複合秋田工業高等専門学校
国立・東北・秋田県
学校概要
秋田高専は秋田市飯島にある国立高専で、創造システム工学科の一括募集(入学定員160名)。本科の在籍者は784名で、女子学生比率は23.2%(令和7年5月1日現在)。JR奥羽本線「土崎駅」から徒歩約25分のキャンパス内に学生寮「青雲寮」(収容252名)を備えます。卒業生には環境都市工学出身のプロ野球選手・石井大智投手(阪神タイガース)がいます。
- 設置区分
- 国立
- 所在地
- 東北・秋田県
- アクセス
- JR奥羽本線「土崎駅」から徒歩約25分・タクシー約10分(秋田駅から約8分)/ 秋田駅からバス約30分(土崎線・五城目線・追分線)「飯島コミュニティセンター入口」下車徒歩約10分
- 学科系統
- 複合
- 公式サイト
- 公式サイトを見る
- 公式SNS
- —
教育理念・育てたい人物像
秋田高専は、目標とする人材を育成するため、次の資質・能力を身につけ、所定の単位(一般科目80単位以上、専門科目87単位以上、合計167単位以上)を修得した学生に卒業を認定する方針(ディプロマ・ポリシー)を掲げています。具体的には、豊かな人間性と多様な価値観の理解のもと技術者として責任ある行動がとれること、自然科学および工学基礎について専門的な知識と技術を持つこと、自主的に学び自ら問題を発見・解決し協働して物事に取り組めること、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力を備えグローバルな視野で考えられること、専門知識と融合複合領域の知識を統合し創造力を組み合わせて問題を解決できることの5点です。
これらは(A)人類の幸福、(B)工学基礎知識の修得、(C)専門的知識の充実、(D)コミュニケーション能力、(E)技術の発展の各細目に対応づけて定められており、さらに機械系・電気・電子・情報系・物質・生物系・土木・建築系の各系ごと、各コースごとに具体的な卒業認定方針が定められています。
施設・環境
科学技術教育棟1階に設けられた産学連携の拠点。民間等からの技術相談・研修・交流を行う「テクノコミュニティ」と、本校教員と民間研究者が共同で技術開発を行う「テクノラボ」で構成され、教員・学生・地域技術者の交流と研鑽の場となっている。
出典: 学校公式サイト ↗
入試情報
選抜は推薦・学力・帰国生徒特別・後期特別の4方式。推薦と後期特別は調査書に重点を置いて面接を行い、学力選抜は国数理英の学力試験と調査書で評価します。代表倍率は1.0倍で、2022年度1.33倍・2023年度1.21倍の一方、2021年度0.99倍・2024年度0.97倍と志願者が募集人員に届かなかった年もあります。進路は令和7年度で就職62.5%・進学35.8%。大学編入は2024〜2025年度で長岡技術科学大学14名・秋田大学9名・豊橋技術科学大学8名が中心です。
求める人材像
秋田高専は、卒業認定方針(ディプロマ・ポリシー)に定める人材を育成するため、中学卒業レベルの基礎学力と学習習慣を身につけている人、基礎学力を活かして考え正しい判断と適切な表現ができる人、自分の考えに基づき他者と対話・協力できる人、社会のルールを守り目標に向かって継続して努力できる人、本校の専門分野(機械系、電気・電子・情報系、物質・生物系、土木・建築系)に関する知識を深め新しいことに挑戦する意欲のある人を受け入れるとしています。
入学者選抜方針
入学者選抜方針は次のとおりです。推薦選抜は、在籍学校長から推薦された志願者について調査書に重点を置くとともに面接を行い、総合的に評価します。学力選抜は、国語・数学・理科・英語の学力試験に重点を置くとともに調査書により総合的に評価します。帰国生徒特別選抜は、数学・理科・英語の学力試験に重点を置くとともに調査書と自己推薦書により総合的に評価します。後期特別選抜は、調査書に重点を置くとともに面接を行い、総合的に評価します。
志願者が定員に対して比較的少なめ(穴場になりうる)
※ 公表された志願倍率に基づく当サイトの目安で、偏差値ではありません。人気・競争率を示すもので、倍率は年度・学科・推薦/学力で変わります。
算出: 志願者数の合計 ÷ 入学定員。推薦・学力など全ての選抜方式の志願者を合算した延べ人数で、両方に出願した志願者は重複して数えられます(学校が重複を除いた実数を公表していないため)。(入学定員160名)
倍率の推移
入試方式
2026年度
