高専みらい
熊本高等専門学校のイメージ機械・材料

熊本高等専門学校

国立九州・沖縄熊本県

学費(年平均)
251,520円
代表倍率
1.6倍
学科数
6学科
あり
就職率
68.9%
R7・卒業者比
学生数
1,294名
2025年5月時点
女子比率
28.3%
2025年5月時点
解説記事熊本高専(熊本)の偏差値・倍率・進路・寮【2026】

学校概要

熊本高専は熊本(合志市)・八代の2キャンパスを持つ国立高専で、6学科(各40名)を置く全国でも大きな高専です。熊本キャンパスは電子情報系の3学科(電子情報通信工学・知能制御情報工学・情報工学)、八代キャンパスは融合・複合系の3学科(機械知能システム工学・建築社会デザイン工学・生物化学システム工学)と、キャンパスごとに性格がはっきり分かれています。志望学科でキャンパスが決まるので、学科選びと通学経路はセットで考える必要があります。女子学生比率は28.3%(令和7年度)。

設置区分
国立
所在地
九州・沖縄・熊本県
アクセス
熊本:熊本駅前から熊本電鉄バスC1・C3系統「熊本高専前」下車徒歩約3分(合志市須屋)/ 八代:肥薩おれんじ鉄道「肥後高田駅」から徒歩約7分
学科系統
機械・材料・電気・電子・情報・化学・生物・建設・建築
公式サイト
公式サイトを見る
公式SNS

教育理念・育てたい人物像

熊本高等専門学校は、次の能力・姿勢を身につけて所定の単位を修得した学生に卒業を認定しています(ディプロマ・ポリシー)。具体的には、工学的基礎知識と情報を活用する力(工学の基礎)、専門学科で定める工学的専門知識を問題解決や技術開発に応用・実践できる力(専門力)、技術者に必要な倫理観・教養・国際感覚を備えて社会的役割や責任を自覚し他者と協働する姿勢(教養と社会性)、自らの手でモノづくりやコトづくりに携わり課題解決に主体的に取り組む実践力(実行力と主体性)を重視しています。

施設・環境

電波暗室

電子情報通信工学科が備える電波暗室。WiFiや地上デジタルTVなど電波通信に関する理論と実験を行う実践的な設備。

先端分析・実験機器

生物化学システム工学科が備える電子顕微鏡・DNAシーケンサ・蛍光X線分析装置などの先端機器。遺伝子操作や化学物質評価などの実験に活用する。

出典: 学校公式サイト/学校公式サイト

入試情報

入試は推薦・学力・帰国生徒特別選抜。推薦の募集人員は熊本キャンパスの電子情報系3学科が入学定員の40%程度、八代キャンパスの3学科が50%程度と、キャンパスで比率が違います。志願倍率は約1.6倍(2026年度)で、2025年度の1.95倍からは下がりました。進路は就職68.9%・進学30.7%(令和7年度)と就職が中心。編入先は豊橋技術科学大学と地元の熊本大学が二強で、長岡技術科学大学・九州工業大学・筑波大学・鹿児島大学が続きます。

熊本高等専門学校は、科学技術の学習に必要な基礎学力(特に理数系)を備え、科学・技術への関心と修学意欲を持ち、社会に貢献しようとする意識があり、自分で考えて表現できる思考力を持つ人を求めています(アドミッション・ポリシー)。

入学者選抜は、推薦による選抜(推薦書・調査書及び面接の総合判定)、学力による選抜(理科・英語・数学・国語・社会の5教科の学力検査と調査書等の総合判定。数学・理科は他教科の1.5倍配点)、帰国生徒特別選抜(理科・英語・数学の3教科の学力検査、調査書及び面接の総合判定)によって行われます。

代表倍率(志願倍率)
1.6倍
前年比 -0.4
標準

高専の中では平均的な競争率

※ 公表された志願倍率に基づく当サイトの目安で、偏差値ではありません。人気・競争率を示すもので、倍率は年度・学科・推薦/学力で変わります。

算出: 志願者数の合計 ÷ 入学定員。推薦・学力など全ての選抜方式の志願者を合算した延べ人数で、両方に出願した志願者は重複して数えられます(学校が重複を除いた実数を公表していないため)。(入学定員240名)

