【注意】高専に学校別の偏差値は公的に存在しません ネット上にある「高専の偏差値ランキング」は、特定の模試データや普通高校の基準を無理に当てはめた推測値であり、実際の難易度とは異なります。当サイトでは偏差値の数値を一切掲載せず、公式の「倍率」と「入試方式」で難易度を示しています。 詳しくは 高専の偏差値ランキングの真実 をご覧ください。 ※本記事のデータは2026年7月時点の当サイト調べ(kosen.json照合済)です。最新情報は必ず各校の公式募集要項でご確認ください。
「香川高専ってどんな学校?」 「高松キャンパスと詫間キャンパスの違いは?」 「寮生活や卒業後の進路が知りたい」
香川高等専門学校(通称:香川高専)は、香川県にある国立高専です。2009年に高松工業高等専門学校と詫間電波工業高等専門学校が統合して誕生しました。本記事では、主に機械・電気・建設分野の教育を担う「高松キャンパス」に焦点を当てて解説します。
高松キャンパスは、低学年からの早期実践教育と高学年までの基礎学理教育を有機的に体系化した「総合エンジニアリング教育」を特徴としています。
本記事では、高松キャンパスの学科の特徴、入試倍率、寮生活、課外活動、そして卒業後の進路まで、受験生や保護者が知りたい情報を徹底的に解説します。
香川高専(高松キャンパス)の基本情報
高松キャンパスは、最先端の産業基盤を支える国際的に活躍できる技術者の育成を目指しています [1]。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 学校名 | 香川高等専門学校 高松キャンパス(国立) |
| 所在地 | 香川県高松市勅使町355 |
| アクセス | JR予讃線「鬼無駅」から徒歩約28分 |
| 設置学科 | 機械工学科、電気情報工学科、機械電子工学科、建設環境工学科 |
| 定員 | 各学科40名(1学年計160名) |
| 生活環境 | 学生寮「清雲寮」あり |
| 女子比率 | 12.1%(令和7年度・高松キャンパス)[2] |
※通信ネットワーク工学科、電子システム工学科、情報工学科は「詫間キャンパス」に設置されています。
設置学科とカリキュラムの特徴
高松キャンパスには、ものづくりの基盤となる4つの学科が設置されています。
4つの設置学科
- 機械工学科:機械製品を開発・設計するために必要な力学、加工・工作、設計技術を学びます。
- 電気情報工学科:電気エネルギー、電子デバイス、情報通信システムに関する技術を総合的に学びます。
- 機械電子工学科:機械工学と電子工学を融合させたメカトロニクス技術(ロボット工学など)を学びます。
- 建設環境工学科:安全で快適な社会基盤(インフラ)の整備と、自然環境の保全に関する技術を学びます。
代表的な教育の特徴と授業の様子:「総合エンジニアリング教育」
高松キャンパスでは、低学年からの早期実践教育(実験・実習・ものづくり)と、高学年までの基礎学理教育(数学・物理・専門科目)を有機的に体系化した「総合エンジニアリング教育」を行っています。
- アクティブラーニングの導入:多くの授業でアクティブラーニングが導入されており、双方向型プロジェクタや無線LANを活用した学生主体の教育環境が整備されています。
- 地域課題解決型学習(PBL):自治体や企業と連携し地域課題に取り組むPBL(プレ研究/研究基礎)を開講しており、高い評価を得ています。
- AI・データサイエンス教育と起業支援:東京大学大学院松尾研究室と連携したAI人材育成を推進しています。また、「AI×特許」を武器に起業する学生を支援する知財教育も特徴で、AIを活用した送電線異常検知システムなどを手掛ける学生起業家も輩出しています。
各学科の詳しいカリキュラムは 香川高専の詳細ページ をご覧ください。
入試倍率と学費(2026年度最新データ)
香川高専の入試は、推薦選抜と学力選抜で行われます。
代表倍率の目安
香川高専の代表倍率は約1.1倍です(当サイト集計・最新年度/全学科・全方式合算)。近年は概ね1.1〜1.3倍程度で推移しています。
※高専の倍率の正しい読み方については、高専の倍率まとめ を参考にしてください。
学費(国立一律)
国立高専であるため、学費は全国一律の基準です。
- 授業料:年額 234,600円
- 入学料:84,600円(初年度のみ)
※諸経費(教科書・制服・教材・後援会費等)は別途必要です。項目別内訳は公式募集要項PDFで必ず確認してください。
寮生活:「清雲寮」での共同生活
高松キャンパスには「清雲寮(せいうんりょう)」という学生寮が完備されています。
寮の設備と生活
遠方からの学生を中心に、多くの学生が清雲寮で生活しています。親元を離れて同世代の仲間と共同生活を送ることで、協調性や自立心を養うことができます。
寮費・生活費の目安
寮生活にかかる費用の目安は以下の通りです。
- 月額 約49,020円(寄宿料+食費・光熱費等、香川高専全体の目安)
※内訳の詳細は公式の最新資料をご確認ください。
卒業後の進路:幅広い産業分野での活躍
高松キャンパスの卒業生は、機械・電気・建設分野のエンジニアとして、幅広い産業分野で活躍しています。
卒業者の進路内訳
令和7年度の卒業者の進路内訳は以下の通りです(高松キャンパス基準・卒業者ベース、当サイト調べ)。
- 就職:58.4%
- 進学:38.4%
※就職率は「卒業者ベース」の数値です。詳しくは 高専の就職率のホント をご覧ください。
主な就職先
電機・輸送機器・エネルギー・材料・化学分野から、食品・化粧品メーカーまで、多岐にわたる製造業を中心に就職しています。地元香川県内の企業のほか、関西・中国・四国地方をはじめ全国のメーカーやインフラ関連企業への就職実績があります。
主な進学先・編入先
より高度な専門性を身につけるため、進学を選択する学生も多くいます。
- 香川高専 専攻科:本科卒業後、さらに2年間学んで学士の取得を目指します。
- 主な編入先大学(2023〜2025年度実績):豊橋技術科学大学(14名)、長岡技術科学大学(8名)、岡山大学(4名)、香川大学(4名)、立命館大学(4名)など、技術科学大学や国公立大学工学部を中心に編入学しています。
大学編入の仕組みについては 高専から大学編入する方法 を参考にしてください。
まとめ:香川高専(高松キャンパス)に向いているのはどんな人?
香川高専(高松キャンパス)は、以下のような中学生におすすめです。
- 機械、電気、ロボット、建築・土木など、ものづくりの基盤技術に興味がある人
- 理論だけでなく、実験や実習を通して実践的な技術を身につけたい人
- メーカーやインフラ企業への就職、または国公立大学工学部への編入学を目指す人
- インターンシップや工場見学など、在学中から社会との接点を持ちたい人
総合エンジニアリング教育により、確かな技術力と実践力を身につけられる高松キャンパス。興味がある方は、ぜひオープンキャンパスに参加して、充実した設備やキャンパスの雰囲気を体感してみてください。
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References
[1] 香川高等専門学校 公式サイト: https://www.kagawa-nct.ac.jp/ [2] 国立高等専門学校機構「各高専における在学生数及び女子学生比率(令和7年度)」: https://www.kosen-k.go.jp/wp/wp-content/uploads/2025/08/R7_gakusei_table.pdf