対象: 在籍学校長の推薦を受けた者。第3学年9教科の5段階評定がすべて3以上、9教科の評定合計が30以上、かつ数学・理科の評定がいずれも4以上の者。
選抜: 調査書および本校が実施する面接(個人面接)の結果を総合して判定。
募集人員90名程度。
対象: 本校で教育を受ける意志を有し、中学校卒業(見込み)等の資格を満たす者。
選抜: 学力検査および調査書の結果を総合して判定。学力検査は理科・英語・数学・国語の4教科(各100点)、マークシート方式。
募集人員50名程度(帰国生徒特別選抜の若干名を含む)。東北地区4高専(秋田・八戸・一関・仙台)の複数校志望受験制度あり。
対象: 外国において教育を受けた者等で出願資格を満たす者。
選抜: 学力検査、調査書、自己推薦書の結果を総合して判定。学力検査は理科・英語・数学の3教科(各100点)。
募集人員は若干名で、学力検査による選抜の募集人員に含む。
対象: 秋田県外に居住する者。
選抜: 調査書および本校が実施する面接(個人面接)の結果を総合して判定。
募集人員10名程度。
対象: 秋田県内に居住する者。
選抜: 調査書および本校が実施する面接(個人面接)の結果を総合して判定。
募集人員10名程度。
出典: 学校公式サイト ↗
配点(2026年度)
傾斜なし / 学力検査400点教科ごとの配点を見る閉じる
2027年度の募集要項は2026-08-10時点で公開されていません。下の配点は2026年度のものです。配点は年度によって変わることがあります。
学校の案内: 「募集要項は9月中旬に、秋田高専公式HPで公表予定です。」
社会は課さない(東北地区高専複数校志望受験制度に出願する場合のみ社会も受験する)。調査書は「学力検査及び調査書の結果を総合して判定」とされ、点数への換算方法は公表されていない。
配点は傾斜を適用したあとの点数です。2026-08-10 時点の募集要項によります。
出典: 学校公式サイト ↗
学費・奨学金
国立高専のため授業料は全国立高専共通の年額234,600円で、入学料を含めた5年間の学費は約126万円です。
- 年平均
- 251,520円
- 入学金
- 84,600円
- 授業料/年
- 234,600円
- 5年総額(概算)
- 1,257,600円
高等学校等就学支援金は令和8年度(2026年度)から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず本科1〜3年が対象になりました。国公立高専の支給上限は年額234,600円(月額19,550円)で授業料と同額のため、申請すれば授業料の負担はなくなります。 支給は原則として通算36か月まで。入学料・教科書代・寮費などは対象外で、本科4〜5年・専攻科は高等教育の修学支援新制度(所得要件あり)に切り替わります。
出典: 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」/国立高等専門学校機構「経済的支援」。受給には申請が必要です。
奨学金・学費支援
- 給付高等学校等就学支援金対象: 本科1〜3年生(所得制限なし・要申請)
本科1〜3年が対象の国の制度(返還不要)。令和8年度から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず年額234,600円(月額19,550円)=授業料の全額が支給され、授業料は実質無償になる。支給は原則通算36月。
- 減免高等教育の修学支援新制度(授業料・入学料減免)対象: 本科4〜5年生・専攻科生
世帯収入・資産の要件を満たす学生を対象に授業料・入学料を減免。給付型奨学金と併せて受けられる。2025年度から多子世帯(子ども3人以上)は所得制限なく国の定める一定額まで無償。
- 給付高等教育の修学支援新制度(給付型奨学金)対象: 本科4〜5年生・専攻科生
授業料等減免と併せて支給される返済不要の給付型奨学金。
- 貸与日本学生支援機構(JASSO)貸与奨学金対象: 本科生・専攻科生
第一種(無利子)と第二種(有利子)の貸与奨学金。
出典: 学校公式サイト ↗
寮生活
遠方からの進学を支える学生寮「青雲寮」を男子棟・女子棟に分けて備えています。JR奥羽本線「土崎駅」から徒歩約25分のキャンパス内にあり、規則正しい共同生活を通じて自立心を養える環境です。寮費は2人部屋で月額63,640円(30日換算)で、この額に食費と光熱水料が含まれます。ほかに入寮費4,000円が必要です。
- 寮
- あり
- 月額(食費込み)
- 約49,057円〜64,057円
