複合鶴岡工業高等専門学校
国立・東北・山形県
学校概要
鶴岡高専は山形県鶴岡市にある国立高専で、創造工学科の一括募集(入学定員160名)。本科の在籍者は790名で、女子学生比率は21.8%(令和7年5月1日現在)。JR鶴岡駅からバス約20分の立地にある学生寮「鶴鳴寮」の寮生は379名(うち女子85名・2026年4月1日現在)で、本科生の約半数が寮生活を送っているのが大きな特徴です。校訓は「理魂工才」「自学自習」。
- 設置区分
- 国立
- 所在地
- 東北・山形県
- アクセス
- JR鶴岡駅から庄内交通バス「湯田川温泉方面」行きで約20分「国立高専前」下車すぐ / JR鶴岡駅から車で約15分 / 庄内空港から車で約30分
- 学科系統
- 複合
- 公式サイト
- 公式サイトを見る
- 公式SNS
- X(Twitter)↗
教育理念・育てたい人物像
鶴岡高専は、多様な価値観と広い視野を持ち、人間性と創造性に富み、基礎工学と専門知識・技術を有機的に統合してものづくりやシステムづくりに取り組める実践的技術者の養成を人材像に掲げています。
創造工学科のディプロマ・ポリシーでは、この人材像をもとに、知識を統合して多面的に問題を解決する構想力(A)、専門分野の基礎としての数学など自然科学の知識を活用する能力(B)、論理的表現力と外国語によるコミュニケーション能力(C)、専門分野の知識と情報技術を身につけものづくりに幅広く対応する実践力(D)、幅広い教養と技術者・研究者としての倫理に基づき行動する姿勢(E)を身につけ、所定の単位を修得した学生に卒業を認定するとしています。
各コースでは、これに加えてコースごとの専門性に応じた能力を定めています。機械コースは機械・メカトロニクス・材料工学などの体系的な知識と技術、電気・電子コースはエレクトロニクス・情報通信・電気エネルギーなどの基盤技術、情報コースは情報工学・システム制御やハードウェア・ソフトウェア・情報通信・制御工学の技術、化学・生物コースは化学・生物学と物質材料・生物工学の基盤技術を軸に、それぞれ社会的な役割を理解して技術的課題を解決する構想力と実践的能力を養います。デジタルデザインコースは、デジタル・リベラルアーツを主軸に工学(機械・電気電子・情報)や化学・生物学のいずれかの知識・技術を身につけ、データサイエンスやAIを用いて技術的課題を解決するデザイン能力と実践的能力を育てることを掲げています。
施設・環境
地域社会・産業界との連携窓口として、共同研究や受託研究などを行う。
図書館機能を担う情報メディアの拠点。
学生の健康管理を担当する施設。
出典: 学校公式サイト ↗
入試情報
選抜は推薦選抜と学力選抜の2方式で、推薦は調査書と面接、学力選抜は理科・英語・数学・国語の学力検査と調査書で評価します。代表倍率は1.0倍と落ち着いた水準で推移しています(2021年度1.01倍〜2023年度1.14倍)。進路は令和7年度で就職70.6%・進学29.4%と就職が中心。進学先は自校の専攻科18名、長岡技術科学大学17名が二本柱です(2023〜2025年度)。
鶴岡高専(創造工学科)は、求める人材像として、技術や科学に関心があり社会に貢献する技術者・研究者への夢を抱いている人、学習意欲が高く数学・理科・国語・社会・英語の基礎力を備えた人、粘り強さと責任感を持って積極的に挑戦し自ら進んで学べる人、ものづくりの専門知識を身につけ将来課題解決のために活躍するリーダーを志す人を挙げています。あわせて、メカトロニクスやロボット、コンピュータ・プログラミング、電子工作、機械設計、生命現象と環境、化学・材料、クリーンエネルギー、デジタル技術による課題解決など、各コースの学びにつながる具体的な関心を持つ人が望ましいとしています。
入学者選抜については、この受入方針に基づき次の方法で実施します。推薦による選抜は、在籍学校の学業成績が優秀で積極的・学習意欲の高い者を、調査書の評価に加え面接試験を課して選抜します。学力検査による選抜は、理科・英語・数学・国語の学力および出身学校の学業成績が優れ積極的・学習意欲の高い者を、学力検査に加え調査書も評価して選抜します。
志願者が定員に対して比較的少なめ(穴場になりうる)
※ 公表された志願倍率に基づく当サイトの目安で、偏差値ではありません。人気・競争率を示すもので、倍率は年度・学科・推薦/学力で変わります。
算出: 志願者数の合計 ÷ 入学定員。推薦・学力など全ての選抜方式の志願者を合算した延べ人数で、両方に出願した志願者は重複して数えられます(学校が重複を除いた実数を公表していないため)。(入学定員160名)
倍率の推移
入試方式
2026年度
