機械・材料久留米工業高等専門学校受験生のための学校情報
国立・九州・沖縄・福岡県
学校概要
久留米高専は福岡県久留米市にある国立高専です。独立5学科制で入学定員は各学科40名・計200名、本科の在籍者は1,059名。女子学生比率は23%(令和7年5月1日現在)。JR久留米駅から徒歩約25分の立地で、男子寮「筑水寮」(定員210名)・女子寮「つつじ寮」(定員30名)を備えます。教育理念は「自立の精神と創造性に富み、広い視野と豊かな心を兼ね備えた、社会に貢献できる技術者の育成」。
- 設置区分
- 国立
- 所在地
- 九州・沖縄・福岡県
- アクセス
- JR久留米駅から西鉄バス18番「高専」行きで「高専前」下車(約12分)またはタクシー約8分 / 西鉄「宮ノ陣駅」から徒歩約25分
- 学科系統
- 機械・材料・電気・電子・情報・化学・生物
- 公式サイト
- 公式サイトを見る
- 公式SNS
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教育理念・育てたい人物像(学校の公表資料)
久留米工業高等専門学校は、「自立の精神と創造性に富み、広い視野と豊かな心を兼ね備えた、社会に貢献できる技術者の育成」を教育理念に掲げています。
本科課程では、広い視野と豊かな心の涵養、数学・自然科学・情報処理に関する基礎能力の育成、専門に関する基礎知識と技術の修得、問題を分析し解決する能力、自ら学び工夫する能力、そしてコミュニケーション能力の育成を学習・教育到達目標に据えています。
これらの教育目標に基づき、独立した5学科(機械工学科・電気電子工学科・制御情報工学科・生物応用化学科・材料システム工学科)がそれぞれ卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を定め、所定の単位を修得した学生に卒業を認定しています。たとえば機械工学科は、ものづくりの精神を基本とし、機械技術者としての基礎能力や専門技術を修得するとともに広い視野と豊かな心を備えて、社会に貢献できる自立の精神に富んだ実践的・創造的な機械技術者の育成を方針として掲げています。
偏差値・入試の難易度
高専に公的な学校別の偏差値はありません。高校受験の模試は母集団に 高専志望者がほとんど含まれず、学校ごとの偏差値を出せる前提が揃わないためです。 当サイトは民間の推計値を掲載していません。
代わりに、実際に公表されている数字で難易度を見ます。
- ・志願倍率 1.6倍(全国の中では標準)— 倍率の推移と選抜方式を見る
- ・学力検査の配点: 理科・数学を重くする傾斜配点 — 教科別の配点を見る
- ・選抜方式(推薦・学力検査など)— この学校の方式を見る
高専の偏差値がなぜ存在しないのか、何で測るのかは 高専の偏差値の正しい見方 で詳しく解説しています。
倍率・入試方式
選抜は推薦選抜と学力検査選抜の2方式。推薦は調査書・推薦書・志願調書に加えて適性検査(数学)と面接、学力検査は5教科です。代表倍率は1.6倍で、2022〜2024年度の1.8倍台から2025年度は1.56倍に落ち着きました。進路は令和6年度で就職56.1%・進学41.3%。大学編入は2023〜2025年度で九州大学5名・熊本大学4名・九州工業大学3名と、技科大よりも九州の総合大学が中心という珍しい構成です。
求める学生像(アドミッション・ポリシー)
久留米高専は、技術者になる意欲を持ち、理数系の基礎学力が身についていて、自立心があり社会的ルールを守って行動でき、他者との対話を通じて相互理解を深めようとする人を求めています(アドミッション・ポリシー)。
入学者選抜の基本方針
第一学年への入学者選抜は、「推薦による選抜」と「学力検査による選抜」の二つの方法で行います。
- 推薦による選抜は、調査書・推薦書・推薦選抜志願調書、適性検査(数学)の成績及び面接の評価を総合して行います。
- 学力検査による選抜は、調査書及び学力検査(理科・英語・数学・国語及び社会の5教科)の成績を総合して行います。
なお、第三学年への外国人留学生の編入学は高専機構が実施する選抜試験により、第四学年への編入学は学力検査(数学・英語及び理科)による選抜により行います。
高専の中では平均的な競争率
※ 公表資料から当サイトが算出した志願倍率に基づく目安で、偏差値ではありません。人気・競争率を示すもので、倍率は年度・学科・推薦/学力で変わります。