- 定員
- 252名
- 女子入寮
- 女子寮・女子棟あり
- 寄宿料(部屋代)
- 700円
- 運営費・光熱水費等
- 17,940円
- 食費
- 30,000円
- 寮生会費等
- 417円
寮名:青雲寮(男子棟・女子棟)
※ 食費は日額1,500円のみ公表。給食が月20日なら下端、30日なら上端です。
出典:寮生保護者の方々へ / 1.経費について(出典に年度の記載なし) 2026-08-07 確認
2人部屋・30日換算の額。食費・光熱水料を含む。
学科・カリキュラム
入学時は創造システム工学科としての一括募集で、1年次は学科共通の基礎科目とものづくり・情報教育を学びます。2年次進級時に機械系・電気・電子・情報系・物質・生物系・土木・建築系の4系へ配属され(系別の定員は公表されていません)、4年次にはさらに各系2コースから1つを選んで専門を深めます。卒業には一般科目80単位以上・専門科目87単位以上、合計167単位以上が必要です。
秋田高専は、本科を「創造システム工学科」の1学科として一括で募集し、1年次に学科共通の基礎科目とものづくり・情報教育などを学びます。2年次進級時に、機械系・電気・電子・情報系・物質・生物系・土木・建築系の4系から自分に適した系を選び、系ごとに専門科目を積み上げていきます。4年次にはさらに各系2コース(機械システム/知能機械、電気エネルギーシステム/情報・通信ネットワーク、マテリアル・プロセス工学/バイオ・アグリ工学、国土防災システム/空間デザイン)から1コースを選択し、専門を深めます。
カリキュラム・ポリシーでは、ディプロマ・ポリシーに示した資質・能力を育成するため、人文科学系科目、自然科学系・専門基礎科目、体育・専門・実験実習科目、国語・英語科目、演習科目および基礎研究・卒業研究を体系的に配置するとしています。4・5年次には研究室に配属され、工学実験、インターンシップ(校外実習)、基礎研究、卒業研究を通じて総合的な課題解決能力を養います。成績評価はシラバスに明示した基準により行い、1〜3年次は50点以上、4〜5年次は60点以上を合格とします。
卒業後にさらに専門を深める道として、専攻科「グローバル地域創生工学専攻」(入学定員16名・修業年限2年)が接続しています。機械工学・電気情報工学・物質工学・建設工学の4コースで高度な研究に取り組み、修了して大学改革支援・学位授与機構の審査に合格すると、大学卒業と同じ学士(工学)の学位を取得でき、大学院の受験も可能になります。
学校全体の入学定員 160名(1学科大括り募集。2年次進級時に4系のいずれかに配属(系別定員は非公表)) 出典
創造システム工学科(機械系)
社会基盤を支える機械工学を学ぶ系。四力学を基礎に2年次から専門科目を積み上げ、4年次に機械システムコースと知能機械コースへ分かれる。エネルギー変換や新素材加工、産業ロボット・医療福祉機器など高度な技術要請に対応できる実践力を養う。
創造システム工学科(電気・電子・情報系)
電気エネルギーと情報・通信の基盤となる知識と技術を学ぶ系。4年次に電気エネルギーシステムコースと情報・通信ネットワークコースへ分かれ、電気回路・電子工学からプログラミング・ネットワークまでを体系的に修得し、融合複合領域に強い技術者を育てる。
創造システム工学科(物質・生物系)
物質や生物に関わる基礎から専門知識までを学ぶ系。4年次にマテリアル・プロセス工学コースとバイオ・アグリ工学コースへ分かれ、機能性材料の合成・評価やバイオテクノロジーなど、最先端の融合分野に対応できる柔軟な思考力と実践力を養う。
創造システム工学科(土木・建築系)
道路・鉄道などのインフラや建物をつくる建設技術を、倫理観とともに学ぶ系。4年次に国土防災システムコースと空間デザインコースへ分かれ、土木と建築の両分野を横断しながら、防災・環境保全や都市空間の計画・設計に取り組む力を養う。
出典: 学校公式サイト ↗
専攻科
本科(5年)修了後にさらに2年間学び、大学と同等の「学士」取得を目指せる課程です。
- グローバル地域創生工学専攻(定員16)
本科5年の上に2年間の高度教育・研究を行う課程。本科4系に対応する機械工学・電気情報工学・物質工学・建設工学の4コースを置き、物理学・数学等の基盤科目やリベラルアーツ、地域課題解決型の特別研究に取り組む。修了して大学改革支援・学位授与機構の審査に合格すると学士(工学)の学位を取得でき、大学院の受験も可能。入学定員16名。
出典: 学校公式サイト ↗
就職・進学実績
