【注意】高専に学校別の偏差値は公的に存在しません ネット上にある「高専の偏差値ランキング」は、特定の模試データや普通高校の基準を無理に当てはめた推測値であり、実際の難易度とは異なります。当サイトでは偏差値の数値を一切掲載せず、公式の「倍率」と「入試方式」で難易度を示しています。 詳しくは 高専の偏差値ランキングの真実 をご覧ください。 ※本記事のデータは2026年7月時点の当サイト調べ(kosen.json照合済)です。最新情報は必ず各校の公式募集要項でご確認ください。
「詫間高専ってどんな学校?」 「ロボコンやプロコンが強いって本当?」 「寮生活や卒業後の進路が知りたい」
詫間電波工業高等専門学校(現在は香川高等専門学校 詫間キャンパス)は、香川県三豊市にある国立高専です。2009年に高松工業高等専門学校と統合して「香川高等専門学校」となりましたが、現在でも「詫間高専」の愛称で親しまれています。情報・通信・電子分野に特化した教育と、全国屈指のロボコン・プロコン強豪校として知られています。
本記事では、詫間キャンパスの学科の特徴、入試倍率、寮生活、活発な課外活動、そして卒業後の進路まで、受験生や保護者が知りたい情報を徹底的に解説します。
詫間高専(香川高専 詫間キャンパス)の基本情報
詫間キャンパスは、情報通信技術(ICT)やエレクトロニクス分野のスペシャリスト育成に特化しています [1]。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 学校名 | 香川高等専門学校 詫間キャンパス(国立) |
| 所在地 | 香川県三豊市詫間町香田551 |
| アクセス | JR予讃線「詫間駅」からバス「電波高専前」下車 |
| 設置学科 | 通信ネットワーク工学科、電子システム工学科、情報工学科 |
| 定員 | 各学科40名(1学年計120名) |
| 生活環境 | 学生寮(七宝寮・国際紫雲寮)あり |
| 女子比率 | 17.3%(令和7年度・詫間キャンパス)[2] |
設置学科とカリキュラムの特徴
詫間キャンパスには、旧電波高専の伝統を受け継ぐ、情報・通信・電子に特化した3つの学科が設置されています。
3つの設置学科
- 通信ネットワーク工学科:インターネットやモバイル通信など、現代社会のインフラを支える通信技術を学びます。
- 電子システム工学科:スマートフォンや家電、自動車などに組み込まれる電子回路やハードウェアの設計技術を学びます。
- 情報工学科:ソフトウェア開発、AI、セキュリティなど、高度なプログラミングと情報処理技術を学びます。
代表的な教育の特徴と授業の様子
中学校卒業後に入学してからの5年間で、機械や電気、情報、工学などの基礎知識や応用力を身につけ、複合的な科学技術の進化に対応できる力を育てます。
- 実践的な実験・演習:例えば「特別実験・演習Ⅱ」では、工学設計に関する実験演習をグループで行い、計画立案から回路構築、発表までを一貫して実施します。また、特別研究では2年間同一テーマで指導教員のもと研究を進め、学会発表や論文作成を行います。
- 地域課題解決型学習(PBL):自治体や企業と連携して地域課題に取り組むPBL(プレ研究/研究基礎)を開講しており、その成果はメディアでも高く評価されています。
- 起業家教育の推進:香川銀行と連携したビジネス講座でのビジネスゲーム実施や、スタートアップ人材育成のための「起業家工房」の整備など、学生の起業活動を強力に支援しています。実際に、DCON(全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト)入賞を機に在学中に会社を設立した学生もいます。
各学科の詳しいカリキュラムは 香川高専の詳細ページ をご覧ください。
入試倍率と学費(2026年度最新データ)
香川高専の入試は、推薦選抜と学力選抜で行われます。
代表倍率の目安
香川高専(高松・詫間両キャンパス合算)の代表倍率は約1.1倍です(当サイト集計・最新年度/全学科・全方式合算)。近年は1.1〜1.3倍程度で推移しています。
※高専の倍率の正しい読み方については、高専の倍率まとめ を参考にしてください。
学費(国立一律)
国立高専であるため、学費は全国一律の基準です。
- 授業料:年額 234,600円
- 入学料:84,600円(初年度のみ)
※諸経費(教科書・制服・教材・後援会費等)は別途必要です。項目別内訳は公式募集要項PDFで必ず確認してください。
寮生活:「七宝寮」「国際紫雲寮」での共同生活
詫間キャンパスには、男子学生が生活する「七宝寮」と、留学生と日本人学生が生活する「国際紫雲寮」が完備されています。
寮費・生活費の目安
寮生活にかかる費用の目安は以下の通りです。
- 月額 約49,020円(寄宿料+食費・光熱費等、香川高専全体の目安)
※内訳の詳細は公式の最新資料をご確認ください。
卒業後の進路(就職・進学の内訳)
詫間キャンパスの卒業生は、情報・通信・電子分野の専門家として、就職・進学の両方の進路へ進んでいます。
卒業者の進路内訳
令和7年度の香川高専全体の卒業者の進路内訳は以下の通りです(当サイト調べ・卒業者ベース)。
- 就職:58.4%
- 進学:38.4%
※就職率は「卒業者ベース」の数値です。詳しくは 高専の就職率のホント をご覧ください。
主な就職先
本科卒業者の多くは、就職を希望する学生を中心に県内・県外の専門分野の企業へ進んでいます。IT企業、通信キャリア、家電メーカー、自動車メーカーなど、幅広い産業分野から高い求人需要があります。
主な進学先・編入先
進学についても、進学を希望する学生の多くが、国公立大学3年次編入学や専攻科進学へ進んでいます。
- 香川高専 専攻科:本科卒業後、さらに2年間学んで学士の取得を目指します。
- 国公立大学・私立大学への編入学:豊橋技術科学大学、長岡技術科学大学、岡山大学、香川大学、立命館大学などへ編入学しています(2023〜2025年度の当サイト集計)。
大学編入の仕組みについては 高専から大学編入する方法 を参考にしてください。
まとめ:詫間高専に向いているのはどんな人?
詫間高専(香川高専 詫間キャンパス)は、以下のような中学生におすすめです。
- プログラミング、通信、電子工作など、IT・エレクトロニクス分野に強い興味がある人
- 全国トップレベルの環境で、ロボコンやプロコンに挑戦したい人
- IT企業や通信キャリアへの就職、または情報系大学への編入学を目指す人
- 寮生活を通して、同じ志を持つ仲間と切磋琢磨したい人
旧電波高専の伝統を受け継ぐ高度な専門教育と、全国屈指のコンテスト実績を持つ詫間キャンパス。興味がある方は、ぜひオープンキャンパスに参加して、その技術力に触れてみてください。
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References
[1] 香川高等専門学校 公式サイト: https://www.kagawa-nct.ac.jp/ [2] 国立高等専門学校機構「各高専における在学生数及び女子学生比率(令和7年度)」: https://www.kosen-k.go.jp/wp/wp-content/uploads/2025/08/R7_gakusei_table.pdf