算出: 志願者数の合計 ÷ 入学定員。推薦・学力など全ての選抜方式の志願者を合算した延べ人数で、両方に出願した志願者は重複して数えられます(学校が重複を除いた実数を公表していないため)。(入学定員200名)
出典: 学校公式サイト ↗
倍率の推移
入試方式
2026年度
対象: 令和8年3月に中学校等を卒業見込みで、第1志望の学科について在籍学校長が責任をもって推薦でき、中学2・3年(義務教育学校は最終2学年)の9教科評定(5段階)合計77以上等の要件を満たす者。募集人員は各学科40名のうち推薦8名程度。
選抜: 調査書・推薦書・推薦選抜志願調書、適性検査(数学)の成績及び面接の評価を総合して判定。
対象: 中学校若しくはこれに準ずる学校を卒業(令和8年3月卒業見込みを含む)した者等。募集人員は各学科40名(推薦内定者を除く)。
選抜: 調査書及び学力検査(理科・英語・数学・国語・社会の5教科)の成績を総合して判定。
出典: 学校公式サイト ↗
配点(2027年度)
傾斜配点あり / 学力検査600点教科ごとの配点を見る閉じる
理科・数学をそれぞれ1.5倍に換算する。合計765点の内訳は理科150点・英語100点・数学150点・国語100点・社会100点・調査書165点。志望順位も加えて総合的に判定する。解答はマークシート方式。
調査書: 各学年9教科の評定(5段階評価)に、本校調査書記載の「特別活動の記録」「行動の記録」を30点で評価して加算した165点満点。
調査書等の提出書類と、適性検査(数学・理科)・面接検査をもとに総合的に判定する。配点は要項に示されていない。適性検査はマークシート方式ではない。
配点は傾斜を適用したあとの点数です。2026-09-25 時点の募集要項によります。
出典: 学校公式サイト ↗
学費・奨学金
国立高専のため授業料は全国一律で、年額234,600円(5年間で1,173,000円)、入学料は84,600円です。加えて、住民税非課税世帯等を対象とする高等教育の修学支援新制度(授業料等減免・給付型奨学金)や、経済的理由・災害等による授業料免除・入学料免除の制度があり、日本学生支援機構(JASSO)の給付型・貸与型奨学金も利用できます。授業料のほかに諸経費等が別途必要です。
- 年平均
- 251,520円
- 入学金
- 84,600円
- 授業料/年
- 234,600円
- 5年総額(概算)
- 1,257,600円
高等学校等就学支援金は令和8年度(2026年度)から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず本科1〜3年が対象になりました。国公立高専の支給上限は年額234,600円(月額19,550円)で授業料と同額のため、申請すれば授業料の負担はなくなります。 支給は原則として通算36か月まで。入学料・教科書代・寮費などは対象外で、本科4〜5年・専攻科は高等教育の修学支援新制度(所得要件あり)に切り替わります。
出典: 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」/国立高等専門学校機構「経済的支援」。受給には申請が必要です。
教科書代等約70,000。その他諸経費約40,000/年。4年工場見学のため3-4年で別途約110,000積立。
奨学金・学費支援
- 給付高等教育の修学支援新制度対象: 住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯の学生
授業料・入学料の減免と給付型奨学金の支給を組み合わせた国の制度。
- 給付日本学生支援機構(JASSO)給付型奨学金対象: 高い学力と経済的困難を有する学生
- 貸与日本学生支援機構(JASSO)貸与型奨学金(第一種・第二種)対象: 優れた学生で経済的支援が必要な者
- 減免授業料免除・入学料免除対象: 経済的理由により修学が困難な者、災害被害者等
- 給付はやぶさ奨学金対象: 本校在学生
出典: 学校公式サイト ↗
寮生活
校内に男子寮「筑水寮」・女子寮「つつじ寮」を備え、多くの寮生が共同生活を送っています。居室は3年生までが2人部屋、4年生以上は個室で、エアコン・インターネット環境・電子錠を完備。食堂で栄養バランスを考えた食事が提供され、学習室や補食室などの設備も整っており、遠方からの進学でも生活の基盤を整えやすい環境です。
- 寮
- あり