女子学生比率 23.2%(2025-05-01 現在)
学科別の進路(2024年度)
| 学科 | 卒業者 | 就職 | 進学 | 求人数 |
|---|---|---|---|---|
| 創造システム工学科(機械系) | 41 | 29 | 12 | — |
| 創造システム工学科(電気・電子・情報系) | 32 | 23 | 8 | — |
| 創造システム工学科(物質・生物系) | 34 | 16 | 17 | — |
| 創造システム工学科(土木・建築系) | 49 | 38 | 11 | — |
出典: 学校公式サイト ↗
主な大学編入先(2024〜2025年度)
3年間の大学編入 計52名
出典: 秋田高専 公式「進路実績」本科進学PDF (卒業年度で集計。単年公表が無いため2024年度分は公式累計PDF2版の差分。専攻科進学は除外)
実績・受賞
主な出身者
- 石井大智(プロ野球選手(阪神タイガース・環境都市工学出身))
出典が公表されている主な人物のみ掲載
出典: Wikipedia ↗
秋田工業高等専門学校のオープンキャンパス・説明会【2026年】
日程をすべて見る →9/26土曜学校説明会2026学校説明会
11/15日曜学校説明会2026学校説明会
※ 各学校の公式サイトに移動します。資料請求の手続き・個人情報の取り扱いは各学校の定めに従います。
公式サイトの最新ニュース
- サイエンスフェスティバルⅠで「カラフルスーパーボールづくり」を出展しました ↗2026/8/7
秋田工業高等専門学校は7月12日(日)、秋田拠点センターALVE 1階 きらめき広場を会場に開催されたサイエンスフェスティバルⅠにおいて、科学実験ブース「カラフルスーパーボールづくり」を出展しました。ブースでは、物質・生物系の学生がスタ...を出展したそうです。
- 秋田工業高等専門学校非常勤職員(技術補佐員)の募集について ↗2026/8/7
秋田工業高等専門学校は、非常勤職員(技術補佐員)の募集を行っています。詳細はこちらで確認できます。
- 個人情報を含む外部記録媒体の紛失について ↗2026/8/5
秋田工業高等専門学校では、教職員による個人情報を含む外部記録媒体の紛失事案が発生しました。詳細は別途お知らせするとのことです。
出典: 秋田工業高等専門学校公式サイト等(自動収集・一部AI要約)
すべて見る(31件)→秋田工業高等専門学校のよくある質問
秋田工業高等専門学校の偏差値はどのくらいですか?
高専は高校と入試制度が異なり、一般的な偏差値は公表されていません。秋田工業高等専門学校の入試は、公表された志願倍率(約1.0倍)から見ると「倍率ひかえめ」が目安です。これは偏差値ではなく人気・競争率の目安で、年度・学科・選抜方式(推薦/学力)で変わります。
秋田工業高等専門学校の学費はいくらですか?
秋田工業高等専門学校の学費は、本科5年間の総額でおよそ1,257,600円(年あたり251,520円)が目安です。授業料のほか入学料・諸経費・寮費等が別途かかる場合があります。
秋田工業高等専門学校に寮はありますか?
秋田工業高等専門学校には学生寮があります。寮費は月額約49,057円〜64,057円(食費を含む)が目安です。遠方から通う学生の生活基盤として利用されています。
秋田工業高等専門学校の入試倍率はどのくらいですか?
秋田工業高等専門学校の代表的な志願倍率はおよそ1.0倍です。倍率は年度・学科・選抜方式(推薦/学力)によって変動します。
秋田工業高等専門学校の女子の割合はどのくらいですか?
秋田工業高等専門学校の女子比率はおよそ23%です(当サイト集計)。近年は多くの高専で女子学生の受け入れ・支援が広がっています。
秋田工業高等専門学校にはどんな学科がありますか?
秋田工業高等専門学校には複合系などの学科があります。高専は中学卒業後の5年間で、実験・実習を重視した専門教育を受けられるのが特徴です。
秋田工業高等専門学校の卒業後の進路は?
秋田工業高等専門学校をはじめ高専の卒業生は、就職と進学(大学への編入学・専攻科への進学)の両方に進みます。専門性を活かした就職に強く、求人倍率が高いことで知られます。詳しい進路実績はページ上部のデータをご覧ください。
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データ更新日: 2026-06-21
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