出典: 学校公式サイト

倍率の推移

全国中央値 1.61.925年度1.626年度

入試方式

2026年度

推薦による選抜

対象: 在籍する学校長が人物・学業ともに優れていると認めて推薦する人で、本学への適性を有し、合格した場合は必ず入学する人

選抜: 推薦書及び調査書と面接の総合判定

令和8年1月17日(土)実施。募集人員は電子情報系3学科が入学定員の40%程度、八代キャンパス3学科が50%程度。

学力による選抜

対象: 数学及び理科の科目に重点をおき、本学での勉学に必要な素養と基礎学力を備えた人

選抜: 理科・英語・数学・国語・社会の5教科の学力検査と調査書等の総合判定(数学・理科は他教科の1.5倍配点)

令和8年2月8日(日)実施。募集人員は全体で約60%程度。

帰国生徒特別選抜

対象: 帰国生徒の出願資格及び要件を満たす人

選抜: 理科・英語・数学の3教科の学力検査、調査書及び面接の総合判定(数学・理科は他教科の1.5倍配点)

令和8年1月17日(土)、推薦選抜と同日程で実施。

出典: 学校公式サイト

配点(2026年度)

傾斜配点あり / 学力検査600点教科ごとの配点を見る

2027年度の募集要項は2026-08-10時点で公開されていません。下の配点は2026年度のものです。配点は年度によって変わることがあります。

学力検査による選抜
理科150
英語100
数学150
国語100
社会100
調査書135
合計735

調査書: 「学習の記録」の5段階評定で、第2学年の9教科の評点の和に、第3学年の9教科の評点の和の2倍を加算した総和。

推薦による選抜
調査書135
特別活動10
面接60
合計205

特別活動は生徒会活動・部活動での顕著な成果や資格取得を評価する。

調査書: 「学習の記録」の5段階評定で、第2学年の9教科の評点の和に、第3学年の9教科の評点の和の2倍を加算した総和。

帰国子女特別選抜
理科150
英語100
数学150
調査書135
面接75
合計610

調査書: 「学習の記録」の5段階評定で、第2学年の9教科の評点の和に、第3学年の9教科の評点の和の2倍を加算した総和。

配点は傾斜を適用したあとの点数です。2026-08-10 時点の募集要項によります。

出典: 学校公式サイト

学費・奨学金

国立高専のため授業料は全国一律で、年額234,600円、入学料は84,600円です。本科4・5年および専攻科では、家計・学力の基準を満たす学生を対象に高等教育の修学支援新制度(授業料等減免+給付型奨学金)が利用でき、災害や家計急変等による授業料免除の制度も設けられています。

年平均
251,520円
入学金
84,600円
授業料/年
234,600円
5年総額(概算)
1,257,600円
本科1〜3年授業料は実質0円

高等学校等就学支援金は令和8年度(2026年度)から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず本科1〜3年が対象になりました。国公立高専の支給上限は年額234,600円(月額19,550円)で授業料と同額のため、申請すれば授業料の負担はなくなります。 支給は原則として通算36か月まで。入学料・教科書代・寮費などは対象外で、本科4〜5年・専攻科は高等教育の修学支援新制度(所得要件あり)に切り替わります。

出典: 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」/国立高等専門学校機構「経済的支援」。受給には申請が必要です。

国立一律。卒業まで本科5年約160万円(概算)。教科書・制服・学生会費・後援会費等を含むが項目別金額は非掲載。出典:公式『入学料および授業料』

奨学金・学費支援

  • 給付高等学校等就学支援金対象: 本科1〜3年生(所得制限なし・要申請)

    本科1〜3年が対象の国の制度(返還不要)。令和8年度から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず年額234,600円(月額19,550円)=授業料の全額が支給され、授業料は実質無償になる。支給は原則通算36月。

