子比率はおよそ20%です(当サイト集計)。近年は多くの高専で女子学生の受け入れ・支援が広がっています。
鹿児島工業高等専門学校にはどんな学科がありますか?
鹿児島工業高等専門学校には複合・その他系などの学科があります。高専は中学卒業後の5年間で、実験・実習を重視した専門教育を受けられるのが特徴です。
鹿児島工業高等専門学校の卒業後の進路は?
鹿児島工業高等専門学校をはじめ高専の卒業生は、就職と進学(大学への編入学・専攻科への進学)の両方に進みます。専門性を活かした就職に強く、求人倍率が高いことで知られます。詳しい進路実績はページ上部のデータをご覧ください。
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データ更新日: 2026-06-21
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