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高専と普通高校、大学に入りやすいのはどっち?進学ルートの違いを徹底比較

「高専から大学に行くのと、普通高校から大学受験するのでは、どちらが大学に入りやすいのか?」という疑問に答えます。入試の仕組み・難易度・かかる年数の違いを徹底比較します。

「高専から東大に行けるって聞いたけど、本当?」 「普通高校から大学受験するのと、高専から編入するのでは、どちらが楽?」

これは、高専進学を検討する中学生とその保護者から最もよく聞かれる質問の一つです。

結論から言うと、「難関大学への入りやすさ」という点では、高専ルートが有利な場合が多いです。ただし、「楽かどうか」は一概には言えません。本記事でその理由を詳しく解説します。


2つのルートの比較

比較項目 普通高校ルート 高専ルート
受験する試験 共通テスト+各大学の二次試験 各大学の編入試験(独自問題)
試験科目数 5〜8科目(国・数・英・理・社など) 2〜3科目(数学・専門・英語)
競争相手 全国の高校生(数十万人規模) 全国の高専生(数千人規模)
複数受験 日程が重なり受験校数が限られる 日程が分散し複数校受験可能
入学する学年 1年生から 3年生から(2年短縮)

高専ルートが「有利」な理由

1. 試験科目が圧倒的に少ない

普通高校から国立大学を目指す場合、共通テストで国語・数学・英語・理科2科目・社会2科目の計7〜8科目を受験する必要があります。 一方、高専からの編入試験は、多くの大学で「数学・専門科目・英語(TOEIC)」の2〜3科目のみです。苦手な国語や社会の勉強に時間を割く必要がなく、得意な理系科目に集中して対策できます。

2. 競争相手が少ない

共通テストは毎年50万人以上が受験する大規模な競争ですが、高専編入試験の受験者は全国でも数千人規模です。同じ大学の同じ学科でも、一般入試の定員が100人以上あるのに対し、編入の定員は5〜10人程度と少ないですが、受験者数も格段に少ないため、実質的な競争率は一般入試と大きく変わらないか、場合によっては低くなることもあります。

3. 複数の大学を「かけもち受験」できる

一般入試では、国立大学の二次試験は前期・後期の2回しかチャンスがありません。 しかし、高専の編入試験は各大学が独自の日程で実施するため、日程が重ならなければ何校でも受験できます。第一志望が不合格でも、第二・第三志望の大学に合格できる可能性が高く、「全落ち」のリスクが低いです。


普通高校ルートが「有利」な場合

高専ルートにも弱点はあります。以下のような目標がある場合は、普通高校ルートの方が向いています。


まとめ

「工学系の大学・学部に進学したい」という目標が明確な場合、高専ルートは普通高校ルートと比べて以下の点で有利です。

  1. 試験科目が少なく、得意な理系科目に集中できる
  2. 競争相手が少なく、複数校を受験できる
  3. 旧帝大への進学も十分に狙える

ただし、「楽かどうか」という点では、高専の専門科目の試験は非常に高度であり、しっかりとした準備が必要です。「試験の種類が違う」だけで、努力量は変わらないと考えておきましょう。


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