  • 減免高等教育の修学支援新制度(授業料等減免)対象: 本科4・5年生および専攻科生

    家計基準・学力基準を満たす学生を対象に、授業料等の一部または全額を減免する。多子世帯の学生は所得制限なく授業料等減免を受けられる。

  • 給付高等教育の修学支援新制度(給付型奨学金)対象: 本科4・5年生および専攻科生

    家計基準・学力基準を満たす学生に、日本学生支援機構(JASSO)が原則返還不要の給付型奨学金を支給する。

  • 貸与日本学生支援機構奨学金(第一種)対象: 経済的理由により修学に困難がある優れた学生

    無利子の貸与奨学金。月額は1〜3年生10,000〜22,500円、4・5年生・専攻科生20,000〜51,000円。

  • 貸与日本学生支援機構奨学金(第二種)対象: 本科4・5年生および専攻科生

    有利子の貸与奨学金。月額20,000〜120,000円から選択。第一種との併用も可能。

  • 減免授業料免除(災害・家計急変等)対象: 全学年

    学資負担者の死亡・災害による納付困難、失職等による家計急変、就学支援金対象外の学業優秀者など特別な事由がある場合に、授業料の納付を減免する。

出典: 学校公式サイト/学校公式サイト/学校公式サイト/学校公式サイト

寮生活

八代・熊本の両キャンパスに学生寮を備えています。熊本キャンパスは学寮「明和寮」(南棟・北棟・国際棟の3棟構成)、八代キャンパスは男子寮・女子寮を設置し、いずれも1〜5年生および専攻科生(外国人留学生を含む)が入寮できます。寄宿料は月額で2人部屋700円・個室800円と安価で、別途、給食費(月額39,600円・3食)や寮運営費などがかかります。居室にはエアコン・学習机・椅子・ベッド・ロッカーやインターネット接続設備が備えられています(金額は2025年度)。

あり
月額(食費込み)
約45,300円
女子入寮
女子寮・女子棟あり
寄宿料(部屋代)
700円
運営費・光熱水費等
5,000円
食費
39,600円

寮名:熊本:明和寮(南棟・北棟・国際棟) / 八代:八龍寮(男子)・夕葉寮(女子)

出典:学生寮(2025年度) 2026-08-07 確認

※収容人数は公式非掲載(寮ページ・検索で未確認 2026-06) ※入寮費は公式資料に記載なし(非掲載または徴収なし 2026-06)

学科・カリキュラム

情報系に厚みがあるのが熊本キャンパス、機械・建築・生物化学と幅広く扱うのが八代キャンパスという構成です。本科の上には2年制の専攻科があり、こちらもキャンパスごとに熊本=電子情報システム工学専攻、八代=生産システム工学専攻に分かれます。PBL(課題解決型学習)や特別研究を通じて、融合・複合領域の応用力を養う課程です。

熊本高等専門学校は、令和8年(2026年)4月に学科改組を実施し、2つのキャンパスに合わせて6学科を編成しています。熊本キャンパス(電子情報系)には電子情報通信工学科・知能制御情報工学科・情報工学科の3学科、八代キャンパス(融合・複合系)には機械知能システム工学科・建築社会デザイン工学科・生物化学システム工学科の3学科が置かれます。

各学科では、中学校卒業後の5年一貫教育により、低学年で数学・理科などの基礎と工学の入門を学び、学年進行に合わせて各学科の専門科目・実験・実習・卒業研究へと段階的に専門性を深めます。ディプロマ・ポリシーが掲げる「工学的基礎知識と情報を活用する力」「専門知識を問題解決や技術開発に応用・実践できる力」の習得を目的に、必修・選択科目を各学年に配置し、講義・演習・実験・実習によって実施します。

卒業後は、熊本キャンパスの電子情報システム工学専攻、八代キャンパスの生産システム工学専攻からなる2年制の専攻科へ進む道も開かれており、PBL(課題解決型学習)や特別研究を通じて融合・複合領域の応用力をさらに養うことができます。

機械・材料

機械知能システム工学科

定員 40

八代キャンパスの学科で、機械工学を基盤に総合エンジニアを育成する。ICT・機械システム・制御知能システム・融合複合の4領域を柱に、材料力学や流体力学などの基礎から、ロボット製作やCADシミュレーションまで、実際的な「ものづくり」を実習中心に学ぶ。

電気・電子

電子情報通信工学科

定員 40

熊本キャンパスに置かれ、5G・IoT・クラウドなど次世代の情報通信インフラを支える技術を学ぶ学科。通信技術・エレクトロニクス・情報技術を統合的に修得し、電波暗室での電波通信実験や半導体・LSI設計など先端教育を通じて、国際的に活躍するICT人材を育成する。

情報

知能制御情報工学科

定員 40

熊本キャンパスの学科で、コンピュータを活用した最先端の制御技術を学ぶ。AI・データサイエンス系、福祉・IoTシステム設計系、電気電子基礎系の3系統を軸に、AI・ロボット・自動運転・福祉システムへ応用し、社会に役立つものづくりができるグローバル人材を育成する。

情報

情報工学科

定員 40

熊本キャンパスに設置され、デジタル社会を切り拓く情報技術の専門家を育てる学科。コンピュータサイエンス、コンピュータエンジニアリング、データサイエンス・AIの各分野と実験・実習を通じ、プログラミングやネットワーク、画像・言語処理などの実践的技術を修得する。