対象: 在籍中学校長の推薦を受けた者。募集人員は入学定員160名の50%程度(うち10名は入学時からデジタルデザインコースへ配属)。
選抜: 面接(個人面接)及び調査書を総合判定。
WEB出願登録 令和7年12月8日〜令和8年1月6日、選抜日 令和8年1月17日(土)、合格発表 令和8年1月22日(木)。
対象: 創造工学科(入学定員160名)。学力検査による選抜ではデジタルデザインコースへの配属は行わない。
選抜: 理科・英語・数学・国語の4教科(マークシート方式)の学力検査及び調査書を総合判定。配点比率は学力検査:調査書=7:3。
選抜日 令和8年2月8日(日)。会場は鶴岡検査会場(本校)/山形検査会場(山形大学理学部)。合格発表 令和8年2月17日(火)。
対象: 帰国生徒
本科の推薦・学力とは別に「帰国生徒特別選抜」の学生募集要項が公表され実施される(選抜方法の詳細は同要項を参照)。
配点(2026年度)
教科ごとの配点を見る閉じる
2027年度の募集要項は2026-08-10時点で公開されていません。下の配点は2026年度のものです。配点は年度によって変わることがあります。
学校の案内: 「※次年度の選抜日程は、確定し次第掲載予定」
学力検査は理科・英語・数学・国語の4教科(社会は課さない)。教科ごとの配点は示されておらず、「学力検査:調査書」の配点比率が7:3であることだけが公表されている。
配点は傾斜を適用したあとの点数です。2026-08-10 時点の募集要項によります。
出典: 学校公式サイト ↗
学費・奨学金
国立高専のため授業料は全国一律で年額234,600円。入学料84,600円を含めても5年間の学費は約126万円に収まり、専門系の私立高校などと比べて負担を抑えやすいのが特徴です。4・5年生・専攻科生には高等教育の修学支援新制度(給付奨学金+授業料減免)もあり、経済的な支援制度が幅広く整っています。
- 年平均
- 251,520円
- 入学金
- 84,600円
- 授業料/年
- 234,600円
- 5年総額(概算)
- 1,257,600円
高等学校等就学支援金は令和8年度(2026年度)から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず本科1〜3年が対象になりました。国公立高専の支給上限は年額234,600円(月額19,550円)で授業料と同額のため、申請すれば授業料の負担はなくなります。 支給は原則として通算36か月まで。入学料・教科書代・寮費などは対象外で、本科4〜5年・専攻科は高等教育の修学支援新制度(所得要件あり)に切り替わります。
出典: 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」/国立高等専門学校機構「経済的支援」。受給には申請が必要です。
学生会:入会金1,000+年7,000。後援会:入会金10,000+年28,000(災害共済保護者負担分含む)。教材教科書年8,000〜48,000(学年差)。4年工場見学旅行約7〜9万。入学時一時金=入会金計11,000。出典:公式『入学料・授業料・諸納付金』
奨学金・学費支援
- 給付学業支援金(本校独自)対象: 本科4・5学年および専攻科
各期の授業料の半額を給付。各期4名募集。
- 貸与日本学生支援機構 第一種奨学金対象: 本科1〜5学年・専攻科
無利息の貸与奨学金。貸与月額は自宅通学・自宅外通学の別や学年により異なる。
- 貸与日本学生支援機構 第二種奨学金対象: 本科4・5学年・専攻科
有利子(在学中は無利息、年利3%上限)の貸与奨学金。貸与月額は選択制。
- 給付民間団体等の奨学金対象: 本科生ほか
複数の民間団体による給付型奨学金。例:山形オリエンタルモーター奨学財団、真知社育英会など。
- 減免高等教育の修学支援新制度対象: 本科4・5年生および専攻科生
給付奨学金と授業料減免がセットの制度。家計基準・学力基準を満たし奨学生に採用されると、支援区分に応じて授業料が減額される。
- 給付高等学校等就学支援金対象: 本科1〜3年生(所得制限なし・要申請)
本科1〜3年が対象の国の制度(返還不要)。令和8年度から所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず年額234,600円(月額19,550円)=授業料の全額が支給され、授業料は実質無償になる。支給は原則通算36月。
- 減免授業料免除制度(災害・家計急変等)対象: 全学年
学資負担者の死亡や風水害等の災害、失職等による著しい家計急変があった場合などに授業料を免除。
寮生活