- 月額(食費込み)
- 約42,700円
- 定員
- 240名
- 女子入寮
- 女子寮・女子棟あり
- 寄宿料(部屋代)
- 700円
- 運営費・光熱水費等
- 8,000円
- 食費
- 34,000円
寮名:筑水寮(男子・定員210)・つつじ寮(女子・定員30)
出典:令和8年度 学生募集要項・入学案内 / 10.学生寮(令和8年度(表中の金額は令和7年5月現在)) 2026-08-07 確認
入寮時に入寮費1,000円が必要です。
就職・進学実績
女子学生比率 23%(2025-05-01 現在)
学科別の進路(2025年度)
| 学科 | 卒業者 | 就職 | 進学 | 求人数 |
|---|---|---|---|---|
| 機械工学科 | — | 26 | — | 774 |
| 電気電子工学科 | — | 11 | — | 788 |
| 制御情報工学科 | — | 16 | — | 747 |
| 生物応用化学科 | — | 27 | — | 576 |
| 材料システム工学科 | — | 16 | — | 611 |
出典: 学校公式サイト ↗
主な就職先(2023〜2025年度)
※ 2名以上採用の企業のみ掲載。全就職者数ではありません。
学科・カリキュラム
機械工学科・電気電子工学科・制御情報工学科・生物応用化学科・材料システム工学科の5学科制で、入学時に学科を選ぶ従来型です。低学年(1〜3年)で数学・自然科学・情報処理と一般科目、専門基礎を学び、高学年(4〜5年)で専門科目・実験実習・複合融合科目を重点的に配置します。専攻科は機械・電気システム工学専攻と物質工学専攻の2専攻で、九州大学との連携教育プログラムの道もあります。
カリキュラムの方針(学校の公表資料)
久留米高専は、機械工学科・電気電子工学科・制御情報工学科・生物応用化学科・材料システム工学科の独立した5学科で構成され、各学科40名(全体で200名)を募集します。中学校卒業段階から入学し、5年間の一貫教育で実践的技術者を育成します。
カリキュラムは、ディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を育成するため、低学年(1〜3年)で数学・自然科学・情報処理などの基礎能力と、国語・社会・英語・保健体育といった一般科目、そして各分野の専門基礎を学びます。高学年(4〜5年)では各学科の専門科目・実験実習・複合融合科目を重点的に配置し、5年次には学びの総まとめとして卒業研究に取り組みます。製図・実習やインターンシップ、卒業研究などものづくりを重視した実践的科目を各学年に体系的に配置している点が特色です。成績は100点法で評価し、60点以上を合格として単位を認定します。
卒業後はさらに、2年制の専攻科へ進む道が開かれています。専攻科には機械・電気システム工学専攻(機械工学・電気電子工学・制御情報工学の3コース)と物質工学専攻(生物応用化学・材料工学の2コース)があり、本科5学科に対応しています。1年次から卒業研究に相当する研究科目に取り組み、修了すると大学改革支援・学位授与機構の審査を経て学士(工学)の学位取得をめざせるほか、九州大学との連携教育プログラムの道もあります。
機械工学科
ものづくりの精神を基本に、材料力学・機械力学・熱力学・流体工学の四力学を柱として機械工学の基礎を学ぶ。低学年の製図・実習から高学年の3D-CAD/CAEを用いたデジタル設計へ進み、設計・解析・試作・検証を実践する技術者教育が特色。
電気電子工学科
エネルギー・エレクトロニクス・実践的コミュニケーションを三本柱に、電気・電子・情報・通信工学を学ぶ。ハードとソフト両面に精通し、実験やインターンシップ、卒業研究などものづくり重視の科目で情報通信社会に貢献する技術者を育てる。
制御情報工学科
情報工学とメカトロニクス工学(制御工学)の二分野を学ぶ。1年次から数学とC言語プログラミングを必修とし、ロボットや電子機器に組み込まれたコンピュータの制御技術と情報処理の専門知識を段階的に修得。幅広い産業で活躍する技術者を育てる。
生物応用化学科
化学工業技術者に必要な基礎を低学年で固め、4年次から応用化学コースと生物化学コースに分かれて学ぶ。有機・ポリマー工業やバイオ工業などの専門知識をインターンシップや卒業研究で実践的に修得し、社会に貢献する実践技術者を育てる。
材料システム工学科