化学・生物

生物化学システム工学科

定員 40

八代キャンパスに置かれ、生物・化学の専門知識とICT技術の基礎を融合して学ぶ学科。生命科学・物質化学・ICTの3領域を統合し、遺伝子操作や培養、有機合成などの実験技術を、電子顕微鏡やDNAシーケンサ等の先端機器を用いて修得し、新時代のバイオ技術者を育てる。

建設・建築

建築社会デザイン工学科

定員 40

八代キャンパスの学科で、建築物の設計・施工や地域づくり・まちづくりに貢献する建設技術者を育成する。建築土木コースと建築社会情報コースを設け、製図・CAD・BIMや模型・3Dによる表現力を段階的に養う。全国デザコンでの入賞実績を持ち、地域連携の実践学習も重視する。

出典: 学校公式サイト/学校公式サイト/学校公式サイト/学校公式サイト/学校公式サイト/学校公式サイト

専攻科

本科(5年)修了後にさらに2年間学び、大学と同等の「学士」取得を目指せる課程です。

  • 電子情報システム工学専攻
  • 生産システム工学専攻

2年制の専攻科として、熊本キャンパスに電子情報システム工学専攻、八代キャンパスに生産システム工学専攻を設置。本科からの接続教育のもと、PBL(課題解決型学習)や特別研究を通じて融合・複合領域の応用力を養う。

出典: 学校公式サイト

就職・進学実績

女子学生比率 28.3%(2025-05-01 現在)

令和7年度卒業生・卒業者に占める割合

就職率68.9%
進学率30.7%

卒業者数 241

学校公式の進路情報 ↗

学科別の進路(2024年度)

学科卒業者就職進学求人数
機械知能システム工学科432814
建築社会デザイン工学科453311
生物化学システム工学科432813

出典: 学校公式サイト

主な大学編入先(2022〜2024年度

豊橋技術科学大学 23名熊本大学 20名長岡技術科学大学 11名九州工業大学 7名筑波大学 7名鹿児島大学 7名

3年間の大学編入 計114

出典: 熊本高専 公式「進路状況」(2022〜2024年度) (卒業年度で集計・2キャンパス6学科合算。専攻科進学(各年54〜59名)と専門学校は除外。2023年度ページの総計86は行合計85と1名不一致=公式側の集計誤差)

実績・受賞

  • 2025第22回全国高等専門学校デザインコンペティション(デザコン2025 in 福井)最優秀賞全国・建築社会デザイン工学科

出典: 学校公式サイト

熊本高等専門学校のオープンキャンパス・説明会【2026年】

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公式サイトの最新ニュース

出典: 熊本高等専門学校公式サイト等(自動収集・一部AI要約)

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熊本高等専門学校のよくある質問

熊本高等専門学校の偏差値はどのくらいですか?

高専は高校と入試制度が異なり、一般的な偏差値は公表されていません。熊本高等専門学校の入試は、公表された志願倍率(約1.6倍)から見ると「標準」が目安です。これは偏差値ではなく人気・競争率の目安で、年度・学科・選抜方式(推薦/学力)で変わります。

熊本高等専門学校の学費はいくらですか?

熊本高等専門学校の学費は、本科5年間の総額でおよそ1,257,600円(年あたり251,520円)が目安です。授業料のほか入学料・諸経費・寮費等が別途かかる場合があります。

熊本高等専門学校に寮はありますか?

熊本高等専門学校には学生寮があります。寮費は月額約45,300円(食費を含む)が目安です。遠方から通う学生の生活基盤として利用されています。

熊本高等専門学校の入試倍率はどのくらいですか?

熊本高等専門学校の代表的な志願倍率はおよそ1.6倍です。倍率は年度・学科・選抜方式(推薦/学力)によって変動します。

熊本高等専門学校の女子の割合はどのくらいですか?

熊本高等専門学校の女子比率はおよそ28%です(当サイト集計)。近年は多くの高専で女子学生の受け入れ・支援が広がっています。

熊本高等専門学校にはどんな学科がありますか?

熊本高等専門学校には機械・材料・電気・電子・情報・化学・生物・建設・建築系などの学科があります。高専は中学卒業後の5年間で、実験・実習を重視した専門教育を受けられるのが特徴です。

熊本高等専門学校の卒業後の進路は?

熊本高等専門学校をはじめ高専の卒業生は、就職と進学(大学への編入学・専攻科への進学)の両方に進みます。専門性を活かした就職に強く、求人倍率が高いことで知られます。詳しい進路実績はページ上部のデータをご覧ください。

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データ更新日: 2026-06-21

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