学生寮「鶴鳴寮」は、食堂・浴場・寮監室などが集まる管理棟と、その周囲の8つの寮棟(国際寮を含む)で構成されています。庄内地域はもちろん遠方からの進学にも対応できる受け入れ体制があります。寮費は月額6万円台が目安で、はじめての一人暮らしを支える生活環境が整っています(金額の内訳や最新の募集状況は公式資料でご確認ください)。
- 寮
- あり
- 月額(食費込み)
- 約49,980円〜65,770円
- 定員
- 379名
- 女子入寮
- 女子寮・女子棟あり
- 寄宿料(部屋代)
- 700円
- 運営費・光熱水費等
- 17,500円
- 食費
- 31,580円
- 寮生会費等
- 200円
寮名:鶴鳴寮(男子寮・女子寮、8棟)
※ 食費は日額1,579円のみ公表。給食が月20日なら下端、30日なら上端です。
出典:学生寮のご案内 / 学寮の費用(令和8年度) 2026-08-07 確認
学科・カリキュラム
入学時は学科・コースを分けず全員が創造工学科に所属し、1年次に工学の基礎を共通で学びます。2年進級時に機械/電気・電子/情報/化学・生物/デジタルデザインの5コースへ分かれ(配属は1年次の学業成績順に希望を聴取して決定)、4・5年次には応用分野を選んで専門を深めます。5年次の卒業研究は「1人に1テーマ」の少人数指導。デジタルデザインコースはデジタル・リベラルアーツを主軸にデータサイエンス・AIで課題解決に取り組む、近年の新設分野です。
鶴岡工業高等専門学校は、校訓「理魂工才」「自学自習」のもと、5年間の一貫教育を行っています。入学者は学科・コースを分けず、全員がまず「創造工学科」に所属し、1年次に工学の基礎を共通して学びます。2年進級時に、機械コース・電気・電子コース・情報コース・化学・生物コース・デジタルデザインコースの5コースへ分かれ(コース配属は1年次の学業成績順に希望を聴取して決定)、学年が上がるにつれて専門科目や実験・実習の比重が高まります。カリキュラムは「ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を育成するため、5年一貫の教育課程で一般科目・専門科目を適切に配置する」方針で編成され、低学年から専門科目を少しずつ配置する「くさび型教育」と、アクティブ・ラーニング型の授業を特徴としています。4・5年次には各コースに設けられた応用分野(デザイン工学・メカトロニクス・資源エネルギー・材料工学・エレクトロニクス・ITソフトウェア・環境バイオなど)から選択して専門を深め、最終学年では「1人に1テーマ」の少人数指導による卒業研究に取り組み、学んだ知識を実践的な課題解決へと結び付けます。本科卒業後は、さらに2年間学んで学士(工学)取得を目指す専攻科(生産システム工学専攻)へ進む道も開かれています。
学校全体の入学定員 160名(推薦は入学定員の50%程度。うち10名は入学時からデジタルデザインコースへ配属(コース別定員は非公表)) 出典
創造工学科(機械コース)
様々な産業分野で使われる機械の開発・設計や、信頼性の高い製品を効率よく作る製造法を総合的に学びます。材料の性質や加工法、水・熱・空気の基礎理論に加え、情報処理やCAD、マイコン制御・メカトロニクスも習得し、教養豊かな機械技術者を育成します。
創造工学科(電気・電子コース)
「エレクトロニクス」「情報・通信」「電気エネルギー」の3分野を柱に、アナログとディジタル両面から基礎から応用まで学習します。プログラミングや情報処理の演習を重ね、発展する産業界で活躍できる創造性豊かな総合電気電子技術者の養成を目指します。
創造工学科(情報コース)
ソフトウェア工学や情報ネットワーク、コンピュータ工学などソフトウェア系を中心に、ハードウェアやシステム制御も学びます。4年次はITソフトウェア分野とメカトロニクス分野から選択し、実験・実習・ゼミを通じて創造的・実践的な技術者を育てます。
創造工学科(化学・生物コース)
物質・材料に関する化学やバイオテクノロジーの基礎を、豊富な実験・実習を通じて低学年から学びます。4年次以降は材料工学・資源エネルギー・環境バイオの3分野から選択し、「1人に1テーマ」の少人数教育で技術者・研究者に必要な力を養います。
創造工学科(デジタルデザインコース)
令和7年度新設。デジタルデザイン技術を軸に機械・電気電子・情報・化学生物の4つの系を横断的に学びます。特徴は「デジタルデザイン実践工学」で、低学年から学生自らテーマを決めて探究し、各自にメンター教職員が付いて包括的に支援します。
専攻科
本科(5年)修了後にさらに2年間学び、大学と同等の「学士」取得を目指せる課程です。
- 生産システム工学専攻