金属・セラミックス・高分子など工業材料を対象に、開発・設計・製造から利用・破壊・リサイクルまで材料工学を学ぶ。「No Material, No Life!」を掲げ初年次から実験・実習を配置し、材料の構造・物性・加工の知識を実践的に修得する。
専攻科
本科(5年)修了後にさらに2年間学び、大学と同等の「学士」取得を目指せる課程です。
- 機械・電気システム工学専攻(定員12)
- 物質工学専攻(定員8)
2年制の専攻科。機械・電気システム工学専攻(機械工学・電気電子工学・制御情報工学の3コース)と物質工学専攻(生物応用化学・材料工学の2コース)があり、本科5学科に対応する。1年次から卒業研究に相当する研究科目に取り組み、修了すると学士(工学)の学位取得をめざせるほか、九州大学との連携教育プログラムの道もある。
出典: 学校公式サイト ↗
久留米工業高等専門学校のオープンキャンパス・説明会【2026年】
日程をすべて見る →11/7土曜令和8年度 学校説明会学校説明会
※ 各学校の公式サイトに移動します。資料請求の手続き・個人情報の取り扱いは各学校の定めに従います。
公式サイトの最新ニュース
- 学生寮にて火災避難訓練を実施しました ↗2026/10/29
久留米工業高等専門学校は令和8年10月21日(水)、寮生を対象に火災避難訓練を実施しました。訓練では、男子寮3階補食室及び女子寮1階補食室の出火を想定し、男女消防隊長を始め寮生会役員が中心となって、出火元の確認から避難誘導、点呼確認までを行いました。
- 令和8年度 第9回「久留米高専ジュニアキャンパス」を開催しました ↗2026/10/29
久留米工業高等専門学校は令和8年度第9回「久留米高専ジュニアキャンパス」を開催いたしました。10月24日に同校ジュニアキャンパスにおいて、「調査探求3 B型ロケット製作(その2)」と題した講座を実施し、B型ロケットの製作を進めました。前回の9月26日には雨天により実施できなかった作業も実施しました。
- 令和8年度 第61回 高専祭(文化祭)のご案内 ↗2026/10/28
久留米工業高等専門学校は令和8年度 第61回 高専祭(文化祭)を開催いたします。今年の高専祭(文化祭)は、1日目が2026年11月2日(月)10:00からとなります。
出典: 久留米工業高等専門学校公式サイト等(自動収集・一部AI要約)
すべて見る(53件)→久留米工業高等専門学校のよくある質問
久留米工業高等専門学校の偏差値はどのくらいですか?
高専は高校と入試制度が異なり、一般的な偏差値は公表されていません。久留米工業高等専門学校の入試は、当サイトが公表資料から算出した志願倍率(約1.6倍)から見ると「標準」が目安です。これは偏差値ではなく人気・競争率の目安で、年度・学科・選抜方式(推薦/学力)で変わります。
久留米工業高等専門学校の学費はいくらですか?
久留米工業高等専門学校の学費は、本科5年間の総額でおよそ1,257,600円(年あたり251,520円)が目安です。授業料のほか入学料・諸経費・寮費等が別途かかる場合があります。
久留米工業高等専門学校に寮はありますか?
久留米工業高等専門学校には学生寮があります。寮費は月額約42,700円(食費を含む)が目安です。遠方から通う学生の生活基盤として利用されています。
久留米工業高等専門学校の入試倍率はどのくらいですか?
久留米工業高等専門学校の代表的な志願倍率はおよそ1.6倍です。倍率は年度・学科・選抜方式(推薦/学力)によって変動します。
久留米工業高等専門学校の女子の割合はどのくらいですか?
久留米工業高等専門学校の女子比率はおよそ23%です(当サイト集計)。近年は多くの高専で女子学生の受け入れ・支援が広がっています。
久留米工業高等専門学校にはどんな学科がありますか?
久留米工業高等専門学校には機械・材料・電気・電子・情報・化学・生物系などの学科があります。高専は中学卒業後の5年間で、実験・実習を重視した専門教育を受けられるのが特徴です。
久留米工業高等専門学校の卒業後の進路は?
久留米工業高等専門学校をはじめ高専の卒業生は、就職と進学(大学への編入学・専攻科への進学)の両方に進みます。専門性を活かした就職に強く、求人倍率が高いことで知られます。詳しい進路実績はページ上部のデータをご覧ください。
関連コラム
この高専とあわせて見られています

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