1専攻3コース制(機械・制御コース/電気電子・情報コース/応用化学コース)。平成15年設置。専攻科で所定の単位を修得し大学改革支援・学位授与機構の審査に合格すると、大学工学部卒と同等の学士(工学)の学位を取得でき、大学院受験資格も得られる。
出典: 学校公式サイト ↗
就職・進学実績
女子学生比率 21.8%(2025-05-01 現在)
学科別の進路(2023年度)
| 学科 | 卒業者 | 就職 | 進学 | 求人数 |
|---|---|---|---|---|
| 創造工学科(機械コース) | 37 | 28 | — | 356 |
| 創造工学科(電気・電子コース) | 46 | 31 | — | 350 |
| 創造工学科(情報コース) | 42 | 26 | — | 302 |
| 創造工学科(化学・生物コース) | 31 | 17 | — | 217 |
出典: 学校公式サイト ↗
主な大学編入先(2023〜2025年度)
3年間の大学編入 計53名
実績・受賞
主な出身者
- 三浦賢治(IT企業経営者(システナ 代表取締役社長))
- 伊藤卓朗(生命科学者)
出典が公表されている主な人物のみ掲載
出典: Wikipedia ↗
鶴岡工業高等専門学校のオープンキャンパス・説明会
日程をすべて見る →未定学校説明会学校説明会
※ 各学校の公式サイトに移動します。資料請求の手続き・個人情報の取り扱いは各学校の定めに従います。
公式サイトの最新ニュース
- 【お知らせ】夏季一斉休業の実施について(令和8年8月10日(月)~8月17日(月)) ↗2026/8/6
鶴岡工業高等専門学校では、令和8年8月10日(月)から8月17日(月)までの期間を夏季一斉休業とします。同校は、この期間中、教育活動をお休みいたしますので、何卒ご理解ください。
- 第62回 産業技術フォーラムを8月24日(月)に開催します! ↗2026/8/5
鶴岡工業高等専門学校では、地域企業などに研究・開発に関する有用な情報を提供することを目的に毎年「産業技術フォーラム」を開催しています。同校は、第62回 産業技術フォーラムを8月24日(月)に開催する予定です。
- 【意見招請/物品】高速液体クロマトグラフィー(HPLC) 一式 ↗2026/8/3
鶴岡工業高等専門学校は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)一式の物品を公示しました。意見の提出期限は令和8年8月27日です。
出典: 鶴岡工業高等専門学校公式サイト等(自動収集・一部AI要約)
すべて見る(18件)→鶴岡工業高等専門学校のよくある質問
鶴岡工業高等専門学校の偏差値はどのくらいですか?
高専は高校と入試制度が異なり、一般的な偏差値は公表されていません。鶴岡工業高等専門学校の入試は、公表された志願倍率(約1.0倍)から見ると「倍率ひかえめ」が目安です。これは偏差値ではなく人気・競争率の目安で、年度・学科・選抜方式(推薦/学力)で変わります。
鶴岡工業高等専門学校の学費はいくらですか?
鶴岡工業高等専門学校の学費は、本科5年間の総額でおよそ1,257,600円(年あたり251,520円)が目安です。授業料のほか入学料・諸経費・寮費等が別途かかる場合があります。
鶴岡工業高等専門学校に寮はありますか?
鶴岡工業高等専門学校には学生寮があります。寮費は月額約49,980円〜65,770円(食費を含む)が目安です。遠方から通う学生の生活基盤として利用されています。
鶴岡工業高等専門学校の入試倍率はどのくらいですか?
鶴岡工業高等専門学校の代表的な志願倍率はおよそ1.0倍です。倍率は年度・学科・選抜方式(推薦/学力)によって変動します。
鶴岡工業高等専門学校の女子の割合はどのくらいですか?
鶴岡工業高等専門学校の女子比率はおよそ22%です(当サイト集計)。近年は多くの高専で女子学生の受け入れ・支援が広がっています。
鶴岡工業高等専門学校にはどんな学科がありますか?
鶴岡工業高等専門学校には複合系などの学科があります。高専は中学卒業後の5年間で、実験・実習を重視した専門教育を受けられるのが特徴です。
鶴岡工業高等専門学校の卒業後の進路は?
鶴岡工業高等専門学校をはじめ高専の卒業生は、就職と進学(大学への編入学・専攻科への進学)の両方に進みます。専門性を活かした就職に強く、求人倍率が高いことで知られます。詳しい進路実績はページ上部のデータをご覧ください。
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データ更新日: 2026-06-21
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